「いい演技者になる前に、いい人間になりたいです」これは名誉ある百想芸術大賞2020のドラマ部門男性最優秀演技賞を受賞した時(他の候補者は、ヒョンビン、ナム・グンミン、パク・ソジュン、チュ・ジフンというイケメンが渋滞する、そうそうたる顔ぶれ)のカン・ハヌルのコメント。
韓国では「美談製造機」と呼ばれるほどのにじみ出る人柄のよさ、バラエティで見せる天然な部分、そして神経質な役から田舎臭い役まで幅広くこなす確かな演技力が日本でも大人気なカン・ハヌル。4月7日、9日で行われた東京・大阪での2大都市ツアーファンミーティングを祝して、当代きっての演技派俳優カン・ハヌルの魅力がつまった編集部おすすめの作品を紹介します!
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★ 高い演技力
★ 兵役・・・そして、人気作・最新作へ!
★ 素直で正直者、人柄のよさでバラエティでも重宝される存在!
★ アクションからヒューマンドラマまで、幅広く映画にも出演!
★ 日本で初のファンミーティング
ミュージカル→ドラマ出演、ヒット作に恵まれスターに
『相続者たち』
高い演技力
そして演技派の印象を決定づけたのが、社会現象にもなった社会派ドラマ『ミセン-未生-』でのエリート意識の高いチャン・ベッキ役の好演。韓国ドラマと言えばの財閥やロマンティックなロマンスなどは皆無。非正規雇用問題、パワハラ、女性差別、学歴差別など韓国の社会問題を描いた今作。ともすれば嫌味なチャン・ベッキ役を、憎めないキャラにしたのはカン・ハヌルの計算された演技からなるもの!
『麗~花燃ゆる8人の皇子たち~』では時代劇に初挑戦。カン・ハヌルの魅力の1つでもあるエラが張ったしっかりとした輪郭が和装に映え、優しい眼差しと色気に多くの視聴者を胸キュンの沼にいざなうことに。
『ミセン-未生-』
『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』
兵役・・・そして、人気作・最新作へ!
そしてこの後、韓国スターの宿命、兵役に・・・そんな彼が、除隊後復帰作に選んだのが最高視聴率(23.8%)を記録し韓国ドラマ史に残る名作と言われる『椿の花咲く頃』。韓国では2019年最大の話題作と言われ、その人気ぶりは実は『愛の不時着』以上だったとか。
正義感が強くまっすぐで明るい主人公ヨンシクのキャラクターは、「純朴セクシー」(田舎っぽくて少しおバカだけどふとした瞬間にセクシーが垣間見られる)と言われ、ハマる人続出。韓国ドラマでよくある財閥、イケメン、インテリという王子様のような主人公とは違う魅力で視聴者はカン・ハヌル沼に。ちなみに、あまりの演技力に、これはカン・ハヌルが素で演じているに違いないと思わせられますが、シンクロ率は60%ぐらいだそう。
『椿の花咲く頃』で母親役だったコ・ドゥシムの他、ハ・ジウォン、ソン・ドンイルと名優揃いの『カーテンコール:木は立って死ぬ。』が、数々の名作に出演してきたカン・ハヌルの日本で視聴できる最新作!
『椿の花咲く頃』
素直で正直者、人柄のよさでバラエティでも重宝される存在!
大スターも、体力勝負のバラエティやリアリティ番組に出演する韓国のバラエティ。なかでもおすすめは、名プロデューサー、ナ・ヨンソクが手がける『花より青春―アイスランド編』。とある現場から、突然航空券だけを渡され、パスポートと限られた所持金で異国の地へ旅立つ俳優達の珍道を追うリアリティシリーズ。カン・ハヌルは授賞式後、スーツのまま真冬のアイスランドへ旅立つことになりチョ・ジョンソク(『賢い医師生活』など)チョンウ(『応答せよ1994』など)チョン・サンフン(『嫉妬の化身』など)とバックパックの旅に。いつも明るく、誰にでも礼儀正しいカン・ハヌルの素の魅力は必見。
『花より青春 -アイスランド編』
アクションからヒューマンドラマまで、幅広く映画にも出演!
映画でも、アクションからラブストーリー、時代劇と幅ひろく出演。パク・ソジュンとのケミ(共演により生まれる素敵な科学反応)が話題になった『ミッドナイト・ランナー』や最新作『ハッピーニューイヤー』でも、おちゃめで可愛い、そして誠実な俺たちのカン・ハヌルの魅力を満喫できるはず。
『ミッドナイト・ランナー』
『ハッピーニューイヤー』
日本で初のファンミーティング
2022年11月に日本で初のファンミーティングが開催。2023年4月には第二回目のファンミーティング。と、立て続けに日本のファンの愛に応えてくれているカン・ハヌル。次回作はまで聞こえてきませんが、なんとパク・ソジュン、IU共演で話題の映画『ドリーム』(韓国では4/26公開)に友情出演をしているとか。その確かな演技力と美談製造機である人柄で、多くのファンを魅了し続けて欲しいです!