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7人に1人の子どもが平均的な水準の生活が営めない貧困の現実。 お節介な精神で子どもの貧困を救いたい!

「私たちのCHALLENGE STORY」を担当しているライターの孫 理奈です。
今月号のテーマは「子どもの貧困」。親の収入が少ないために7人に1人の子どもが平均的な水準の生活が営めない状態にあることを知りました。それは決して昔の日本での話ではなく、現在の豊かな日本での貧困の事実なのです。その子どもの貧困を救うために行動している方を、今月は2人取材させていただきました。

1人は月1回、埼玉で子ども食堂を開いている方です。美味しそうに食べる子ども達を見ながら「お節介おばさんが、勝手にやっているんですよ」という言葉が印象的でした。近隣の農家などで分けていただいた野菜を使い、ボランティアの仲間達と作ったハッシュドビーフや温野菜のサラダなどがその日の献立。「なるべく緑の野菜を多く食べてもらいたいから」という言葉からは、菓子パンやスパゲッティなど偏った食事が多い子どもを心配している気持ちが伝わってきました。親がそういう食事をしてきたために、子どもに対しても同じことを繰り返す場合もあるそう。「子ども食堂が必要ない社会が理想」。そう聞いて、困っているときには誰もが声をかけて助け合うような昔の日本の風景は良かったな~と思いました。制度など関係なく、気持ちを受け取ってくれる人にできる範囲で、私も手助けしたいなと思えた取材でした。

もう1人は関西でシングルマザーにお金に関する情報を発信している方。「離婚したくても子どもにかかるお金のことも考えると踏み出せない」と思っている方の背中を押してくれる、親身になって一緒に考えてくれる方でした。ご本人もシングルマザーで、離婚してからファイナンシャルプランナーの資格を取得。そして何と離婚後3年で子どもの教育資金を貯めたというのだから驚きです。子どもの将来を悲観していたシングルマザーから相談されて「希望の光が見えました」という言葉をいただいたこともあるそう。「離婚は親の都合。子ども達に責任はないので、何とか生きる知恵や支援制度の情報を掴んで欲しい」という話を取材で聞きました。シングルマザーを応援してくれる団体は確実に増えているそうなので、そういう情報を集めてみるのもいいかもしれませんね。

関西への取材の帰りは大阪城まで足を運んでみました。紅葉がちょうどキレイな時期で素敵な景色に感動しました。今月号の「私たちのCHALLENGE STORY」では、ほかにも別の角度から子どもの貧困に取り組んでいる方もご紹介していますので、是非読んでくださいね。

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