東京・上野公園にある東京国立博物館で、建立900年を迎える中尊寺金色堂の特別展「中尊寺金色堂」が4月14日(日)まで開催されます。
堂内の中央に設置された須弥壇(しゅみだん)に安置される国宝の仏像11体を展示するほか、かつて金色堂を荘厳していた国宝「金銅迦陵頻伽文華鬘(こんどうかりょうびんがもんけまん)」をはじめとする、眩いばかりの工芸品の数々を紹介。会場入口には8KCG で原寸大の金色堂を再現した巨大モニターも現れ、900 年のあいだ祈りをささげられてきた黄金に輝く空間を体感できます。
会場限定の展覧会オリジナルグッズも販売しています。写真のぬいぐるみは、国宝の持国天立像に踏みつけられている邪鬼をかたどったユニークなもの。日頃のイライラやモヤモヤを、邪鬼を踏むことで払い除けてもらえるそう(笑)
特別展に展示してあるのは国宝級の工芸品ばかり。声優の梶裕貴さんの音声ガイドナビゲーターを聞きながら、入試で必須の中尊寺金色堂を子どもと一緒に学んでみませんか?
会期:2024年 1 月 23 日(火)~ 4 月 14 日(日)
会場:東京国立博物館 本館特別 5 室
一般 ¥1,600 大学生 ¥900 高校生 ¥600 中学生以下無料
公式サイト:https://chusonji2024.jp/
取材/本條千春