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Lifestyle特集

”アラ還”が話題の君島十和子さんが美しさのために大事にしていることとは

「美のカリスマ」として絶大な人気を誇る十和子さん。最近はYouTube、TikTokなどSNSでの発信やテレビのバラエティ番組でバンジージャンプに挑戦するなど多岐に渡り大活躍。実はあと3年で還暦なのをご存じですか?すっぴんもさらけだす驚異の57歳です。そんな十和子さんが4月に『アラ還十和子』を出版。
メイク法や日々のスキンケアなど美容に関することだけではなく、子育て、夫婦のことから家族のための日々のレシピ、自宅のインテリア、とっておきの手土産の紹介など「プライベート」な十和子さんに寄り添った内容です。
今回は、この本の中でSTORY世代が気になる話題にフォーカスしてお話を伺いました。ご自身の経験談をもとに本音で答えてくださいました。(全2回の2回目)

▼第1回目はこちら
君島十和子さんが”アラ還”になってもキラキラ輝いている理由とは

若い世代の美容も臆せず取り入れてみる

――美容のお話も伺います。私が気になったのが朝のケアの重要さとカラコンのことです。

実は朝のケアってすごく大切です。夜と同じくらい念入りにスキンケアをすることをおススメします。朝はスキンケアのあとにメイクしますよね。メイク自体が肌にすごく負担をかけます。それだけでなく紫外線も受けて、日中は過酷な状態に陥っているのです。朝、メイク前にしっかりケアすることでメイクもくずれにくく肌のダメージも少なくなります。なんとなく朝のケアをやっていた方は明日からじっくりケアしてみてください。
私はカラーコンタクトを愛用しています。今日もしていますよ。なるべく自然なものを選びます。カラコンが若い世代の雑誌でメイクの工程に組み込まれているのを見てから、すごく気になってしまって。トライしてみたら顔の印象がぱっと明るくなって。驚きました。大人の女性が使わないのはもったいないです。目力が強くなり、まぶたも上がって見えて。黒目が大きくなるので、アイラインが必要なくなるほど。メイクの力を借りなくても輝きが増します。もちろん、合う合わないもあるし、お医者さまの診断も必要なので万人向けではないですが、私は中学時代からコンタクトしていたので入りやすかったです。
私はけっこうチャレンジャー。なんでも試したくなるから休日の方がメイクは濃いです(笑)。やってみないことには取り入れられるか取り入れられないかわかりませんから。

――最後に、STORY読者へのメッセージと60代に向けての意気込みをお願いします。

40代は一番美しくてパワーがある時期です。素敵な10年です。自分の琴線に触れること、日々の何げないことを足跡として発信して残しておくことをおすすめします。それは特別な宝物になります。40代を大切に生きると自分を大切にする習慣が身につきますから、次の世代へいくのが怖くありません。美容に関しては、私はまだまだ私は大丈夫と思わずに少しづつケアをしていってください。いつしか「あ・・・」と自分の肌の衰えを感じる時がきます。その時に始めてももちろんいいのですが、いつか来るこのときのために準備は必要です。
60代は今よりもっと軽やかにいろいろなチャレンジができると期待感しかありません。そのために体力づくりもしています。これからも、私がどうやって年齢を重ねていくか、老いていくか、私なりのやり方で情報を発信し続けたいと思っています。決して自分に自信があるわけではなく、情報が少なくて苦労した経験があるから、私と同じような思いをしてほしくない。更年期の症状を人に相談できない、顔の洗い方、歯の磨き方の正解がわからないなど、いろんなジャンルで悩んでいらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。みなさんと悩みや情報を共有して、一緒に正解を見つけていけたらと思っています。これからの発信も楽しみにしてください。

――誰も見たことのない新たな60代70代を迎えるこれからの十和子さんを楽しみにしています。ありがとうございました。

君島十和子さん 19歳で「JAL沖縄キャンペーンガール」としてモデルデビュー。その後「JJ」の専属モデルとして活動後女優の道へ。結婚を機に芸能界を引退。2005年にスキンケアブランド「フェリーチェトワココスメ(現FTC)」を立ち上げUVケアアイテム、エイジングケアアイテムを中心に展開。夫と二人の娘の4人家族。

4月に『アラ還十和子』(講談社)を発売。妻として、母としての家族の話などに加えて、エネルギーを満タンにするための「推し活」、1年着ない洋服を”知らないおじさん”に例える「断捨離法」、暗闇ラジオ体操など、面白いエピソードが詰まった、君島十和子さんのライフスタイルがまるごとわかる一冊です。

 
アラ還十和子(講談社刊)

撮影/杉本大希 取材/見学裕己子

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