【お母さんが変われば子供が変わる⑩】
こんにちは。子育てスマイルナビゲーターのたかみほです。
前回の記事では、
・兄弟の生活環境が違う場合の対応は?
・宿題が出ても、やるべき宿題を学校に置き忘れて帰宅する
・忘れ物をよくする子
をお伝えさせていただきました。
今回は「レジリエンス」=「立ち直る力」をテーマに、お話しさせていただきます。
● レジリエンスとは?
レジリエンスについて、ウキペデイアで調べると、
と書かれています。
弾力性の高いゴムのボールは、押しつぶしてもすぐに元に戻ります。強風で大きくしなった竹は、折れることなく、またすくっと立ち戻ります。
レジリエンス=立ち直る力。
「レジリエンス」は、もともと人間に備わっている力なのですが、そのレジリエンスの働きが弱くなっている子どもたちが年々増えてきているように思います。
子どもたちがこれから生きていく世の中は、加速度的に変化が大きくなっていきます。その変化に合わせて、子どもたちはストレスに負けず、柔軟にしなやかに未来を生きていくことができるのか、が心配になります。
子どもが、この「立ち直る力」を高めるためには、どのようにしたらよいでしょうか? 言語聴覚士、社会福祉士、精神保健福祉士の湯汲英史さんは、
と述べております。
※他にも、湯汲英史さんの書かれた子どもの発達に応じた関わり方を紹介した書籍も多数ありますので、参考にしてください。
● 「レジリエンス=立ち直る力」を身につける子育てが大切
● レジリエンスを意識した子育てについて
2. 子どもを伸ばす上手な怒り方を意識する
→ 怒られてもすぐに立ち直れる力が身につく
3. 体験活動の機会を多くし、「失敗」とそこから「立ち直る力」を何度も繰り返していく
4. 常に子どもに考えさせる
こんなことを意識した子育てをしてみてください。
子どもが小さいうちから、たくさんの体験活動の機会を増やしてあげて、しなやかな心を作ってあげてほしいと思います。
● 特に、「叱り方」には要注意です!
叱り方の上手な方法は?
2. 具体的な言葉で、やってほしい行動を肯定形にして伝える
3. 「誰のせい?」ではなく、「どうすればいいか?」に思考を切り替えさせる
● 気持ちを切り替えるスイッチ
「気持ちを切り替えるスイッチ」。これも大切で、嫌な経験をした時はいつまでもそのことを長引かせずに、このスイッチを使うことをお勧めします。
中学受験や大学受験を経験した息子たちのことを思い出しても、受験が近くなるにつれ、模擬試験を受ける回数がどんどん多くなっていき、その都度の結果がいつも良いわけではなく、上がったり下がったりでした。その状況を「気持ちを切り替えるスイッチ」を使って、うまくコントロールしていかなければ、乗り切ることができなかったのではないかと思います。
「嫌なことがあって、そのことが頭から離れず、ずっと色々考えてしまう」と、気持ちをうまく切り替えられない悩みについてよく耳にします。
いくら考えても堂々巡りになってしまうので、そのような時は「思い切って早く寝てしまう。翌朝を迎えて気持ちをリセットさせる」これが手っ取り早い方法として、お勧めの解決方法です。
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昨年の10月頃に、『【小学生で】体験活動の機会を増やす→【高校生で】自尊感情、外向性、レジリエンスが鍛えられる』というタイトルの記事を、自身のnoteブログに書きました。
●ストレスを受けた時に「立ち直る力」は必要
●新しいことに興味を持つ、自分の感情を調整する、将来に対して前向き
こちらでも、レジリエンスのことを述べております。ぜひご覧ください。
https://note.com/takasemiho/n/n13bb5b593622
次回の連載も楽しみにしていただけたら嬉しいです。
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