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「毒親」企画をきっかけに、振り返る自身の子育て

「私たちのCHALLENGE STORY」を担当しているライターの上原亜希子です。2月号のテーマは”毒親”。今回は毒母に悩む方向けのカウンセリングを行っている高橋リエさんに取材させていただきました。

現在、思春期真っ只中の中学2年の娘を持つ母親として、高橋さんの取材を終え、改めて自分の子育てを振り返ってみると、私の頭の中を駆け巡るのは楽しくてたまらなかったという思い出ばかり(笑)。

可愛くてたまらない娘と一緒に眠り、遊ぶ。おしゃべりが上手になれば、一緒に話すということが加わり、娘の成長と共に楽しいことがどんどん増えていきました。思春期の今は、たまに親に対してきつい言葉で言い返してきたりします。そんなときは「生意気盛り~!」と言って笑います(あまりにひどい言葉のときは怒りますが……)。娘は茶化されたようで、ぷりぷりしていますが、それまた可愛い(笑)。

思い出の中には、もちろん私と娘だけが登場人物ではありません。夫、おじいちゃんおばあちゃん、多くの友人たち(大人も子どもも)とご近所さん。改めて振り返ると、多くの人達に助けられながら一緒に楽しく子育てさせてもらっていたな~と感じます。古来、子育てというのは産んだ母親だけがするのではなく、コミュニティの成熟した大人たちが協同して子ども達を教え導いていたそう。しかし、地域や血縁コミュニティが崩壊して核家族が進んでいる今はなかなか以前のようにはいきませんよね。

「母親が子どもを可愛がるだけでなく、しつけたり、教えたり、子育てと家事全般をこなす。『母親ならできて当然』という風潮。そもそもひとりで何役もこなすなんて無理があるのではないかと私は思います。そんな状況で感じる不安と恐怖。それが強くなれば自分のことで精一杯となり、健全な子育てなんてできなくなってしまいますよね」と高橋さんは言います。そう、現代の子育て環境の中では誰もが「毒親」になる可能性を秘めているんです。子育てが終わって、“おばあちゃん”と呼ばれる世代に片足を突っ込む年齢になったら、地域の民生委員になるのが私の夢です。かつてのようにコミュニティ全体で子育てというのは難しいですが、ママさん達の不安を軽減し、安心と信頼に基づく人間関係を増やす役割を担えればいいな~なんて思っている今日この頃です。ま、その前に自身の子育てをしっかり~という感じなのですが(笑)。

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