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こんな人がいたら…♡ 韓国ドラマが生んだ最強のスパダリ男性〈4選〉

韓国ドラマの魅力を一言で語るのは難しいですが、その大きな理由のひとつが“スパダリ”な主人公の存在。それは、「俺についてこい!」と引っ張るだけの昔ながらのヒーロー像ではありません。自立し、自分らしく人生を切り拓くヒロインや、仕事に全力で向き合う強い女性を尊重しながら陰で支え、いざという時には頼もしく守る。さらに、一途で少し不器用・・・そんな理想の男性像に心を奪われる人も多いはずです。

現実にはなかなか出会えないとわかっていても、「こんな人がいたら……♡」と夢を見させてくれるのも韓国ドラマならでは。今回は、そんな“スパダリ男性”が主人公の、ときめき必至の名作を4作品厳選してご紹介します。

【INDEX】 ★ 自立した女性を愛するパーフェクトな男性像。『愛の不時着』が生んだ伝説のスパダリ
★ 仕事も家庭も背負う大人女性に刺さる♡ 包容力男性の新基準『私の完璧な秘書』
★ 自己肯定感まで引き上げる♡ ヨンシクという理想『椿の花咲く頃』
★ 『おつかれさま』

自立した女性を愛するパーフェクトな男性像。『愛の不時着』が生んだ伝説のスパダリ

  • Netflixシリーズ「愛の不時着」独占配信中

STORY

財閥令嬢であり、実業家でもあるユン・セリ(ソン・イェジン)。自分自身しか信じることができずワンマン経営をする彼女は自社の商品テストを自ら試すためにパラグライダーに乗る。飛行中に竜巻に巻き込まれ、軍事境界線を越え、北朝鮮の非武装地帯にたどり着き、朝鮮人民軍軍人リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)に出会う・・・

 

コロナ禍に世界的な話題を呼び、日本における“第4次韓流ブーム”の火付け役となった『愛の不時着』。外出自粛で動画配信サービスの需要が高まった2020年に配信されると、韓国と北朝鮮という禁断のロマンスを軸に、隣人愛や家族愛、さらには知られざる北朝鮮の日常まで多面的に描いたストーリーが大きな反響を呼びました。それまで韓国ドラマに縁のなかった層まで魅了し、主演のヒョンビンは“韓ドラファンの初恋の人”と称される存在に。多くの人を夢中にさせた理由のひとつは、ヒロインのセリとジョンヒョクの理想的な関係性。

セリは、自らの力で成功を掴んだバリキャリ女性。一方のジョンヒョクは、そんな彼女の生き方や努力を心から尊敬し、支え続ける誠実な男性。守られるだけのヒロインではなく、時代を力強く生き抜く女性を、男性が対等な存在として敬愛する。そんな関係性に新鮮さを感じた人も多いのではないでしょうか。

もちろん、ジョンヒョクの魅力はそれだけではありません。暗闇の中で迷子になったセリを必死に探しに行き、命の危険にさらされた彼女を身を挺して守り、軍事境界線を越えてまで会いに来る。そして離れている時も、変わらぬ想いを届け続ける。その一途で揺るぎない愛情表現は、まさに理想そのもの。

しかも、それを演じるのがヒョンビンなのだから、心を奪われないほうが難しいかもしれません。誰かに頼ることを忘れるほど、一人で頑張り続けている時こそ観てほしい作品。ジョンヒョクの深く誠実な愛情は、「誰かに大切にされる幸せ」を思い出させてくれるはずです♡

仕事も家庭も背負う大人女性に刺さる♡ 包容力男性の新基準『私の完璧な秘書』

  • ©SBS | U-NEXTにて配信中

STORY

ヘッドハンティング会社“ピープルズ”の敏腕CEOカン・ジユン(ハン・ジミン)。仕事においては完璧だけれど、仕事以外は無頓着、1人では何もできずCEO室は常に散らかった状態。そんな状況を見かねた理事が、ジユンに秘書を雇うがやってきたのはジユンの大型案件失敗の一因となったユ・ウノ(イ・ジュニョク)だった。完璧なケア力でジユンに認められようとするウノだが、気に入らないジユン。果たして2人の関係は・・・

 

『秘密の森』でブレークし、これまでクールなヒール役の印象が強かったイ・ジュニョク。そのイメージを鮮やかに覆したのが、『私の完璧な秘書』のウノ役。容姿端麗で仕事はもちろん、家事も育児も完璧にこなすシングルファザーのウノ。卓越した管理能力と細やかな気配りで、仕事一筋に生きてきたバリキャリヒロインの固く閉ざされた心を少しずつほぐしていく、大人の胸キュンロマンスが展開します。このドラマ最大の魅力は、何といってもウノの“甘さ”。ヒロインが必要とすることをさりげなく先回りし、自然に寄り添うその言動は、一歩間違えれば非現実的に映りそうなほど完璧。それでも違和感なく心を掴むのは、イ・ジュニョクの柔らかな雰囲気と確かな演技力があってこそ。まさに令和に現れた“白馬の王子さま”を見事に体現しています。

さらに魅力的なのは、ただ優しいだけではないところ。ひとりで子育てをしてきた大人の男性ならではの包容力で、不器用なヒロインの弱さや欠点さえも愛おしく受け止めてくれるのです。

“ケアされたい”のではなく、“誰かをケアしたい男性”。そんな新たな男性像を描き出したウノは、多くの視聴者を現実逃避の世界へと誘います。家族のため、仕事のため、友人のため、いつも誰かを優先して頑張っているSTORY世代の女性たちにこそ観てほしい一作。『私の完璧な秘書』で、セラピー級の癒しを体感してみてください。

自己肯定感まで引き上げる♡ ヨンシクという理想『椿の花咲く頃』

  • Netflixシリーズ「椿の花咲く頃」独占配信中

STORY

住民はみんな顔見知りの田舎町オンサンでスナック・カメリアを切り盛りするシングルマザーのオ・ドンベク(コン・ヒョジン)は、保守的な町で偏見をもたれ、腫れ物扱いされている。ある日、オンサン出身の熱血漢な警察官ファン・ヨンシク(カン・ハヌル)がオンサンに赴任することになり、ヨンシクは偶然見かけたドンベクに一目惚れをしてしまう・・・

 

遺棄された遺体が発見される衝撃的な場面から幕を開ける本作。犯人探しのサスペンスを軸にしながらも、ロマンス、家族愛、友情、隣人との絆、さらには社会問題まで丁寧に描き出し、観終えたあとには温かな余韻に包まれる名作。

ヒロインのドンベクは、母親との関係に傷を抱え、人一倍深い愛情を持ちながらも自己肯定感が低く、自分を後回しにしてしまう女性。周囲から軽んじられることに悩み、「ありがとうと言われるのが夢」と語るほど、自分の価値を信じられずにいます。

そんなドンベクに一目惚れするのが、警察官のヨンシク。根拠のないほどの自信と正義感を持ち、周囲を明るく巻き込む猪突猛進な陽キャタイプ。真っ直ぐすぎるほどの愛情表現でドンベクに向き合い続けることで、彼女は少しずつ自信を取り戻し、自分の人生を前向きに歩み始めます。そしてヨンシクもまた、変わっていく彼女の姿を誰よりも誇らしく見守るのです。

このドラマの魅力は、ヨンシクがドンベクを「守るべき存在」として扱うのではなく、自分の力で前を向いて歩いていけるよう、無条件の愛情を注ぎながら支え続けること。その姿は、現代を生きる女性にとって理想のパートナー像そのもの。

つい我慢を重ねてしまう人、自分より周囲を優先してしまう人、「私なんて」と自信を持てずにいる人――そんなSTORY世代の女性にこそ観てほしい一作。ヨンシクの揺るぎない愛情とドンベクの成長に、きっと心が救われるはずです。

『おつかれさま』

  • Netflixシリーズ「おつかれさま」独占配信中

STORY

19060年代の韓国・済州島で逆境にめげずに前を向いて夢を叶えようとする少女オ・エスン(IU)。彼女の幼馴染みでエスンに小さい頃から誠実な愛情を示すヤン・グァンシク(パク・ボゴム)。やがて結婚し、不幸な出来事も乗り越え、長女ヤン・クムミョン(IU)がソウルの大学に通い始める。1960年代の済州島から2025年のソウルまでの親子2代にわたる冒険に満ちた人生や家族の周囲の人たちの軌跡を、四季を通して描く感動作。

ヒューマンドラマの名手として知られるキム・ウォンソク監督と、『椿の花咲く頃』『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』の脚本家イム・サムチュンがタッグを組んだ感動の大作。

物語は、幼くして両親を亡くし、養父のもとで貧しさや理不尽さに耐えながら生きてきたエスンと、彼女の誇りである長女クムミョンを中心に描かれます。

そして、エスンの人生にいつも寄り添っているのが幼馴染みのグァンシク。彼はどんな時もエスンを肯定し、守り、支え続ける守り神のような存在。客観的に見れば決して平坦ではない人生を歩みながらも、「エスンに出会えたことこそ人生最大の幸運」と言わんばかりに、妻や子どもたちへ惜しみない愛情を注ぎ続ける姿は、まさに究極のスパダリ。あまりに優しすぎて、「もっと自分の気持ちを優先してもいいんだよ!」と、思わず応援したくなってしまうほど(笑)。

最愛の人と出会い、互いを想い合えることの尊さと強さに胸を打たれ、家父長制、男尊女卑、などの女性の生きづらさには共感し、何度も涙しながらも前を向く勇気をもらえる一作。鑑賞後は、少し泣き疲れてしまうかもしれません。

この記事を書いたのは・・・ STORYライター

味澤彩子

韓国ドラマだけでなくファッション、皇室、美容、カルチャーとさまざまなジャンルを担当するライター。1度ハマるととことん突き詰める生まれながらのオタク気質で、感動する作品に出合うと、スタッフ、俳優、関連する作品を芋づる式に鑑賞し、寝る暇も惜しんで韓流ドラマ三昧。気がついたら、ビジュアル、内容、演出、文化面多方面から語るようになり、韓ドラの1人おすぎとピーコと言われるように。好きな俳優はチュ・ジフン、カン・ハヌル、ソン・ソック。好きな脚本家はイム・サンチュン作家。お疲れ気味の最近は『伝説のキッチンソルジャー』をバカ笑いをしながら鑑賞し、『50%の人生リスタート』の配信を心待ちにする日々!
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