Editor's Private
Voyager40 「20数年ぶりに憲法を学ぶ!」
9月9日(金)、この日はSTORY12月号p.354掲載
「『お母さん、改憲って何?』にきちんと答えられるための。。。」の取材でした。
改憲に限らず、TPP、IS、大統領選から盛り土まで、
ニュース番組から流れてくる言葉に子どもが反応し、
「お母さん、TPPって何?」と不意打ちを食らうこと、ありませんか?
さらに、そこできちんと答えられず、「お、お、お父さんに聞きなさい!」と周章狼狽、
夫に無茶振りした経験はありませんか?
そんなピュアで鋭い質問をスマートにかわすのも大人のたしなみのひとつ。
難解で敬遠しがちな改憲問題ですが、担当者の私の脳みそを基準に
「サルでもわかる」ようにスラスラと理解→解説できるページを作りました!
しかも、ひたすらわかりやすさを追求し、
上記のような“あるある”シーンを想定したシナリオ仕立ての構成。
母娘を演じてくれたのはモデルのHARUKOさんとAKB48の加藤玲奈さん❤
撮影現場ではまるで本物のような美人母娘っぷりでした~。
というわけで、ぜひ保存版として一家に一冊、STORY12月号をお買い求めください。
編集長「君にしかできない企画がある!」
とは今回は言われませんでしたが、
編集長「選挙も終わって自民党圧勝しちゃったしさ~。そろそろ改憲の企画、やろっか?」
と、ゆる~くミッションが降りてきたのは長~い梅雨がやっと明けた、
8月のはじめだったでしょうか。
簡単に仰いますが、改憲ですか? 憲法ですか? 大学時代の私の成績、ご存知ですか?
憲法と民法併せて、Aが1個しかなかったんですよ? そんな私に振っていいんですか?
心の中でそれこそ周章狼狽しつつ、ライターSを巻き込んで企画がスタートしました。
これほど高度で専門性を求められるテーマとなると、やはり解説者が必要となります。
編集R「誰がいいかな?」
ライターS「中央大学法科大学院の野村修也先生はどうでしょう? 主婦はミヤネ屋でおな
じみですし、私の母校の先生なんです」
因みにライターSも法学部出身。母校&学部を同じくするよしみで……ということで
野村先生にご快諾いただきました♪ 先生、有難うございます!
こんな経緯で9月9日、私たちは先生の事務所を訪れたのでした。
先生は超多忙なお方。8月末までにはこちらが聞きたいことをとりまとめて
事前にお送りし、短時間で効率的に取材を進めなくてはなりませんでした。
四十路にして憲法再履修。キツいわー。
数冊の本から付け焼刃的に知識&情報収集、改憲の論点を洗い出します。
立憲主義、基本的人権、個人の尊重、公共の福祉、
そして特に私たちマスコミにとっては生命線である表現の自由。
そしてびっくり!緊急事態条項……むむむ、ためになる。
憲法が私たちの幸せをこんなにも守ってくれているなんて……。
憲法ーー! 有難うーーー!!!
そして編集長、いつもながらこのミッションを授けてくださり有難うございます。
中でも個人的に面白かったのが、『「憲法改正」の真実』(集英社新書)。
“護憲派の泰斗”樋口陽一先生と、“改憲派の重鎮”小林 節先生が
歯に衣着せぬ言い回しで、深ーい知識・見識を披露しています。
STORY12月号を読んで知識欲を掻き立てられ方にオススメの1冊です。
[憲法取材を終えた日の結びのカード]
Fool-child
大学での学びから20数年経ち、「原点回帰したね」というカードでしょうか? 「学び直せ!」というメッセージでしょうか? 全ての可能性がありながら、まだ形になっていない状態を表していますね。はい、この時点でこの企画は“胎児”でしたね。
[編集R]
ボイジャータロットは、生き方に前向きな思考・行動のアドバイスをくれるカード。ボイジャータロットリーダーを目指す四十路女が、ボイジャータロットを通じて日々の出来事と気づきを綴ります。