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Lifestyleたかみほのシンママ的受験術

シングルマザーで子どもを東大に入れたたかみほが「子どもの受験直前」に準備しておいたこと

●本番直前の時期、母がやるべきこと

我が家の受験前の体調管理について、拙著「シングルマザーで息子2人を東大理Ⅰに 頭がよくなる『ルーティン』子育て」の第7章「受験が迫ると、体調管理との闘い」にてお話していますが、
〈本番直前になって母がやるべきこと〉は、
・子どもの体調管理
・いつも通りの生活
・できるだけ緊張させない雰囲気づくり
・子どもの様子をさりげなくよく観察する

一番のポイントは、
受験直前こそ「いつも通り」を意識して過ごす
ことです。

子ども自身が頑張りすぎて自分の体調の変化に気付かないこともあるので、親子でコミュニケーションを取りながら、お子さんの様子をさりげなくよく観察してあげてほしいです。

● 試験シーズンにしたこと

我が家では、試験前日は、翌日受ける学校の過去問をざっと見返し、あとは持参物の入念なチェックをしました。
当たり前のことですが、その日に受験した学校の問題の出来具合を尋ねたり、答え合わせをしたりなどは絶対にタブーです。その子のために、家族全員が、翌日の受験ためのモードに気持ちを切り替えて、力を注いであげることが重要です。
あとは翌日の本番に向けて、食事と睡眠をしっかりとらせました。何よりも当日の試験のためには「体力温存」が不可欠です。
そして当日、試験会場に向かう子どもにはお守りを持たせて、「平常心を忘れないで。いつも通りでいいからね!」と声をかけました。そして、「最初に全体の問題をざっと見て把握してから、問題をよく読むように」と言い加えました。
校門に着くと、握手をして、頭をなでて、「ガンバッテ」と笑顔で送り出したことを思い出します。
平常心を忘れないこと
これは、息子の小学校の担任の先生から生徒へ向けて、何度も伝えてくださっていたお言葉です。


次回は「親子の成長をもたらす中学受験の経験」をテーマにお届けします。

たかみほ(たかせみほ) 子育てスマイルナビゲーター 1968年生まれ。共立女子大学文芸学部卒業後、航空会社のグランドスタッフに。結婚後、長男が小4、次男が小2の時に夫と別居。2年間の調停の後に離婚成立。シングルマザーとして働きながら、子供たちを中高一貫校へ。その後、2人ともに東京大学理科一類へ現役合格を果たす。著書に『シングルマザーで息子2人を東大理Iに 頭がよくなる「ルーティン」子育て』(徳間書店) Noteブログ https://note.com/takasemiho
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