こんにちは。
フレンチ薬膳の坂井美穂です。
つい先日、我が家にネコちゃんをお迎えしました。ソマリという品種です。
はじめての猫生活、どんな感じなのかうまく想像できなかったのですが、なんというか全身緩みますね。もふもふ最高!
犬のような猫なんでしょうか。距離感が近い猫みたいで、仕事中も足の上でお寛ぎです。
さて、最近ずっと我慢して食べなかったものを解禁しました。
それは、じゃがいもとトマト。これらナス科(他に、ピーマン、パプリカ、唐辛子など)の植物にはアルカロイドという毒性が微量あり、皮膚が炎症している時には避けた方が良い食材なんです。
皮膚が赤い、かゆい、蕁麻疹、胃腸に問題があるなど、炎症がある時は腸壁も弱く薄くなっている場合が多く、普段は吸収されないで排出される毒素も吸収されてしまい、炎症が助長されてしまう恐れがあります。
私はステップファミリーで夫の連れ子である男の子と7年前から一緒に暮らしていますが、住み始めた当初、急に子供との生活が始まって、仕事の時間が大幅に減ったことと、あまりにも自分の時間が無くなったこと、ちゃんと寄り添ってあげられているだろうかという不安など色々混じって、蕁麻疹や突発性難聴の症状が出てかなり参ってしまった時期があります。
それ以来、蕁麻疹とのお付き合いがはじまったのですが、なかなか完治は難しくもやもやしていました。そこで、今年の初めからナス科の食材を極力避けるようにしてみたら、かなり改善してやっぱり食の力はすごいと実感。
ただ、「毒性があるから悪」ではなく、カフェインなどもアルカロイドの一種なので食べ方に気をつければ問題ないのでご安心ください。もし心当たりのある方は少し期間を決めて避けてみてもいいかと思います。
じゃがいもはビタミンCが豊富なので、上記のような症状がなければ美肌効果も期待できます。
ご紹介したポテトサラダにはウインナーソーセージを入れていますが、タンパク質と一緒に摂るとコラーゲンの生成にも一役買ってくれます。
という事で、今回の薬箱レシピは解禁じゃがいも祭り!ポテトサラダをご紹介します。我が家はウインナーソーセージを入れています。是非お試しください。
ポテトサラダ
(作りやすい分量)
じゃがいも 3~4個
胡瓜 1本
玉ねぎ 1/4個
人参 1/3本
ウインナーソーセージ 4~5本
マヨネーズ 大4
砂糖 小1
塩、黒コショウ 少々
油 少々
(作り方)
1.じゃがいもは皮を剥いて半分に切り、厚さ1cmくらいに切る。さっと水にくぐらせ、なるべく平らになるように耐熱皿に乗せる。レンジで500w 5~10分目安に柔らかくなるまで加熱する。
2.ボウルに移し、熱いうちにフォークなどで潰し、砂糖、マヨネーズを入れて混ぜる。
3.玉ねぎは薄くスライス、胡瓜は輪切り、人参は薄いいちょう切りにする。ボウルに入れて塩揉みして5分ほどおき水分をしっかり切る。
4.ウインナーを輪切りにして、フライパンに油を少量ひき炒める。
5.じゃがいもの粗熱が取れたら、野菜とウインナー、塩黒コショウ少々を混ぜ完成。