フェンディ ジャパン
イタリア・ローマ（Rome）を代表するラグジュアリーブランド フェンディ（FENDI）は、「バゲット（Baguette）」バッグの誕生25周年を祝し、ニューヨーク（New York）で創業した世界的ラグジュアリージュエラー ティファニー（TIFFANY & CO.）と、「バゲット」バッグにオマージュを捧げるために協力し合いました。フランスパン（＝バゲット）を小脇に抱えたようなスタイルからその名が付けられた「バゲット」バッグは、アーティスティック ディレクター シルヴィア・フェンディ（Silvia Venturini Fendi）により1997年に生み出され、瞬く間にファッション界に革命を起こしスタイルを定義する文化現象となったメゾンの伝説的アイコンバッグです。
フェンディは、 「ハンド・イン・ハンド（hand in hand）」プロジェクトを通じて、米・ロードアイランド（Rhode Island）にあるティファニーのホローウェア工房の職人たち、「ティファニー メイカーズ（Tiffany Makers）」と協業し、スターリングシルバーの限定版「ティファニー バゲット バッグ（Tiffany Baguette Bag）」を制作いたしました。バッグにはイタリアの国花であるユリと、ニューヨークの州花バラが彫り込まれています。これはフェンディの「ハンド・イン・ハンド」がイタリア国外でパートナーシップを結んだ初の試みで、ティファニー最高峰のクラフツマンシップを披露する機会でもあります。
2020年に発足したフェンディの「ハンド・イン・ハンド」プロジェクトは、イタリア各州からひとりずつ選ばれた職人たちとの草の根パートナーシップです。この前例のないプロジェクトは、イタリア各地の名匠たちの比類なきクラフツマンシップを紹介するもので、彼らの得意とする応用美術は、フェンディのシグネチャーである「バゲット」バッグを絶えず再解釈する、フェンディの長い歴史を引き継いでいます。本プロジェクトでは、フェンディの「バゲット」とティファニーのクラフツマンシップの遺産に敬意を表し、「ティファニー メイカーズ」との特別なパートナーシップにより実現しました。
ティファニーの銀細工職人たちは、バッグにユリとバラをデザインし、スターリングシルバーに手作業でチェイシング加工を施しています。チェイシングとは、銀を彫るために昔から使われてきた銀細工の手法で、一般的に銀細工では、模様やディテールを加える前に銀から形を作り出します。しかし、このスターリングシルバー製の「ティファニー バゲット バッグ」は、花模様そのものを中心に細工されています。バッグの重量はおよそ5.2ポンド（2,356グラム）あり、制作期間4カ月、計250時間をかけて作られました。
この特別な作品に加え、スムースレザーや光沢のあるクロコダイルレザーにダイヤモンドとシルクサテンを用いた「ティファニー x フェンディ バゲット」カプセルコレクションも世界の一部直営店と公式オンラインストアにて数量限定で販売中です。本カプセルコレクションは、両ブランドの最も重要なコードに敬意を表しています。
