現在は舞台『奇跡を呼ぶ男』ジョナス・ナイチンゲールを熱演している竹内涼真さん。インタビュー前編では作品やカンパニー、ミュージカルの素晴らしさを語っていただきました。後編では、竹内さんがどのように歌や作品に取り組んでいるか、ハードなスケジュールの中でそのように身体と向き合っているのか、お話を伺いました。
5年を振り返って、今
皆さんに僕を観ていただく中で、常に、新しいものを表現し続けたいと思っています。5年前、僕はミュージカルに初挑戦し、そのときのパワーを出し尽くしたとは思っています。でも今に至るまでのドラマや映画で培ってきたものによって、確実に僕のパフォーマンスも上がっていると思うんです。5年前の舞台と比較したら、何段階もクオリティが上がっている…それを皆さんに生で体感してもらえるのが本当に楽しみです。
いつでも叫ぶことのできる体に
作品の魅力を、ソウルフルなグルーヴに感じたものの、実際そのグルーヴを自分ごととして体得することは簡単なことではありませんでした。必死になって、毎日毎日稽古で戦っているかのようで。ゴスペルって、ただ歌うということとは少し違って、言葉では説明しづらいのですが、そのメロディが奏でられることによって叫ぶことができる魂の声なんですよね。なので、歌が先行するわけではなく、本当に、心の奥にある叫びみたいなものが、音が鳴ることで、自然と体の叫びとして出てくる…僕の感覚的なものではあるのですが…。だからこそ、いつでもどんなときでも、叫ぶことのできる体にしておかなければいけない。そのためのトレーニングは厳しいものでした。今、僕が歌い上げているものは、心と体がリンクして初めて発されるもの…魂からの叫びです。
オンオフはあまり考えないタイプ
本格的に稽古に入り、舞台一色な生活をしていますが、僕自身あまりオンオフを切り替えることは意識していないです。作品に入っていないときは、おそらく自然とオフになっているんだと思うんですけれど、演じている間その期間は基本的にオフにすることは、もしかしたらないのかもしれません。体のメンテナンスやトレーニングは常日頃から行っているので、そこで心と体のバランスをとっているのだと思います。結局、オン・オフのスイッチを切り替えることにもエネルギーを使うものなので、気を張り詰めず、リラックスしながらも、いつでも集中はできる…作品中はそういう状況を保てるように心がけているのかな。
アスリート時代にできていたらもしかして?…
30代に近づくにつれて、自分の体のこと、食事のことについても考えるようになりました。自分のパフォーマンスを崩さないために、いかに意識して生活するべきか?ここ数年で方向性は見えてきたように思います。今と同じくらいの時間や手間を、自分がスポーツをやっているときにかけていたら…もう少し上を目指せていたかもしれませんね(笑)今は舞台に全力が出せるよう、自分と対話をしながら必要なものやことを取り入れています。
衣装協力:ジャケット ¥149,600、パンツ ¥82,500/Juun.J (コロネット )、Tシャツ ¥25,300/GIORGIO BRATO (コロネット)
撮影/佐藤俊斗 Stylist/徳永 貴士 取材/竹永久美子
〈問い合わせ先〉
・コロネット
・Juun.J 03-5216-6513
・GIORGIO BRATO 03-5215-6524




























