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注目の俳優・中島歩さん “ろくでもない生活”に沈みかけた20代「俳優を諦めきれず、ひたすら経験を積みました」

NHKの連続テレビ小説『あんぱん』をはじめ、ドラマ『不適切にもほどがある!』『愛の、がっこう。』などの出演が話題となり、いまもっとも気になる実力派俳優、中島歩さん。今年は連続テレビドラマ初主演を果たし、大河ドラマにも出演するなど快進撃が止まりません。

画面越しについ目で追ってしまう不思議な存在感がありながら、その素顔はどこまでも自然体。世間では”遅咲き”と言われることの多い37歳・中島さんの、これまで歩んできた道と現在地、そしてこれから。“中島歩が見ている世界”を、少しだけのぞかせてもらいました。

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モデルから俳優へ。舞台『黒蜥蜴』から始まった新たなフェーズ
20代は”ろくでもない生活”に沈みかけた日々も

"目立ちたがり屋の男子”が好奇心で踏み出した俳優の道

幼少期は、可愛い男の子でしたよ(笑)。シャイな一面もありつつ、小学校の学芸会では率先しておふざけをするタイプ。目立ちたがり屋だったので、高校の文化祭でも盛り上げ役を買って出ていました。俳優を夢見ていたわけではないけれど、人前に出るのは昔から好きでしたね。

そんな僕が俳優を志したのは大学生のとき。爆笑問題のラジオで、お二人が日大の芸術学部出身だと知り、面白そうだなと思って入学しました。通い始めたら俳優やミュージシャンの卵がたくさんいて、”こういう世界があるんだ”と感化されて。

落語研究会に入っていたのですが、落語は向いていないなと思ったんです。だったら俳優かな、ポッと売れるかも、なんて(笑)。最初は本当に軽い気持ちでした。もともとは国語の教師を目指していたのに、人生何があるかわからないですね。

モデルから俳優へ。舞台『黒蜥蜴』から始まった新たなフェーズ

当時はモデルから俳優になるケースも多くて、まずはモデルをやろうと思ったんです。履歴書と写真を手に握りしめ、事務所の門を叩きました。運よく採用してもらい、モデルの仕事も徐々にいただけるようになったので、大学3年になっても就活する気になれず……。

卒業して1年くらい経った頃、モデルから俳優業にギアチェンジ。バイトをしながら小劇場に出たり、演技のレッスンに通ったり。お芝居にどっぷり浸かる日々でした。

そんなとき、美輪明宏さん演出・主演の舞台『黒蜥蜴(くろとかげ)』のオーディションを受けたんです。本人立ち会いのもと、重要な役をいただいて、この舞台をきっかけにますます芝居の魅力に惹かれていきました。本格的に俳優としてやっていこうと思えた、僕の原点です。

20代は”ろくでもない生活”に沈みかけた日々も

20代の半ばから、まずは舞台で実力をつけようと、意識的に関わっていきました。映像の現場はタイトなスケジュールで、俳優に丁寧に指導する時間はなかなかない。その点、舞台は演出家や共演者の方が言葉で伝えてくれることが多いので、すごく鍛えられました。

年間5〜6本くらい出演し、自分にとってはまさに”訓練の場”。あのとき必死に舞台に向き合っていたことが、いまの下地になっていると思います。とはいえ、まだまだ足りない。舞台から得られるものは計り知れないですから。

当時は、”仕事が全くない”ということはなかったものの、ぽっかり時間が空いた時期もあって。同業に関わらず、同世代の友人たちが着実に仕事で成果をあげていく様子に、焦りを感じたことも。

世の中の人はもうとっくに働いている中、お昼頃にようやく起きて、酒を飲み、レコード屋に寄って、夜になったらまた飲む……みたいな、絵に描いたようなろくでもない生活。昼間から酔っ払っていると、さすがにメンタルが削られていくんですよ。

演じることは変わらず好きでしたけど、このままでは続けられないなと感じていました。役者を”やめる”という選択肢が、頭をよぎった瞬間もありましたね。それでも、諦められなかったんです。目の前の仕事ひとつ1つに、ひたすら愛情を注いで積み重ねることに必死でした。

中島歩さん profole 1988年生まれ、宮城県出身。日本大学藝術学部在学中にモデルを始める。2013年に、美輪明宏演出の舞台『黒蜥蜴』に出演。その後は映画やドラマなど、さまざまな作品に出演し、幅広い役柄で活躍の幅を広げている。2026年には『俺たちバッドバーバーズ』で民放連続ドラマ初主演を果たし、現在は大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演中。

撮影/佐藤俊斗  取材・文/渡部夕子

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