全体運を司る幸運の星・木星は、来年の5月下旬まで、つまり上半期までは、牡牛座に滞在します。牡牛座は、五感を刺激するような美しいもの、本物志向、芸術やアート、物質的な豊かさや所有、富を象徴する星座。ラグジュアリーブランドのジュエリーを購入したり、長年欲しかった美しいものを手に入れるのにぴったりのタイミングです。そういった星回りに沿った行動が開運につながるとされますが、5月下旬以降の木星が双子座に入ってからの1年にもいい流れで入っていくことができます。

占いでは、人の一生をいくつかの年齢で区切り、占星術で使われる10の星が象徴する意味合いを当てはめ、その区切りごとの発達課題を示して人生をサバイブしようという「惑星の年齢域」という理論があります。下の表を参考にして頂きたいのですが、ジャスフォーが当てはまる35～45歳は火星が司り、課題は「人生の目標を具体的に（上の表）形にしていく」。アネフォーが当てはまる45～55歳は土星が司り、課題は「社会的な成果を生み出していく」。逆に、ジャスフォーより前の25～35歳は太陽が司り課題は「人生の目標を見出す」とあります。

つまり、20代半ばから30代にかけては、若さゆえのキラキラだけでは生きていけなくなり「自分はどう生きていきたいか」など自分らしさを培い、ジャスフォーでそれを自己実現していく。どんなにもがいていても、辛くても、ここで確固たる自分を築き上げていくこと、意思をもってサバイブすることを身につけていけば、アネフォーで運気が開け、自分のことも人生も受容できるようになることを意味しています。

意思をもってサバイブするには、何かに依存することはおすすめできません。自分の力で頑張ってこそですが、そのうえで何かの力を借りたり、守ってもらうためにジュエリーは大きな力を発揮してくれます。35～45歳を司る火星のモチーフは、ゴールドとダイヤモンド。叶えたいものが沢山ある方はパヴェダイヤモンド、大きな目的が1つはっきりしている方は1粒ダイヤモンドのジュエリーがおすすめです。また、人とかぶらない〝らしさ〟や〝独創性〟が光るデザイン、スタッズやスクエアフォルムなどのとがったデザインが、更なる気運を高めてくれると言えるでしょう。

更に、ジュエリーが彩る体の部位によって、仕事運、対人運、夫婦運など司る運が変化してきます。こちらも上の表を参考にして頂ければと思います。同じく木星が牡牛座に滞在している今こそ所有したい老舗メゾンの時計は仕事運を示すアイテム。土星のアイテムなので、ダイヤモンド、ゴールド、ジェンダーレス、スポーティ、とがったモチーフ、どれかに当てはまるデザインでビジネスでの運を味方につけられると思います。

2023年前半から2026年にかけては、風の時代に完全に移行します。風の時代に入った2020年12月22日から、それまでの常識がくつがえされるような出来事が起きていますが、2026年まで続き、エキサイティングな変化をもたらす傾向にあります。

ですが、占いは振り回されるものではなく、「使う」もの。こういった激動の時代こそ、占いの力を頼っていい流れに乗り、ジュエリーの力、輝きを借りて、自信をもって運命を切り拓いていきたいですね。