フェンダーミュージック
フェンダー ミュージカル インストゥルメンツ コーポレーション（所在地：米国 カリフォルニア、CEO アンディ・ムーニー、以下FMIC）は、数々の受賞歴を持つアーティスト、ソングライター、劇伴音楽の作曲家、プロデューサー、そしてR&B界屈指のイノベーターとして活躍するラファエル・サディークを称える新シグネイチャーモデル『Limited Edition Raphael Saadiq Telecaster(R)』を発表しました。本製品は、2024年3月１3日（水）より販売を開始します。
伝説的なR&Bグループ、Tony! Toni! Tone!（トニー・トニー・トニー）でのキャリアに加え、ビヨンセ、ディアンジェロ、スティーヴィー・ワンダー、ホイットニー・ヒューストン、アデルといった数多くのトップアーティストとのコラボレーションの実績を持つラファエルを称えたこのシグネイチャーテレキャスターは、モダンな機能と時代を超越したレトロなデザインが見事に融合したモデルとなっています。59年スタイルの“C”シェイプの快適なネックとレゾナンス豊かなアッシュボディにより、パワフルなサウンドと優れた演奏性を兼ね備え、スムーズなスタイルとタイムレスなトーンで音楽表現の可能性を広げるプレイヤーにとって理想的なギターとなっています。
幼い頃から音楽の才能に恵まれたラファエルは、6歳の時にベースを弾くことから音楽の道を歩み始めました。中学と高校では、友人と一緒に様々なバンドで演奏し、地下室でのリハーサルから大舞台でのパフォーマンスに至るまで、幅広いキャリアを経験しました。18歳誕生日の直前に、ラファエルはプリンスの＜Parade Tour＞でシーラ・Eのバックバンドのベーシストを務めるという大きなチャンスをつかみます。この出来事が彼のキャリアを飛躍させ、幼少期に彼の憧れていたアーティストと一緒に、満員のスタジアムでの演奏を実現することになります。2年後、ラファエルは新たな目的をもってオークランドに戻りました。帰郷後、彼はすぐに実の兄と従兄との音楽ユニットTony! Toni! Tone!を結成しました。Tony! Toni! Tone!は、90年代を通して大成功を収め、ビルボードのR&Bチャートで2位を獲得しました。その後、ラファエルは、トゥパック・シャクール（2パック）、ホイットニー・ヒューストン、メアリー・J.ブライジ、ア・トライブ・コールド・クエストなどのアイコン達とのコラボを経て、音楽界の最高峰で活躍し続けています。
スタジオやステージでの多面的な活躍で知られる一方で、ラファエルの感情的で精緻なギタープレイは彼のユニークな特徴となっています。初期のソウルとファンクの影響と独自の現代的なスタイルの組み合わせは、ラファエルを唯一無二のプレイヤーとして確立させています。『Limited Edition Raphael Saadiq Telecaster(R)』は、ラファエルの芸術性と演奏に対する大胆不敵なアプローチを体現し、彼にふさわしく音楽に芸術の足跡を残そうとするすべてのミュージシャンに力を与えてくれるシグネイチャーギターです。
ラファエルは、自身のシグネイチャーモデルについて次のように述べています。「Fenderは、僕のシグネイチャーテレキャスターの塗装に本気を出してくれたんだ。そのサウンドは、僕が大好きな豊かさとキレの良さを超えてきた。トニー・メイデン、プリンス、レイ・パーカー・ジュニア、エリック・ゲイルズ、Rob “Fonksta” Baconといった憧れのアーティストたちのおかげで、僕はテレキャスターならではの音を奏でる術を学んできた。アイコニックなブランドであるFenderとコラボレーションし、僕自身のシグネイチャーテレキャスターを発表できることを本当に光栄に思っている。若いミュージシャンたちがこのギターを手に取り、このギターで作曲し、自信を持ってステージに立つ姿が見られるのを楽しみにしているよ！」
『Limited Edition Raphael Saadiq Telecaster(R)』は、時代を超越するルックスとフィーリングを備えながら、最先端の仕様を提供します。伝統を好むプレイヤーを満足させるヴィンテージトールフレット、ブラックバインディング、59年スタイル の“C”シェイプネックに加え、印象的なDark Red Metallicフィニッシュとラファエルの代表アルバムの一つ『Instant Vintage』からインスパイアされたサイケデリックなカスタムグラフィックピックガードは、コンテンポラリーなプレイヤーを惹きつける魅力に溢れています。クロムハードウェアとブラックヘッドストックの組み合わせは、このギターのルックスを更に際立たせます。Custom Raphael Saadiq Single-Coil Tele(R)ピックアップのダイナミックなレンジは、あらゆるジャンルに応える明瞭さとサスティンを提供します。
FMIC製品開発最高責任者 ジャスティン・ノーヴェルは、「驚異的なマルチプレイヤー、ラファエル・サディークとのコラボレーションとなるシグネイチャーテレキャスターを発表できることを大変嬉しく思います。本モデルは、伝統と革新を象徴しヴィンテージの魅力と現代の輝きを見事に融合しています」とコメントしています。続けて「ヴィンテージスタイルのトールフレット、ブラックボディバインディング、クラシックな59年スタイルの“C”シェイプネックは我々の原点に立ち返らせてくれ、Dark Red Metallicフィニッシュ、カスタムピックガード、クロムハードウェアはラファエルのユニークなスタイルを体現します。このギターは、ファンとプレイヤーを音楽と芸術の境界を往き来する、新たな演奏体験へと導くでしょう」と述べています。
【製品画像】
RAPHAEL SAADIQ（ラファエル・サディーク）
30年以上にわたり、マルチプレイヤー、ミュージシャン、ソングライター、プロデューサーのラファエル・サディークは、変化し続けるポップとR&B音楽シーンに影響を与えてきた。ラファエルのアプローチは、彼の深い音楽性と独特なクリエイティブヴィジョンによって形作られている。彼の時代を超越した爪痕は、ソロ作品、ビヨンセ、ソランジュ・ノウルズ、ジョン・レジェンド、Brent Faiyaz、メアリー・J.ブライジといいた印象的なコラボレーションの数々、そして高い人気を誇るR&Bバンド、Tony! Toni! Tone!（トニー・トニー・トニー）での先駆的な活動を通して感じられ、クラシックなセンスと画期的な感性を見事に融合させ、音楽の堅苦しさを突き崩し、深い感動と万華鏡のようなサウンド体験を作り上げることで称賛されている。ラファエルの影響力は映画やテレビでも明らかで、数々の賞の受賞とノミネートを果たしている。映画『Mudbound』（2018年）と『The United States vs. Billie Holiday』（2021年）にはラファエルの楽曲、『Insecure』（HBO）、『Lovecraft Country』（HBO）、『Genius: Aretha』（National Geographic）、『Underground』（WGN）、『61St Street』（AMC）には彼が作曲と監修した楽曲が使用されている。絶賛されたディズニーアニメーションシリーズ『Marvel's Moon Girl and the Devil Dinosaur』のエグゼクティブミュージックプロデューサーも務めている。
