Lifestyle特集

ウィズ・コロナの時代の新ホテル三都物語――③京都「THE THOUSAND KYOTO」&「Ace Hotel Kyoto」

紅葉やお祭り、寺社仏閣巡り、割烹料理、パンとコーヒー等々、一度では決して楽しみきれないだけに、何度リピートしても飽きない街。
そんな京都を旅するには、今がうってつけの時期なんです。
(もちろん新型コロナウイルス の感染対策は、しっかりとしたうえで!)
まず第一に、海外からの観光客が少なくなって、オーバーツーリズムに煩わされることなく旅ができるということ。
それから、2,3年前から今年にかけて、東京をしのぐほどの数の新しいホテルが続々とオープンしているということ。
超ラグジュアリーなところではアマン京都をはじめ、パーク ハイアット 京都、THE HIRAMATSU 京都、これからオープンするところでは、HOTEL THE MITSUIなど。
また、いわゆるライフスタイルホテルとしては、sequence KYOTO GOJO、MALDA Kyoto、MOGANA、あるいはワコールが展開する京の温所シリーズなど。
あまりにも多すぎて、われわれ雑誌作りに携わる人間でも、とても覚えきれません。

だからこそ、あえて次の京都は“新しいホテル巡り”を旅のテーマにしてみるというのも手です。

そんなわけで、今回泊まってみたのは【THE THOUSAND KYOTO】。
京都タワーなどを運営する京阪ホテルズ&リゾーツがフラッグシップホテルとして昨年オープンさせたホテルです。
このホテルを選んだいちばんの理由は、ロケーションの良さ。
京都駅烏丸中央口から出て、嫌な段差もないまま、徒歩5分以内で着きます。
街の喧騒を避けて、京都ならではの自然に囲まれた場所に籠もって、ハイダウェイな時間を過ごしたいなら話は別ですが、
京都の街の今をあちこちと見てみたいなら、駅に近いところが絶対に楽ですよね。

エントランスからロビー入ると、いきなりこのようなインスタレーションアートが迎えてくれます。

振り返れば、ドラマチックなアプローチとシンボリックな大階段。

とはいえ、駅近だからといって、風情がないわけではありません。テラスの緑が豊かなこんな客室も……。

チェックイン後、ホテルの近くを散策してみました。
ホテルのすぐ裏には、別名「猿寺」と言われる正行院があります。
私たちが普通に知っているのは「見ざる、聞かざる、言わざる」ですが、それに加えてこちらでは「思わざる、為さざる、合掌ざる、持たざる、忘れざる」が加えられています。それが、もともとお釈迦様が説かれた「八正道」なのだとか。
深い感じがします……。

そして、その先を1分ほど歩くと、今度は食の煩悩と本能を呼び覚ますラーメン屋! ご存知の方も多いと思います。2軒並んで昔からずっと営業を続けている「本家 第一旭」と「新福菜館本店」。
入らずにはいられないということで、「新福菜館本店」へ。
中華そば(肉なし)¥600をいただきました。

コシのある麺に濃い色のスープですが、意外とあっさりしていてペロリと食べられます。青ネギともやしのシャキシャキ協奏曲も見事なハーモニー。
店を出たあと、食後のデザート代わりに街路樹の百日紅を目でいただきました。

おやおや、ちょっと寄り道しすぎましたね(でもこの寄り道が京都の面白さでもあります)。
新しいホテル巡りの話に戻します。
チェックインしたTHE THOUSAND KYOTOから再び京都駅に歩き、地下鉄烏丸線に乗って北上。
3つめの烏丸御池駅で降りて、徒歩1分のところにあるのが、この夏にオープンした【Ace Hotel Kyoto】。
この外観の木材の組み方でわかる人は分かると思うのですが、そう、建築家は隈研吾さんです。
Ace Hotelは、1999年にアメリカのシアトルで創業し、その後、ポートランド、NY、LA、シカゴなど、世界で9つのホテルを展開しています。もともとクリエイターが集まるカルチャーの発信地をコンセプトにしているだけあって、館内にはジミ・ヘンドリックスやアレサ・フランクリンといった’60年代から’70年代のロックやソウルミュージックが流れています。
ほら、なんかロックな感じでしょ?

先ほどの【THE THOUSAND KYOTO】のラグジュアリー感とは一線を画す、カジュアルでHIPな感じです。

フロント。

ロビー。
廊下。
そして、予想以上に良かったのが、ダイニング「ミスター・モーリスズ・イタリアン」のランチ!
大変失礼ながら、食べる前までは〈アメリカナイズされたイタリアンか……〉ぐらいに思っていたのですが、超絶的に旨かった!
特にこちら。

骨付き豚ロースのフライ。¥5,600
パルメザンチーズを塗した豚ロースにブラッターチーズとトマトソース、バジル……。
お肉がとっても柔らかくて、ソースも日本人好みのさっぱり感!
かえって食欲が湧いたのか、追加でクラシックマルゲリータ¥2,200をオーダー。

こちらも美味でペロリ。
普通、食べる順番が逆ですかね。まあ、いいか。

部屋には泊まりませんでしたが、ロビーを見て、ダイニングで食事するだけでも、このホテルの“らしさ”が十分楽しめたつもり。大満足。

また、この【Ace Hotel Kyoto】が入っている新風館のエリアには、さまざまなセレクトショップやカフェも集まっているのでゆっくりと時間をかけて楽しむことができます。
センスのいい、こんなグリーンSHOPも。

今回は、2軒のホテルとその周辺を歩いただけですが、昔ながらの街の様子もあれば、とびきりトレンドな空気にも触れることができました。
京都のホテル巡り。濃縮な時間でした。

前回の記事はこちら。

お問い合わせ
【THE THOUSAND KYOTO】(ザ・サウザンド キョウト)
京都市下京区東塩小路町570番
https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/the-thousand-kyoto/

【Ace Hotel Kyoto】(エースホテル京都)
京都市中京区姉小路通東洞院西入車屋町245-2
https://www.acehotel.com/kyoto/

 

編集 川原田
FROM編集 川原田 1968年生まれ。北海道出身。双子座のO型。『CLASSY』→『VERY』→『BRIO』(2009年休刊)→『HERS』を経て、2020年7月よりSTORY編集部所属。趣味は、15年続けている野菜作り。現在は2か所の農園を借りて週末ファーマーとして活動する。
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