フォーシーズンズホテル東京大手町の「THE LOUNGE （ザ ラウンジ） 」にて、梅雨から初夏に向けて咲く花々をイメージした「フローラルアフタヌーンティー」が登場しました。注目は、「Equal（イコール）」オーナーであり、名パティシエの後藤裕一氏が創り出すスペシャルなスイーツ。フローラルアフタヌーンティーを手掛けるミケーレ・アッバテマルコ氏（同ホテルのミシュランダイニング「est（エスト）」のペストリーシェフ）と共に「トロワグロ」で腕を振るった実力の持ち主で、トロワグロにて代々受け継がれてきたガトー・ベシャメルのレシピを、アフタヌーンティー用に特別にアレンジしています。

このスイーツに注目！
ガトー・ベシャメルは、後藤氏がトロワグロ在籍中に学んだバニラを贅沢に使用したガトー・ベシャメルのレシピをベースに、アフタヌーンティー用にアレンジしたもの。従来はホールで焼かれていましたが、プティガトーサイズで再現するために長い時間をかけて研究を重ねたといいます。ミケーレ氏のスイーツとの調和を考えて、アプリコットのコンフィチュールをプラスし軽やかに仕上げています。

ルバーブとラズベリー、ピスタチオのタルトは、「美と感性が宿るデザート」と評されるミケーレ氏の自信作。梅雨の時季に花開くアジサイをイメージしており、雨露に濡れたアジサイの繊細な色彩を、淡いピスタチオのクリームとピンク色のグラデーションを重ねて表現。フランスではデザートの材料として親しまれるルバーブを取り入れ、酸味に深みを持たせる事で、濃厚なピスタチオと見事に調和する一品に。

「ミケーレのスイーツは、シンプルでありながらも華やかさを兼ね備えたモダンな印象があります。そのモダンなスイーツと共演するにあたり、クラシックなレシピを軽やかに表現することにいたしました。また、我々のストーリーを語るうえで、「トロワグロ」の存在は欠かせません。そこで、私が「トロワグロ」で学び、特に印象的だったガトー・ベシャメルを基に、新たなケーキを創り上げました。ここでしか味わえない特別なスイーツを是非ご堪能ください。」と後藤氏は語ります。