Lifestyle特集

「スマホ認知症」って子どもでもなるの?

「あの人が言っていたあの言葉……えーっとなんだっけ? いつ聞いたんだっけ?」自分でもビックリするくらいひどすぎる物忘れと、思い出す能力に乏しい最近の症状。本気で認知症なんじゃないかと心配していたので、4月号の「スマホ認知症」企画の取材は仕事の域を超えてかなり真剣でした。

おくむらメモリークリニックの奥村 歩院長に伺うと、40代で物忘れなどの症状に悩んでいるなら、その多くはいわゆる「認知症」ではなく「スマホ認知症」なんだそうです。「スマホ認知症」とは奥村院長が作られた言葉で、スマホなどのIT機器の過度の使用によって脳の情報整理が追い付かず、脳がゴミ屋敷のようになって機能低下を起こしてしまうことを言います。特に40代は仕事・家事・育児などいくつものことを同時にこなす“マルチタスク”で脳はお疲れ状態なのに、そこにスマホを使うことでさらに疲れさせているんだそうです。

……と、ここまでは誌面でもご紹介した話。実は私が知りたかったのは、「スマホ認知症は子どもでもなるのか?」ということでした。スマホを何となく長時間使っていると情報過多になるのなら、我が子はかなりまずい……。スマホでYouTubeを見ながら、テレビで録画した番組を流すという、究極の情報過多状態。奥村院長にお聞きすると、「子どもはマルチタスクの状態ではなく、勉強や部活などひとつのことに打ち込んでいる状態が多いので脳の疲労度は少なく、今すぐにスマホ認知症になるとは考えにくい」とのこと。しかしホッとしたのも束の間、「スマホ認知症とまではならなくても、情報が脳に溢れてしまうのは年代を問わず同じ。小さいうちからしっかり使い方を教育しなければいけない」とも仰っていました。

やっぱり使い方なんですね……。使用時間だけでなく、ネットの不確かさ、怖さ、ルールなど中学生の息子に伝えてはいるけれど、いつも大体右から左。でもそんな息子の心にも確実に響いたとわかる言葉がありました。1クール前のドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』で菅田将暉さん演じる先生が、現代社会におけるネットの怖さを訴えたシーンです。いつもならスマホとテレビの二刀流なのに、このときばかりはスマホを一度もいじることなくテレビをガン見。仮面ライダーWから始まり今回は教師として、息子は菅田さんから学ぶことばかり……ドラマとはいえ大切なことを真っすぐ伝えてくれて本当に有難い!

誰かに教えてもらった経験もなく、中高生のころの体験を伝えることもできないスマホについては、私たち親世代は手探りで伝えていくしかないけれど、息子の脳がゴミで溢れないように教えていかなければと思いました。菅田さんに負けないぞ(笑)。

篠原亜由美
FROM篠原亜由美 家事・育児のリアルな企画から法学部出身を生かした社会派企画まで幅広く担当するべく奮闘中の5年目ライター。家では、中3娘と小6息子の学校や塾の提出書類の出し忘れに怯える日々。今無くなったら困るものは“全ての手紙を張り付けている冷蔵庫の扉”。
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