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子どもの頃から投資を学ぶべき【子供の金融リテラシーを上げる|金融コンサルタント 川口幸子さん】

お金にコントロールされないためにも
子どもの頃から投資を学ぶべきです

◯ 教えてくれたのは… 金融コンサルタント 川口幸子さん 金融コンサルタント。3歳~9歳まで海外と日本で育ち、欧米式お金教育を受け、自ら8歳で長期積み立て分散投資スタート、11歳で預金300万円を貯めた。『3歳から始める欧米式お金の英才教育』(文友舎)も好評。現在、40代夫婦のお金相談が急増中だとか。

 

私自身、3歳~9歳まで海外と日本で育ち、家族みんなでお金のことを考えるのは当たり前でした。家のクルマを買うときも「ジープとスポーツカー、どっちがいい? わが家は川遊びに行くからジープかな?」など、小さいながらも混ぜて考えさせてくれた。だからクルマも、子どもながらに傷つけないように大切にしました。

帰国した日本でびっくりしたのが、「お金の話はタブー」「下品」と言われていたこと。日本の「お金との向き合い方」の違いに驚きました。今のゼロ金利時代は、子どもの頃から投資をし「お金に働いてもらう」経験が必要だと感じます。大人になってから失敗しないように「お金をコントロールする人生」を目指してほしいですね。

子どもには、〝お金に振り回されないような人生が大切だ〟と教えることが大事です。お金教育を受けた子は、自分の欲求をコントロールでき、お金を貯め る目標や意味、価値や使い方が自然と理解できます。「貯金」と「投資」の違い、投資の良さを子どもに教えるには「雪だるま方式」で話をするとわかりやすい。雪だるまにぺたぺた雪をくっつけて増やすのが貯金。一方、雪の玉を転がし、雪だるまを作るのは投資。どっちがいい? と。子どもも転がす雪だるまのほうが大きくなるのを知っているので「こっち!」と言います。まずは、親子一緒に、Yahoo!ファイナンスで好きな銘柄の増減を見たり、2023年までの開始条件ですが、非課税の「ジュニアNISA」から始めても。

『3歳から始める欧米式お金の英才教育』(文友舎)

 

<日本でも「子どもが投資をしやすい環境」になってきました>

未成年でも口座開設できる証券会社 1 親権者の口座、同意があれば可能: 大和証券、松井証券、SBI証券、マネックス証券、 楽天証券、PayPay証券、野村證券、 みずほ証券(親の同意のみ可)、GMOクリック証券 etc.

2 15歳からであれば 親権者の口座がなくても開設できる: PayPay証券、 CONNECT(大和証券グループ)

証券会社に親の口座があれば、0歳~ 19歳まで未成年口座が開設できる。他 に、15歳から親の同意なく自分だけで口座開設できるところも。自分で投資 すると、中高生ぐらいで経済や社会の動きに市場が反応することがわかる!
 

お金ではなく、貯めたポイントで投資ができる ・SBI証券〈Tポイント、Pontaポイント(11月より)〉
・楽天証券〈楽天ポイント〉、SMBC 日興証券〈dポイント〉、
・CONNECT(大和証券グループ)〈Pontaポイント・セゾンポイント〉

自分の貯めているポイントが何かで、どこの証券会社に口座開設するかを決 めてもいいかも。ポイントを投資金に使える! 一部の会社では、投資しな がらポイントが貯められることも。ポイントを貯め、投資金にするのもあり。
 

撮影/吉澤健太 取材/東 理恵 ※情報は2021年12月号掲載時のものです。
 

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