〈宿泊券プレゼントあり！〉もうすぐ留学する娘と1泊2日ふたり旅②――ライター尾﨑亜佐子【伊豆ホテルリゾート&スパ】

今回のお楽しみのひとつはこちら「Étoile Spa(エトワールスパ)」。

スパのコンセプトである「星」をテーマに、星座と五行説と自然との調和を融合させたトリートメントを受けることができます。スパどころか、マッサージやエステも初めてという娘はスパときいてかなりワクワク! 　かなりテンションがあがります。「Étoile Spa(エトワールスパ)」は大浴場と同じフロアにあり、入り口に近づくとアロマの良い香りが漂います。もちろんすべて個室で、ペアルームもあります。

2人でボディスパエトワールスパ　〜Etoile Spa〜

まず最初に、オリジナルの酵素ジュース、棗茶(なつめちゃ)をいただきながら施術に使用するアロマオイルをセレクト。こちらは、イギリス発のブランド「エレメンタルハーボロジー」のもの。五行を基にした香りで構成されています。併せて、「STAR SIGN AROMA room spray」からは、星座に合わせて香りを選びます。
ペアルームがあるので、一緒にスパを受けることができます。せっかく二人で来たのだから一緒だと感想をシェアしやすくてもっと楽しいですよね!
足湯に入って、スクラブでマッサージ。使われるのは、天然の粗塩。足の疲れがスッと引いていきます。
精油を混ぜ合わせた天然の粗塩で優しくふくらはぎから足裏までマッサージ。
プラネタリウムのように伊豆星空が壁一面に広がり、星の煌めきの中でスパを堪能。
娘と並んで受けたのは、ボディコース。オールハンドで背中のトリートメントからスタート。
トリートメントの後は、カリッと香ばしいなつめと飲み物をいただきながら余韻に浸ります。

今回、私たち親子が受けたのは、ペアファイブエレメンツ・スイートドリームボディ60分のコース。他にもホットセラピーやリンパドレナージュ、フェイシャル、ヘッドスパ、メンズなど多彩なコースが用意されています。旅で日頃の疲れを癒して気持ちを整える時間はとても贅沢ですが、都会で受けるエステとはまた違う心地よさを感じることができます。

伊豆の海を眺めながらのDINNER TIME

「Étoile Spa(エトワールスパ)」で癒されたあとは、いよいよディナーへ。私たちは、ホテルの最上階にあるレストラン「Dining & Bar WAVE」をセレクト。ほかにも、鉄板焼きや日本料理も選べます。こちらのレストランは、海側一面に大きな窓があり、時間帯によっては夕日が沈むのを眺めながら食事を楽しむことができるんです。

東伊豆町の地ビール「MOON ROAD」飲みやすくて美味しい!
19歳の娘は、ノンアルのカクテル風ドリンク。
ひと口サイズのアミューズ。
ジャガイモのビジソワーズ。
伊豆下田の地金目鯛のマリネとグリーンアスパラガスのサラダ仕立て。
パンもすごく美味しい！
貝類の香草パン粉焼き。
若者はやっぱりお肉(笑) 黒毛和牛のフィレステーキ。
伊豆下田の海でとれた4種類の鮮魚の盛り合わせ。ポアレにしてあり、ボリュームも満点。
本日のデザートはティラミス。

お腹がいっぱいになった後は、レストランから外に出て「WAVE Garden」へ。こちらでは足湯に入りながら軽食やドリンクを楽しんだり、くつろいだりすることができるテラスとなっています。私たちも足湯に入りながらあれこれ話したり、キャッ、キャと自撮りしてみたり。女友達や家族での旅もいいけれど、ちょっと大きくなった娘と2人での旅では、普段家では話せないようなことを話したり、日常の中ではなかなか過ごせない時間を共有できて本当に嬉しい気持ちになりました。

水が流れ落ちる水盤の中央には足湯カウンター席があります。
Dining & Bar WAVEのテラスから続くガーデンはリゾート感あふれる空間。
夕食後でも、日中でも寛ぐことができます。
水盤から水が流れ、涼やかな水音を奏でます。

朝から立って入れる深湯露天へ

ホテルの名物でもある深湯露天からの景色。
まるで自然と一体化したような気分に…。

翌朝は、少し早起きして朝ごはんの前に大浴場の露天風呂へ。全室に露天風呂がついているのですが、こちらの大浴場は深湯露天といって、なんと水深が125cm。立って入浴すると胸の高さまで水深があるので、太平洋と伊豆諸島を望む雄大な景色を見ながら露天風呂を楽しむ事ができます。朝日が昇る時間に合わせて入るともっと最高かと!
(残念ながら、私はその時間には起きれませんでした…)

食欲がわく！スペシャルモーニング

私たちは洋食をチョイス。オムレツとソーセージやベーコンといったアメリカンブレックファーストがメインに。
カウンター席は目の前に雄大な景色が広がります。
朝から豊富なメニューのブュッフェ。
あれもこれも食べたくなります(笑)。
パンが大好きな娘は、美味しそうなパンを数個選びました。
ジュースの種類もたくさん。この他にもコーヒーやお茶もあります。

朝ご飯は、ディナーと同じレストラン「WAVE」でいただきます。メインは和食か洋食から選び、サラダやご飯類、デザートや飲み物はビュッフェスタイルで好きなだけ。カウンター席で穏やかな伊豆朝の海を眺めながらの朝ごはんは格別の美味しさです。

何度も入りたくなる部屋の温泉露天風呂。
娘とふたり旅って楽しい。

チェックアウトまでの時間は、部屋に戻ってまた露天風呂に入ったり、テラスでのんびりしたり。本当に部屋が広くて気分良く寛げるので、しっかりパワーチャージできる最高のホテル&スパでした。
「東京に帰りたくないねー」って2人で言うくらいに…。

チェックアウトの後に寄った敷地内のカフェ「Bakery&Table」

ニューサマーオレンジのケーキと、カシスのオリジナルケーキ。
人気の米粉のカレードーナツ。外側はパリッとしていて、中のカレーがコクがあって美味しい!
早い時間はもっとパンの種類が多いそう。
カフェにもあった温泉地ならではの足湯つきテラス。こちらでもいただけます。

チェックアウトしてから寄ったのは、伊豆ホテルリゾート&スパ内にある「Bakery&Table」。
焼きたてのパンや軽食もあり、日帰りでも利用できるカフェです。朝ごはんをたくさん食べたのでお腹がまだいっぱいでしたが、ケーキは別腹ということで。ホテルから駅への送迎バスの時間まで、こちらのカフェで過ごしました。

伊豆熱川駅前のカフェでソフトクリームを。
暑かったので、ひんやりおいしい。
こんな温泉の湯けむりがあちこちに。
昭和感漂う商店。

電車の時間までまだ1時間ほどあったので、駅から歩いて伊豆熱川の街を散策。山の上の伊豆ホテルリゾート&スパとは打って変わって、温泉地らしい情緒感ある空気が漂っていました。暑い中歩いたので2人とも汗だくになり、駅前で食べたソフトクリームが冷たくて素晴らしく美味しく感じました。

今年の夏から1年ほど留学に出る娘との初めてのふたり旅は、
「なんだかうちの子大きくなったなぁ」
と
「まだまだ幼いなぁ」
との2つの間でゆらゆらしながら、今まで感じたことのない頼もしさを感じる時間となりました。

生まれてからずっと離れて暮らしたことのない子が海外で暮らすということは、母にとっては寂しいもの…ですが、自立の第一歩として喜ばしいことだと思わなくては。
期間限定なので1年で帰ってくるんですけどね(笑)
いろんな思いとともに1泊2日の娘との旅は終わりましたが、素敵なホテルに宿泊した旅は、この先ずっとずっと良い思い出として残ることでしょう。
また、一緒に行きたいね！

前編はこちら

取材・撮影／尾﨑亜佐子

泊ってきたのは 伊豆ホテルリゾート&スパ

静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本1457-30 「リゾートパーク伊豆あたがわ」別荘地内

【問い合わせ】
℡：0557-22-5151(ホテル代表)

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2023年7月29日20:00～2023年8月31日23:59
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