キャッシュレスの時代。
子どもに渡すお金はどんなことに気をつければいいですか?
子どもに渡すお金はどんなことに気をつければいいですか?
★ お年玉こそ、子どもに お金のことを考えさせるためのチャンスです
STORYママたちにのアンケートでは、子どもに渡すお金は「お小遣い制」「その都度制」では「その都度制」が半数以上でしたが、本当は少し早めのタイミン グで「お小遣い制」にしたほうがいいですね。
例えば、小3~小4ぐらいの、子ども同士で出かけるようになる年齢がいいかもしれません。そうすると、少ないお小遣いで交際費を考えるようになります。そして、中・高・大と大きくなるにつれて、お金がないから少し貯めてみようとか、自分の持っている範囲内で予算管理をするようになりますから。
「その都度制」は悪いわけではなく、練習が必要です。例えば、お祭りで「今日は500円渡すから、何を買うか考えて使って」と促すことが大事です。「その都度制」の子は少額だったら問題なくても、週や月単位の、大きな金額に悩む子が多い。でも、本当は大きな金額を任せることが大切で、その意味では「お年玉」は絶好のチャンス!
まず、お年玉を3つに分けて。1子どもが好きなものを購入。2親が教育資金にすると話して貯金。3子ども自身が管理する銀行口座を一緒に作って数千円入金。特に3はお勧め。 銀行の仕組みや子ども自身が通帳管理することで、お金が〝視える化〟され、やりくりする自覚が芽生えます。
また、電子マネーが進んでいるとはいえ、まだできるだけ現金とキャッシュレスの併用を勧めます。あえて現金で支払い、チャージする不自由さも大事。そのほうが「お金の重み」は伝わります。