キラキラした生活を過ごしているように見えるSTORYモデルだって、仕事が終わればママの顔。「疲れた」と降参する日があって当然です。それでも自分の気持ちを保ちながら、ポジティブに子育てに取り組むにはどうしたらいいのか--彼女たちの言葉に何かヒントがあるのかも!? 今回は明希知美さんに伺いました。
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【明希さん】「あなたたちはママの宝物」という意識をいつも子どもに残す
弱音を吐くのは苦手だったけど、子どもにはあるがままを見せて対等な関係に
シングルになった時のこと。元々ストイックな性格が裏目に出て、子どものために頑張っていたはずの仕事に段々と追われるようになってしまって……。本当は子どもとの時間を大切にしたいのに本末転倒に。
それ以来、少し肩の力を抜くことにしました。辛い時は「辛い」と、感情や状況を子どもに伝え、助けを求めるようにしています。「あー、ママ疲れちゃった! マッサージしてほしいなー」なんて言うと、兄弟2人で手分けしながらマッサージしてくれます。その後“こちょこちょタイム”をみんなで楽しみ、スキンシップで嬉しい気持ちを共有することでお互い幸せな気分に。
日々、迷いはあるのですが、どんなに怒った後でも、「聞いてくれてありがとう! あなたたちはママの宝物だからね」と必ず伝えています。言葉はすごく大事。私自身、かつて親から言われた『可愛くない』という言葉で傷ついたのでマイナスなことは言わないことにしています。
子どもたちの成長が私にとって本当に希望なんですよ。思春期になったら、もっといろいろあると思うのですが、親の役目としてしっかりと寄り添っていきたいと思っています。
取材/竹永久美子、松葉恵里 ※情報は2022年12月号掲載時のものです。