子どものぽっちゃり問題、コンビニやファストフードも食べ順で対策できる!
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教えてくれたのは…にこまおさん
料理研究家・ヨガ講師。元フィギュアスケート日本代表。自身の経験から無理なく美味しい健康ごはんレシピを提案。インスタアカウントは、@nikomao_kitchen
コンビニフード
唐揚げなど油っぽい食べ物に添えたいのは大根おろし。脂肪の分解を助け脂肪をつきにくくする。一口目には野菜のサラダやスープを。
ファストフード
活動量が多い昼食に摂るのがオススメ。ベーコンレタスバーガーに、枝豆コーンでタンパク質を追加。飲み物はノンカロリーを。
太りにくい体質改善に!
我慢しようと思えば思うほど食べてしまう……。私も、そんな経験があるので、お子さんの気持ちがよく分かります。そして、痩せさせなければ!と、親が極端に食事制限をかけるのは、成長期の子どもには避けたいところ。少しカロリーが増えたとしても、食材の組み合わせ、食べる順番を整えていくことで、痩せやすく太りにくい身体に変化していきます。
そして、将来の健康のために血糖値の上昇を緩やかにすることも大切。一口目は野菜から! 成長期に特に摂取したい栄養素は、タンパク質やビタミン、ミネラル。糖質や脂質は控えめに。甘い飲み物は想像以上に糖分が高いので注意が必要です。
これらは、本来は食育として知識を得たいものですが、家庭以外で学ぶことはなかなか難しいですよね。思春期はホルモンバランスが崩れやすく、食のコントロールが難しくなることもあるので、親子で話せるうちに健康的な食に関して知識を蓄えて! 将来の体型維持にも役立ちます。
撮影/吉澤健太、相澤琢磨(コンビニやファストフード) 取材/竹永久美子 ※情報は2023年10号掲載時のものです。