サステナビリティを意識する世の中になったけれども、「どこからはじめてよいかわからない」「日々のバタバタで余裕がない」「むずかしそう・・・」など、何をすればよいのか迷っている人も多いはず。でも、そんなにむずかしく考えず、ちょっとした“できる”ことからはじめて「へ~そうなんだ!」って気軽に“ちょいサス”できるイベント「heeee!(へ~)」が表参道のGYRE(ジャイル)にて4月9日(日)までの期間限定で開催中です。
会場となるのは、4階のGYRE.FOOD(ジャイル フード)フロアにある「élan(エラン)」、「bonélan(ボネラン)」、そしてカフェ,デリ&バー「uni(ユニ)」の3つのレストラン。élanとbonélanでは、フードロス食材を活用した“無駄防止”という名のコンソメスープ「アンチガスピヤージュ」メニューが引き続き登場。ユニでは、heeee!の新メニュー「ふぞろい情熱トマトのミートボールプレート」を開発し、“ふぞろい”という理由だけで売り場に並ばなかった食材を使った野菜たっぷりのランチメニューがいただけます。
料理は、ミシュランガイド東京2023にて一つ星を獲得したélanの信太竜馬シェフが創作。“自分たちができる、無理のない範囲で取り組む”ことに共感し、「意識が高い人だけでなく、食べることで誰でも気軽に参加できるものにしたい」と語っていました。
大きく育ち過ぎただけでパッケージにはいらなくなったトマトやジャガイモで作った「情熱トマトのミートボール」。当たり前ですが、ほかのトマトと変わらず美味しいです!
Oisixが提供する 風でこすれて皮にちょこっとキズがついた柑橘や、見た目がイマイチという理由で店頭に並ばない野菜なども使用。ちょいサス気分を盛り上げてくれる、heeee!フラッグや、無駄防止コンソメスープのレシピカードがついてくる嬉しいサービスも♡
ボランティアの方々による手刺繍が可愛いエコバッグ中に、Oisixのアップサイクルなスナックが入ったセットも登場。アップサイクルとは、これまで捨てられていたものを新しい価値あるものへと生まれ変わらせること。かりんとうは、えごま油を搾油した時の搾りかすを小麦に加えて黒糖で仕上げ、りんごの芯チップスは、国産りんごの芯をココナッツオイルで揚げりんごの甘さが引き立つ味に。アップサイクルと言えども、とっても美味しくて地球と身体によいので、子どものおやつにも安心です。「このスナックは、アップサイクルなんだよ~。」と親子で話しながら“ちょいサス”してみてはいかがでしょう?
場所:GYRE.FOOD (東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE4F)
*ランチ代と商品の売り上げの一部は、ひとり親世帯を中心に食支援を行っている「WeSupport Family」へ寄付されます。
取材/本條千春