株式会社むらたや
当社は、「April Dream 4月1日は、夢の日。」に参加しています。 このプレリリースは私たちのApril Dreamです。
きもの専門店である、株式会社むらたや(所在地:島根県益田市駅前町 代表取締役 村上 徹)は、 別事業部を立ち上げ、5年の歳月をかけて企画・製造に成功した、新高級ブランド・K-iwami(きわみ)のバッグ類やショルダーポシェットをパリコレクション(プレタポルテコレクション)にて発表いたします。
▼K-iwamiのブランドサイト▼
https://k-iwami.com/
※K-iwamiプロジェクトとは
全国の神々が集うところ「しまね」。
そのしまねの西部の「石見(いわみ)」で弊社は 創業から80年間、日本の伝統のきものを扱ってきました。
その島根にも素晴らしい ものが沢山あることを知って頂きたい。また、長年きものを扱ってきた事から「日本 の伝統工藝」の匠の技や職人の技術も後世に残したい。この2つの思いを託して出来上がったのが、「K-iwami」のレディースバッグ「極み」 シリーズです。
出雲大社がある出雲の紡績工場で「神ノ糸(R)」 と命名された軽量で丈夫な新繊維を織り込んだ布を作りまたこの度、日本で開催される東京オリンピックのエンブレムマークにも採用をされた日本伝統工藝の技法「江戸小紋(R)」の染めの技をコラボさせて,そこに熟練の技術を持つ職人さんの手で形に仕上げたもの=今までにはなかった新感覚の洋装向きバッグシリーズ。
新しい技術と伝統の技、それぞれの極みの技の集大成であり、「手しごとを持ち歩く歓び」を提供する。それが「K-iwami」。日本が生んだ新しいかたちの高級ブランドです。
※なぜ私がこのプロジェクトを考えたのか
日本は「外国にはマネが出来ない付加価値の高いもの作り」が戦後の高度経済成長とによって飛躍的な素晴らしい発展を遂げ、経済大国へと発展していきました。
しかし現在ではその中の一つ、きもの産業界はかつて一兆円あった「きものマーケット」も直近では約二千六百億円と、かつての四分の一に縮小してしまいました。その結果今では和装の伝統工藝士の減少や後継者の減少など深刻な問題を 抱えています。
しかし、これはきものの業界だけの話だけではなくなりました。利益を優先するため 【もの作り】を海外に依存したため、他の産業でも国内の職人達を抱える優れた事業所の衰退を招き、今回のコロナウィルスの一件で日本のもの作りの脆弱さが露呈してしまいました。もはや、きもの産業界だけの話ではなく、アパレル産業をはじめ、色々な産業にもその波は押し寄せています。
そこで私達は、もう一度原点に帰り、日本人特有の感性だけが持っている「伝統工藝」の素晴らしさや「日本職人による繊細な匠の技術」を日本の少しでも多くのみなさまに再認識して頂けるようなものが作れないだろうか?これこそがK-iwamiプロジェクトの出発点でした。
しまねの出雲大社がある紡績工場で「神ノ糸(R)」と命名された「紙から最先端の技術で作られた糸」を使って軽量で丈夫な糸を織り込んだ布を作りあげる事に成功し、またこの布を最高峰の匠の技「江戸小紋(R)」の染色技法 をもつ黄綬褒章受章者兼伝統工藝技術士の中條隆一氏に染めて頂く事で、今までにはなかった洋装に 合う新感覚のレディースバッグ、ショルダーポーチ、化粧ポーチ等が誕生したのです。
「日本人が忘れかけていた、日本人だけが持つ素晴らしい感性や、それに支えられた繊細な技術」はけっして外国の人にはマネが出来ない誇れる技術です。そして日本の伝統工藝技術は日本人よりも今では海外の方に再認識され高い評価を頂いています。
私達は、このK-iwamiプロジェクトを通じて日本の伝えていきたい伝統工藝技術と、日本人の熟練した職人達の技を世界に広げ、そのことによって【日本のもの 作りと伝統工藝技術】を日本だけでなく世界にも発信させていきます。
※株式会社むらたやについて
むらたやは、1890年(明治23年)、現在の島根県江津市に『村上清三郎商店』として創業しました。きもの専門店なったのは、戦後1954年の二代目 村上 公からのこと。以来「より良いものをより安く」 を家訓に掲げ、現在の四代目 村上 徹まで受け継がれています。
【株式会社むらたや会社概要】
会社名 :株式会社むらたや
所在地 :島根県益田市駅前町11-16
設立 :1937年
事業内容 :きもの専門店 K-iwami事情部設立後、企画・製造・卸 貴金属・ブランド品買取代行
URL :きものネットサイト / https://www.kimono-murataya.com/
URL :K-iwami事情部HP / https://k-iwami.com/