• TOP
  • Lifestyle
  • 三船美佳さん、波瀾万丈な40年「やっと居場所を見つけました」
Lifestyleピープル

三船美佳さん、波瀾万丈な40年「やっと居場所を見つけました」

いつもとびっきりの笑顔で明るい印象の三船美佳さん。拠点を大阪へ移つし、今では18歳と2歳の2人のママ。結婚・出産・離婚・再婚とたくさん経験したからこそ、今の私がいるんですと語ってくれました。(全2回中1回)

▼あわせて読みたい
三船美佳さん、再婚に踏み切れた子どもの一言とは?

三船美佳さんprofile 1982年9月12日(40歳)東京都出身。
1997年、NHK大河ドラマ『毛利元就』に出演後、ドラマ、映画、バラエティ、CMなど幅広いジャンルで活躍中。
現在は、大阪在住。今年6月より、沖縄の座間味村観光大使も務める。
毎週土曜日17時『住人十色~家の数だけある 家族のカタチ~』(毎日放送)にレギュラー出演中。
INDEX 憧れなんてなかったのに、初めて仕事をしたとき感動の涙が止まりませんでした!
大阪という場所が私の居場所だと感じています
忙しい毎日の中でも、自分の幸せを考える時間を作るって大切です
波乱万丈な人生、でも今、これからが楽しみです!

憧れなんてなかったのに、初めて仕事をしたとき感動の涙が止まりませんでした!

ーー芸能界へ入るきっかけは何だったんでしょう?

父が映画俳優、母が女優だったのですが、実は一度も現場へは行ったことはなかったんです。私にとって芸能界という場所は日常生活と同じ感覚だったので特別感はなく「私も芸能界に入りたい!」と特に考えたこともなく過ごしていました。14歳の思春期真っ只中で、学校とかでも悩んでいたときですね。夢も希望もなく日々を過ごしていた時にCMのお話を頂きました。「やってみる?」と大人に聞かれ「何もすることないし、いっか」と、今考えるとホントに失礼な話ですが、軽い気持ちで初めての現場へいきました。何も期待をしていなかった分、その現場に心を打たれてしまって・・はじめてプロのメイクさんにお化粧をしてもらったり、準備している現場の方の飛び交う声を聞いていて「こんなにたくさんの大人が一丸となって一つの作品にパワーをかけているんだ」とその情熱を努力を知った瞬間、感動して涙が止まらなくなってしまったんです。当時フイルムだったんですけど、フイルムのカランカランという音聞くと足の先から頭の先まで電気が走ったように熱くなって「どんな形でもいいからこんなスタッフの方々とお仕事がしたい!」と思ったこと今でも忘れられません。現場を幼い時から見ていたら感動もなく違ったかもしれないですね。これが私の最初の仕事、芸能界へ入るきっかけにもなった出来事です。

大阪という場所が私の居場所だと感じています

ーー大阪には2013年に移住されていますが、三船さんにとって大阪はどんな街ですか?

もともと東京生まれ東京育ちだった私ですが、大阪へ行ったら一瞬で「ここ、好き!」と思いました。ラテンのノリと言いますか、人と人との距離感が好きで「合う~!私の居場所!」と感じたんです。大阪は私にとってはパラダイスで、みんな優しくて、道を聞いたらついて来てくれるときもあって(笑)。ハワイやニューヨークにも留学していたことがあるので、知らない方でも急に話しかける文化が合うんですよね。「美佳ちゃん、あれ見たで〜」って元気よく話しかけてくれたり、距離感が懐かしくて心地よかったりするんです。住むべくして大阪にはきたと運命を感じています。

実はこれまでパニック症やPTSDも経験したんです。身体はジムで鍛えられるけれど、心は自分で意識を向けないと鍛えられない、どうしていいかわからず、悩んでいた当時は何度も“死”について考えてしまってました。辛かった…そんな状態だったので、大阪の人の温かさに触れたとき、三船美佳という人物にもう一度魂が入ったような感覚がありました。環境って大切だなと実感します。

忙しい毎日の中でも、自分の幸せを考える時間を作るって大切です

ーー「波乱万丈だった」という人生、辛いとき、悩みがあったときはどうやって乗り越えましたか?

今年41歳になるんですけど、悩んだ時は傷口を広げないようにどう過ごすかばかりをずっと考えていました。そんなとき、量子力学の引き寄せの法則について知って、寂しい気持ちでいるよりも、前向きな気持ちでいる方が、物事が良くなっていくんだと気づきました。不安なことがあるとマイナスにしか考えられなかったのですが、それ以来、前向きな思考に変えるようにしてます。それから、今までは人に相談もできなかった私だったんですが、マイナスなことを言うとちゃんと的確な意見を言ってくれる友達もできました。周りからの助けに感謝しかないですよね。SOS を出すこと、そして伝えられる時はすぐにでも感謝の言葉を伝える大切さを学びました。

実は明るいイメージを持ってもらう事も多い私ですが「自分なんて・・・」という自己肯定感が低く素直な気持ちを出すのが怖かった時期もあったんです。自分がやることに対してストップをかけていたんだと思います。そのストッパーを外した時にやったらダメなことなんて何もないってことに気づいたんです。そこから自分の本当の心に耳を傾ける時間ってあったかな?と振り返るようにしました。「今どこで何をしていているときが一番幸せか?」って自問自答をしてみたり。その先の幸せな感情まで妄想するんです。それを毎日妄想してディテールを細かくしていく。そうすると不思議と現実がその方向に導いてくれてどんどん変わっていきました。それが量子力学の原理。忙しい毎日の中で大切なことは自分の幸せを考える時間を作ることだと気づきました

もう一つやっていることがあります。毎月自分の理想のゴールを叶ったていで描いていく夢ノートを今年の1月から始めたんです。これも導いてくれているのか今のところほぼ100%全部かなっていっているんです!言葉にすること、それに向けて行動することって大事だと思いました。夢ノートおすすめです!

波乱万丈な人生、でも今、これからが楽しみです!

自分の人生を振り返って・・・波乱万丈だったねぇ(笑)。出会いって良くも悪くも縁があって出会っているので、そこは自分にとって大事な「経験」なのかなとも思います。今、とても幸せなんです。家族との未来が楽しみで仕方ないです。実は新しいスタートを切ろうという気持ちにいて、大阪を基本拠点にはするんですが、海に力をもらっているので海の近くを第二の拠点にしようと思っていて計画中なんです。

ーー最後に読者さんへ伝えたいこととは

ちゃんと立ち止まる時間をつくって「今、自分自身がやりたいことはな~に?」と自分に問いかけてみてほしいと思います。この記事を読み終わったら5分でいいから自分に聞いてみて。これが1人でできるリトリートなので、日々無理をせず、自分と向き合う時間をちゃんと大切にしてほしいですね。幸せと感じる場所へ行き、実際に幸せを感じること、そうすることで未来は自然と明るく開けていきますよ。

シャツ¥4950(VACANCY)スカート¥27500(yae)イヤリング¥15660(アビステ)サンダル¥29700(銀座かねまつ)
撮影/浜村菜月 モデル/三船美佳 ヘア・メイク/目崎陽子 スタイリスト/高橋由光 取材・文/小出真梨子

おすすめ記事はこちら

RELATED TOPICS

FEATURE

Jun
26
今日の40代おしゃれコーデ

【マシュマロさんのコーデ術】ジャケットに透けトップスのギャップで惹きつけて

【マシュマロさんのコーデ術】ジャケットに透けトップスのギャップで惹きつけて

会員限定PRESENT

会員プレゼント

STORY experience会員「推し活」アンケート&プレゼント

PICK UP