2024年の干支は「甲辰」（きのえたつ）になります。

前年、2023年の干支は「癸卯」（みずのとう）で雨や雫を表し、「ろ過」「浄化」がキーワードとなる年でした。水がろ過されるように、経済や芸能の世界で今まで目を背けてきたものがあぶり出されたこともそれを象徴しているかのようです。

2024年の「甲」は十干という10年のサイクルで巡る〝気〟の最初の気にあたり、空に勢いよく伸びる樹木を示します。「辰」は十二支の中で唯一、実在しない想像上の動物で土の気の象徴です。そんな。「甲」と「辰」が巡る2024年はいろいろなことが刷新され、現実離れした想像以上のダイナミックな変化が起こる年となりそう。

ちなみに前回の甲辰は1964年。首都高ができ、東海道新幹線が開通し、最初の東京オリンピックが開かれ、日本の街も社会も大きく変わった年。さらにその前、1904年は日露戦争開戦の年で、ロシアに対するまさかの勝利が日本をさらなる富国強兵への夢へ駆り立てた年なのです。これらの歴史を顧みても、2024年がいかにダイナミックな年となるか、実感できるのではないでしょうか。

大きな変化が起こる時に一番に心がけなくてはいけないのが、自分軸をしっかりと持ち、よくわからないことにやみくもに巻き込まれないようにすること。一方で、自分の主体・展望・目標をしっかりと持ってさえいれば変化の波に乗って大きく飛躍できるチャンスの年にできるのです。

この先約200年続く風の時代の始まりと言われた2020年から、時代の大きな運気は曲がり角は始まり、2023年にまさにコーナーを曲がり、2024年は新しい未来を大きく見渡せる位置まできています。未来から視線をそらさず、しっかりと見つめ、振り返らず前向きに進みはじめたい年の初まりです！

西洋占星術の視点では2024年は幸運と発展の星・木星が5月26日まで牡牛座に、その後は双子座に移動するのがポイント。牡牛座は現実的で実用性を重視する半面、守護星が金星なので、センスの良いキラキラした華やかさを好む星座。年前半は実用性と華やかさを兼ね備えた、きらびやかなジュエリーウォッチが最強の開運アイテムとなりそうです。

また、牡牛座を表す体のパーツ「デコルテ」を飾るジュエリー、大きめのペンダントやネックレスを積極的に取り入れることが後半へと幸運をつなぎます。牡牛座も植物や自然を象徴する星座ですが、干支の「甲辰」の「甲」も〝木の陽の気〟で樹木を表すので、モチーフならば花やボタニカル、葉っぱ、昆虫など、色はグリーンやブルーなど自然をイメージするものはラッキーアイテム。

2024年は変化を恐れず、自分軸を持って新しいことにチャレンジすることのできる人が飛躍を生む年。STORY世代になったから、母親だから、女性だからなどの従来の概念にとらわれず、どんな小さなことでも夢と理想を持ちましょう。それが、飛躍の種となり、その姿勢は家族や周囲も巻き込んだ大きな幸せの波を生み出し、未来をより明るくしてくれるでしょう。