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臨床心理学博士に聞いた「留学をさせる意味」とは?

親離れして様々な経験をすべき思春期に、「留学」はまさにそのチャンス! 臨床心理学の専門家に聞きました。

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目次 ★ 留学は思春期にすべき最も大切なこと、“親離れ・子離れ”の良い機会です

留学は思春期にすべき最も大切なこと、“親離れ・子離れ”の良い機会です

◯ 医学博士 関谷秀子さん
法政大学現代福祉学部教授・初台クリニック医師。児童思春期の精神科医療に従事。著書に『思春期に心が折れた時親がすべきこと』(中公新書ラクレ)

そもそも思春期とは、第二次性徴による性ホルモンの増加で心身ともに成熟する時期のこと。この時期は性的な悩みや関心も増え親に伝えられないことも多くなり、本来は親離れが進む時期ともいえるのです。

けれども、思春期の子どもの悩みを聞く際、この親離れ・子離れがうまくできていないように思えます。また、不登校やひどい反抗期は親の過干渉が要因になることも多いです。この時期に留学することのメリットとしては、二つ挙げられます。

一つは思春期の一番の発達課題である、親離れ・子離れの物理的な解決の糸口になること。そしてもう一つは、心の柔軟な時期だからこそ様々な経験をし、良いものを吸収して自分を深く広げ、〝自分はこういう人間だ〟という自我同一性の確立を図れること。留学を良い経験とするためには、目的意識をしっかり持たせることも大切ですね。

撮影/吉澤健太、沼尾翔平 取材/竹永久美子 ※情報は2022年10月号掲載時のものです。

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