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Lifestyle大特集「開運」06

相川七瀬さんが神道を学びなおした理由とは?運を開く参拝法とお気に入り神社も!<前編>

歌手活動と3人の子育てをしながら、45歳から学び直しとして國學院大學神道文化学部に進学し、現在も精力的に学生生活を送る相川さん。なぜ今、大学で学び直しをし、神道を学んでいるのでしょうか? 神道を学ぶきっかけや、相川さん流のいい運気を呼び込む正しい参拝の仕方、癒しや力をくれたおすすめの神社についても伺いました。

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目次 ロングスパンで考えていた、「私の学び直し計画」
大学の同級生は息子と同い年。授業は一番前のアリーナ席で受けるべし!
PROFILE 相川七瀬さん
1995年「夢見る少女じゃいられない」でデビュー、「BREAK OUT!」「恋心」などのヒット曲で知られるロック歌手。音楽活動にとどまらず、赤米大使など多岐にわたる活躍で、著書も多数。21歳男児・15歳男児・ 10歳女児の母。2020年にはデビュー25周年を迎え、同時に大学進学も果たして現在は大学3年生。雅楽をアレンジに取り入れたアルバム「中今」は2023年1月25日発売予定、収録曲「むすんでひらいて」は2022年12月21日先行配信。
公式サイト: https://www.nanase.jp/
Instagram: nanasecat

ロングスパンで考えていた、「私の学び直し計画」

デビュー25周年の記念すべき2020年、45歳で國學院大學に入学した相川七瀬さん。STORY読者たちにとっては、自分のちょうど学生時代に「夢見る少女じゃいられない」や「Sweet Emotion」を学校帰りにカラオケで歌った人も多いのでは。クールでかっこいい女性ロッカーとして瞬く間にスターに駆け上がった相川さんが、なぜ今、神道を専攻しているのか、とても興味深いです。

「以前から、3人の子どもが全員学校へ行き始めて手が離れたら、学びたいと考えていたんです。三番目の子・娘が小学校に入学して、少しゆとりが出来て自分の時間が持てるだろう年は2020年。その年に大学入学したいと思い、まずは高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)をクリアして大学入学資格を得るため、青写真を描き、逆算して勉強しました」。

相川七瀬さん

「もともと神社の祭りが好きで、様々見てきました。その中でお祭りには、その土地独自の文化が内包されているということに気づいたんです。ここ十数年ほど、地方の伝統神事を残す活動に携わってきて、過疎と言われる地域に残る古い祭りを、なんとか未来に残していきたいと思いました。今、細々でも残っている神事は、その土地に暮らす人々が長い年月をかけて大切にしてきた衣食住全てを含む精神性です。だからこそ、現代を生きる私たちがつないでいかなかったら、その土地独自の文化も精神性もいずれ消えてしまう。そういう危機感から、自分の学びをもっと深めて貢献したいと考えるようになりました。ですが祭祀は、歴史に紐づいており、やはり専門知識がないと深くは理解出来ない。この分からないと感じている自分に、その答えを教えてくれる場所はどこだろう?と考えた時に、國學院大学しかないと思いました。

最近、社会人の学び直しも、話題になっていますが、実は最初は國學院大學の科目履修生という形でスタートしました。古事記を学んだり、祭祀学を聴講生として学んだりしたのがきっかけで、もっと本格的に学びたいと気持ちが高まって、学部に入学する目標を立て、今に至ります。今、大学で改めて真剣に神道や古来からの祭祀を学んでいることで、全ての所作一つ一つにも意味があり、その歴史があることに気づかされて、その奥深さにますますハマっています。こういった学びを生かして、地域に残された神事の継承や、町おこしなども含めて、多くの方の役に立てるように頑張りたいなって思っています」。

大学の同級生は息子と同い年。授業は一番前のアリーナ席で受けるべし!

相川七瀬さん

現在、大学三年生の相川さんですが、クラスメートは息子さんと同い年だとか。40代での大学生活は、どんな感じなのでしょう?

「40代は、20歳前後の大学生よりも確かに年齢はだいぶ上だし、無茶はできませんよね。それはただ年齢の差のことだけではなく、家庭があり3人の子どもがいて、仕事上で責任がある。そういった部分での無茶ができない。だから、若いころのように、徹夜とかはもう出来なくなりました。課題をこなしていく中でも疲れを感じたら、さっと切り上げて次の日の朝に仕切り直すようにしています。長く生きていると、夜よりも朝のほうが生産性が高いことも、どこかで経験して知っているからかもしれません。

40歳を過ぎて、興味のあることを学んでいると、本当に無駄な授業など一つもないと感じます。大学の授業は、いつも決まって一番前、先生のすぐ目の前の席に座っています。これはライブ会場で例えたら、アリーナ席です。チケットの価格も一番高くて、一番臨場感が楽しめる最高の席。それを、後ろの方のB席で授業を聴くなんて、もったいない。現に、私も、先生の説明がよく理解できるし、よく見える(笑)。大学の教室はどこに座っても同じ学費ですから、そこはアリーナ席に座るべし!と若者に声を大にして言いたいですね。現在大学生の長男にも、授業は絶対アリーナ席で受けるようにと伝えています(笑)」。

相川七瀬さん

●【中編】開運を招く正しい参拝法を相川七瀬さんが伝授 
●【後編】癒しと力をいただける相川七瀬さんおすすめの大好きな神社(明日12月14日公開です)

撮影/河内 彩 ヘアメーク/RYO 取材/羽生田由香 撮影協力/金王八幡宮

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