皆さんのお子さんは「視力」は良いですか?
日頃のゲームや動画などに加えて学校教育でもタブレットやパソコンが導入され、さらに子どもの目が悪くならないか心配な方も多いのではないでしょうか。
子どもの「視力低下」が増えている今、大切な「目の健康」を守る方法について考えてみましょう。
●約2.5人に1人の親が、子どもの視力矯正をしている!
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図1
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図2
目薬でもおなじみのロート製薬が全国の小学生、中学生の子どもを持つ親を対象に行った「子どもの生活と目に関する調査」によると、現在子どもが「眼鏡」若しくは「コンタクトレンズ」にて視力矯正をしていると答えた親が全体2229人のうち847人おり、約2.5人に1人の親が、子どもの視力矯正をしていることがわかりました(図1)。
さらに子どもの学年別に見てみると、小学生低学年で16.9%、小学生高学年で38.5%、中学生で56.9%と、学年が上がるにつれて視力矯正をしている割合が高くなっています(図2)。
●6割以上の親が、「学力」と同等に子どもの「視力」を気にしている!
「子どもに関する関心ごと」については、「学力」と答えた親は63.0%と多いですが、次いで「視力」と答えた親が61.2%も!なんと6割以上の親が「学力」と同等に子どもの「視力」を気にしていることが分かったんです。(図3)
また子どもの視力矯正の有無で分けると、子どもが視力矯正をしていると答えた親は「学力」65.5%、「視力」84.1%となり、「学力」よりも「視力」に対する関心が高くなります(図4)。
一方で、子どもが視力矯正をしていないと答えた親は「学力」61.4%、「視力」47.3%となり(図5)、子どもの視力矯正の有無により親の関心ごとに差があるようです。
●子どもの目を悪くしないための対策を「何もしていない」!?
「近視進行は子どもの頃の方が早い」というのはご存知ですか?
「近視」に関するイメージについては、55.1%の親が「進行は子どもの頃の方が早い」と回答(図6)。「近視」は子どもの頃に進行しやすいといわれている症状ですが、約2人に1人の親が「進行は子どもの頃の方が早い」というイメージを抱いていないようです。
そのため、子どもの目を悪くしないために、約5人に1人の親が「何もしていない」という結果に(図7)。さらに中学生を子どもに持つ親の約3人に1人が「何もしていない」ことがわかりました(図8)。
前述の通り、子どもの学年が上がるにつれて視力矯正をしている割合が高まります。だからこそ、親も子どもも「目の健康」に関する意識をすぐに上げることが大切です。
●「目の健康」を守るために必要なことって?
「目の健康」を守るために、近業作業時※には30分に1回休憩を入れることが日本眼科医会より推奨されています。しかし、子どもが視力矯正をしていないと答えた親の約3人に1人が、その必要性を知らないようです(図9)。目に負担をかけない生活習慣を知り、実行することが子どもの「目の健康」を守ることにつながります。
※近視作業とは、目と近い距離でする作業・行動。勉強・読書・ゲーム・スマートフォンやタブレットの使用・テレビを見る等
●子どもの「目の健康」を守り、維持していくためのおすすめ3つ
「目の健康」を考えるロート製薬が発信しているWEBサイトやアプリは、子どもと一緒に体験し学べるのが特徴。増えている子どもの近視を進ませないためにも、ぜひチェックしてみてくださいね。