Lifestyle特集

無駄な経験なんてひとつもない、些細な経験でも必ず意味がある。“私だからできること”を仕事にした女性たち

「私たちのCHALLENGE STORY」を担当しているライターの上原亜希子です。今月号のテーマは「“子育て”というキャリアが女の人生を豊かにする」です。今回、私は東京都町田市役所子ども家庭支援センターにて相談員として働いていらっしゃる小笠原陽子さんを取材させていただきました。

18歳未満の子どもと、その年齢の子を持つ家庭のさまざまな悩みの相談にのるというのが、相談員としての小笠原さんのお仕事で、子どもからも親からも毎日多くの電話相談が窓口に寄せられるそう。このお仕事に就かれる前には、40歳という年齢で保育士資格の取得にも挑戦! 筆記試験までの勉強期間は3ヶ月半。主婦として、母親としての仕事をしながらの勉強は大変だったそうですが、情報サイトや市販の教材もフル活用しながら取り組み、試験に挑まれたそう。「今まで子育て中に育児書はそれなりに読んでいましたし、やはり二人の子育てで培った育児の知識は多いに役立ちました。ただ、保育士の勉強は多岐にわたっていて、社会福祉のシステムや法律関係、歴史など知らないことがたくさんありました。難しいと感じる問題もありましたが、役に立つ知識も多くて楽しかったです」と小笠原さんは語ります。

保育士の資格取得時の実技試験「造形」では、絵を描くのが好きで得意だったということもあり、まだお子さんが小さいときに在宅で行っていたイラストレーターとしての経験が役立ったそう。
また、3歳児クラスの子どもに「3分間のお話」をすることを想定し、子どもが集中して聴けるようなお話を行うという「言語表現」のテスト対策では、下の娘さんが、小笠原さんが語るお話の聞き役になってくれたそう。
「受験に際しての家族の協力は本当にありがたかったです。その後、無事に試験に合格し、社会的に通用する保育士という国家資格を持つことにより、私の中には自負心と責任感が生まれたような気がします」。

小笠原さんの現在のお仕事の募集年齢は、40歳から50歳。まさに、STORY世代で、子育て含め、この年齢までに培ってきたことが役立つ仕事ということ。
「専業主婦、子育て」というのは、残念ながら履歴書にも職務経歴書にも書くことはなかなか難しいですよね。でも実際、私たちはこの期間に多くのことを学んでいます。
無駄な経験なんてひとつもない、些細な経験でも必ず意味がある。その経験を活かすも殺すも結局は自分次第。「どの仕事も年齢で引っかかってしまうのよね……」と思っている方には是非読んでいただきたい、今回のCHALLENGE STORY。年齢を重ねている私たちだからできることが、きっとあるはずです。

上原亜希子
FROM上原亜希子 ライター歴6年目。思春期真っ只中の中学生の娘と都内で家族三人暮らし。20代後半にパリへ留学。結婚を機にアメリカへ拠点を移し、フランス・アメリカの美味しい食べ物、美しい女性・男性を見て国際感覚を養う(笑)。現在誌面では「チャレンジSTORY」担当。取材先での“人”との出会いを楽しんでいます。
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