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Lifestyle特集

女優・杏さん「仕事も子育ても今が一番楽しい!」と言える理由

双子のお嬢さんと息子さんとともにフランスで生活している杏さん。どんな時も前を向き、自分で道を切り開いて進む姿は、私たちに希望を与えてくれる存在です。日本の女性の多くが注目し、応援している杏さんに、映画のこと、海外生活のこと、子育てのことについて伺いました。

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目次 ★ 映画『私たちの声』出演。女優・杏さん
★ -- この映画には深い共感の中に気づきへのキッカケが詰まってます
★ -- 先輩方から聞いていた「40代最高に楽しい説」にワクワク


映画『私たちの声』出演。女優・杏さん

二拠点生活が始まって…… 仕事も子育ても今が一番楽しい!

Profil
1986年、4月14日、東京都生まれ。モデル、俳優として活動。近年ではフジテレビ系ドラマ「競争の番人」主演や映画『キングダム 運命の炎』などに出演。

『私たちの声』

世界を代表する俳優と監督が描く、7つの短編がつまった『私たちの声』(9月1日公開)。日本作品の「私の一週間」で2人の子どもを育てるシングルマザーを演じる杏さんのリアリティは圧巻。

-- この映画には深い共感の中に気づきへのキッカケが詰まってます

世界を代表する女性の俳優と監督が描く、7編の短編映画を集めた『私たちの声』。その中の日本作品「私の一週間」で主演のユキを演じる杏さん。

「この作品は、小学校と保育園に通う2人の子どもを育てるシングルマザーの1週間を描いています。それはたしかにワンオペと言われる日常ですが、日本社会の構造的な部分への直接的な問題提起とか、母は大変だということを分かってね、というようなメッセージを発しているつもりはないんです。親子3人の1週間を淡々と描くことで何を感じるかは、観ている人に委ねたいと監督と話し合いました。代わり映えのしない母と子のささやかな毎日だけれど、濃くて温かな絆がそこにはちゃんとあるから、観る人それぞれが何かを受け取って持ち帰っていただけるかなと」

実生活でも子どもを育てている杏さん。

「この作品を撮っていたころは、自分の娘たちはまだ小学校に入る前だったので、芝居の中で『いってらっしゃい』と学校や習い事に子どもを一人で送り出していたのが不思議でした。自分の子育ての数年後の未来を疑似体験しているような感覚だったのを覚えています」。

「作品の中で親子は経済的にも時間的にもギリギリの生活をしていますが〝これから成長していく子どもたちがいる〟というのはそれだけで希望だと思います。たぶん、生活にいっぱいいっぱいで具体的なゴールやビジョンまでは持てないかもしれないけれど、毎日の積み重ねがいずれ未来に繫がっていくはず、と信じてるんじゃないかな。私も普段の生活を送るうえで、あんまり長いビジョンは持ちづらいし、持たないようにしている部分があります。今は4人でフランスに住んでいますが、永住しようと決めているわけではありません。子どもたちが中学・高校という年頃になってくると、別の国の学校に行きたいとか、日本の学校に通いたいとか、いろんな思いや意見が出てくるようになるかもしれない。先のことは本当に分からないので、それはその都度、彼らと話し合っていきたいですね。とはいえ、今はまだ幼い子どもたち。家の中はなかなかカオスです。双子と年子ということもあって、まるで三つ子みたいにしょっちゅうケンカをしています。内容はお菓子やおもちゃを取り合ったり、マウント合戦を繰り広げたりという、大人から見るとどうでもいいことでモメていたりするので、よく怒っちゃいます(笑)」。

-- 先輩方から聞いていた「40代最高に楽しい説」にワクワク

「子どもと一緒にパリに初めて来たときは1歳と3歳。パリはエスカレーターもあまりないけれど、ベビーカー2台でも立ち往生したことはありませんでした。階段など段差では誰かが手伝ってくれるし、ベビーカーを畳まずにそのまま公共機関にも乗れる。施設には優先的に入れたりもします。だから、いいお母さんとして全部一人で完璧にやらなきゃ、と背負い込むより、海外のほうがちょっとプレッシャーから解放されて楽になれたりするんじゃないかな。もし日々、閉塞感を感じているなら旅行だけでも思い切って飛び込んじゃえば何とかなる部分もあるんじゃないかなと思います」。

現在37歳。

「実は先輩方から〝40代からが最高に楽しいから〟と聞いていました。自分のために使える時間やお金に余裕も出てきて、でも心の中には若い自分もいる、それが最強だってみんな口を揃えて言うから楽しみです。フランスって、大人の習い事カリキュラムがすごく充実していて夜9時からのカリグラフィーや刺繡のクラスもあるので、何か始めたいなと物色中」。

杏さんが私たちに与えてくれる希望の光は眩しいけれど、決して手が届かないものではなく、どんな状況になっても道を開くのは自分自身だということを軽やかに見せてくれる。

「コロナ禍を経験したこの3年間、閉塞感の中で社会全体の意識や仕組みが少しずつ変わってきたような気がします。リモートで仕事ができたりすることとかも含めて、私たちは変わろうとする段階に差しかかっているんじゃないかと感じます。そんな状況の中で、もし私の行動が、誰かが感じている息苦しさに風穴をあけたり、何かを変える大河の一滴になっているなら嬉しいですね」。

私たちは勝手に杏さんの応援団と思っているけれど、彼女こそ私たちの頼もしい味方でいてくれるのかもしれない。

『私の行動が〝大河の一滴〟になってくれたら。でもみんな頑張りすぎないで(笑)』

ブラウス¥29,700パンツ¥24,200〈ともにLE PHIL〉ネックレス¥25,300〈SASKIA DIEZ〉リング¥37,400〈GABRIELAARTIGAS〉ピアス¥12,000〈MOUNIR〉(すべてLE PHIL NEWoMan 新宿店)

撮影/鏑木 穣(SIGNO) ヘア・メーク/犬木 愛(agee) スタイリスト/杉本学子(WHITNEY) 取材/柏崎恵理 ※情報は2023年10号掲載時のものです。

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