体を内から軽くするチャンスのファスティングにトライ
こんにちは。美容ライターの立花です。
夏本番に向けてなんとかして体をスッキリさせたい!さらに6月から8月の3ヶ月間、スナックをオープンするのにあたり体調を整えたい!その2つを同時に叶えてくれるのはなんだろうと考えた時、それはファスティングに違いないと思い切ってチャレンジすることにしました。実はファスティングは過去に3回ほど経験済み。
食べないで震えがくるのではないか、お腹が空きすぎて貧血になったりしない?などと聞かれることもしばしば。私も最初、3日間も固形物を食べないなんてどうにかなってしまうのではと思ったのですが、きちんとルールを守れば明らかに体が変化を感じられるんです。始めるはちょっとの勇気とスケジュールの確保!
いくつかファスティングにも種類がありますが、今回は発酵ドリンクを使ったファスティングに。発酵ドリンクもいろいろあって何を選んでいいか迷いますよね。私は今回“SIMPLISSE”の「シンプリス フィトクレンズ ピュア」をチョイス。
その理由は60種類の国産原料を酵母や酵素の働きで熟成させた、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、ポリフェノールなど栄養をたっぷり含み、しかも着色料や甘味料など添加物を一切使っていないところが魅力でした。3日間それしか口にしないから安心なものを選びたい。
1本¥8,640で3日間で2本なのでファスティングにかかるお金は¥17,280 。何も食べないのにこの値段と考えるとまぁまぁしますが、でも胃腸を休める、デトックスする体のことを考えると大人の必要経費。
SIMPLISSEが推奨しているやり方は準備1日、断食3日、復食3日の3ステップ。ファスティング成功のポイントはまずスケジュール。ファスティングは断食と復食中は外食できないので、ファスティング予定をフィックスすることが大事です。
準備1日目は20時までになるべく油物を控えた食事を終わらせるくらいでハードルが低くホッとします。数回のファスティング経験から、その前から少しずつカフェイン量を減らしておくのが頭痛発症が少ない気がします。
ドキドキの断食中は頭痛や爆睡。目がパッチリいろんな変化が目白押し
ついに断食3日間スタート!
この間は固形物は取らず、「フィトクレンズ ピュア」を1日300ml水か炭酸水で割って飲みます。私は朝作って外出時は小分けにして持ち歩きました。
自然由来100%の甘さだから甘ったるくなくて飲みやすい。一気に飲むのではなくちびちび少しずつ飲むのがポイントだそう。水を1時間に100ml飲むのもお約束。結構お腹たぽんたぽんになるのでお腹すいた〜というのはないかも。普通にトレーニングにも行けちゃったし。でもその後誘われたランチに行けなかったのが辛かった涙。そしてカフェで飲み物を頼むのが困りました。ノンカフェインだからスタバで初めてのハーブティーをオーダー。食事の時間がない分、夜は手持ち無沙汰&遅くまで起きているとお腹すきそうなので22時にはベッドに入っちゃいました。するとなんと翌朝は目覚ましなしで5時にスッと起床。すごい。やはり消化に使われてない分、しっかり睡眠が取れているのでしょうか。初めてファスティングをやったときは頭痛がして辛かったのですが、今回は大丈夫。頭痛がする時は梅干しや味噌をつまむといいそう。
2日目は朝から撮影。みんなが食べているお弁当も食べられず辛い。午後にはだんだん酵素の味に飽きてきて、忙しかったのもあり、意識しないと飲むのを忘れがちに。そして夕方には異様なだるさに襲われ、とにかく眠い。体調が悪くなったの?と心配しちゃうほど。気づいたらロケバスで爆睡してました。これが好転反応というもの?この日も22時に寝て6時まで一回も起きずでした。
最後の3日目。体重はこの時点で-1.5kg。全く動かなかった体重が減ってかなりうれしい。それだけでいい気分に。しかも朝からお腹がぐるぐるなりっぱなしで腸が活性化されてる証拠!?ファスティング中辛いことの一つに、自分は食べられないのに家族の食事を作ること。味見しなくてもOKなカレー、餃子、焼そばに頼りました。
飽きてきた味には炭酸やぬるま湯で割って味変をしてなんとか乗り切りました。なのに午後にはもう1日いけちゃうかもと思うほどだから不思議。これだけ飲んでればいいというのはある意味楽かも。心なしかむくみが取れて目が開いてぱっちりして見えるし、肌のくすみが明るくなっている気がする!
そして最後の砦。ファスティングで一番大事な時と言われる復食期3日間。断食が終わった!と気が緩んでここでドカ食いをしてしまうと元もこもなくなっちゃうので己との戦いの時期。
“SIMPLISSE”が推奨するやり方は1日目と2日目の朝は「シンプリス フィトクレンズ ピュア」20 ml 。1日目の昼は重湯……。重湯ってなに?重湯を調べると米:水=1:10で炊いたお粥から米粒を除いたもの、だそう。これを食べるくらいなら何も食べないほうがマシなのでは?と思うほど気分が上がりませんでした。2口でギブアップ。何も固形物が入っていなかった胃腸をなれさせていくための大事なステップなのは分かるのですが……。
夕食は五分粥と具なしの味噌汁。この辺りから仕事がバタバタしていたのとお粥を作るのが面倒で1食抜かしてしまったり、市販のものを代用してしまいダメダメな例。でも20時までに食べ終わること、言われていた「まごわはやさしい」を意識したものを少量にすることは意識しました。
復食期3日間を経て、おそるおそる体重計に乗ったらちょっと戻って-1kg減。
ファスティングをやってみての感想!まずはファスティングをやりきれたことに自信が生まれます(笑)。体重が一気に減ることはないけれど、普段食べ過ぎていたことに気づけるし、ダラダラせずシャキッと目覚めたのにはびっくり。そして確実に顔のむくみが取れ目がはっきりした感じ!一人でやると孤独を感じたり、やめたくなったりしがちなので誰か友達グループを作って励ましあってやることをオススメします。
しかも直後は1 kgしか減ってなくてちょっとがっかりしたのですが、ファスティングで胃が小さくなったのと取る食事を意識するようになったら、さらにそこから少し減って2週間後には2 kg減ってたんです!うれしい〜
おいしいものやお酒が好きな私たち世代だからこそ、定期的に時間を作ってファスティングすることが体のためになるので、これからもやり続けてみます。
取材・文/立花あゆ