2月5日のSTORY experience 新春占いセッションに、風水・運勢コンサルタントの鈴木えみ先生が再び登場!
風水と中国古来より受け継がれる「奇門遁甲」を合わせた奇門風水という鑑定方法でその人が直面する局面を読み解き、よりよい方へ導いてくれます。
風水は見聞きしたことがあるけれど、「奇門遁甲」っていったいどんなもの?
この鑑定方法について理解を深めるべく、鈴木先生のオフィスにお邪魔しました。
限られた人しか扱うことができない奇門遁甲
実はお目にかかる直前、東京タワーが見える素晴らしいロケーションの先生のオフィスを見上げながら、大後悔していました。
今回、ご取材をお願いしたのは、鈴木先生の扱う奇問風水が「学問である」という言葉がきっかけでした。風水はなじみがありますが、奇門遁甲についてはあまり知られていません。それを紐解くべく先生の貴重なお時間をいただくからにはと、「奇門遁甲」について“予習”をしようと試みたのですが、これがとにかく難解なのです!
それどころか、情報がまとまっているものがなかなか見つからない……。
やっと見つけた資料によると、
“「三奇」「六儀」、八掛の入った洛書九宮の枠に組み合わせ、「八門」「八神」を並べて方角に基づく「遁甲盤」を作り上げ、時間を六十干支に分け、それを「天の時」「地の利」「人の和」に基づいて占う※”
※北海道大学北海道大学大学院文学研究科 研究成果抄録より https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/44606
……とありますが、理解できず。始まりは紀元前2500年ごろの中国伝説の王、黄帝だというから、中国で継承される術の歴史は、そのスケールが違います。
結局、十分な準備のないまま訪れたことをお詫びすることに……。すると、
「そうだと思います。私も勉強をはじめたころは、難しくて何度投げ出そうとしたか!」
と鈴木先生は笑って迎えてくださいました。
そもそも、扱える人はごくわずかだという「奇門遁甲」。その理由のひとつが、この難解さであると先生はいいます。
「奇門遁甲は独学で勉強するのはかなり大変だと思いますよ。そのために“口伝え”で継承されてきた歴史があります」
鈴木先生は北京で生まれ育ち、21歳で日本に留学。日本の大学で経営学を学んでいるとき来日した中国のトップ奇門遁甲・風水の師匠と出会い、易学の勉強・研究をはじめました。
鈴木先生の師匠のもとには、何度も奇門遁甲を書籍にしたいと話がきたそうですが、その難しさに話が頓挫し、学びたいと訪れた大学教授ほどの方でさえお手上げだったのだとか。流派も多く存在するそうで、私が目にしていた情報も奇門遁甲を説明するには不十分であったと推測できます。
影響力の強さゆえ帝王しか使えないという時代も……
“扱える人が少ない”というのは、その結果の精度の高さにも関係が……。
奇門遁甲はなんと2時間後の未来も分析することができる精度の高さから、その昔は帝王学のひとつとして地位、見識が高い人のみが扱うことが許されていました。長い歴史の中では、戦術に使われていたことも。諸説あるものの、三国志に出てくる諸葛孔明も扱ったとされ、映画「レッドクリフ」では盤を扱う描写で孔明の聡明さが表現されています。
鑑定の結果が与える影響が重大なため、奇門遁甲を扱える人はほとんど表に出てこないのだそう。鈴木先生自身も、そのパワーゆえ重い「気」を受け取ってしまうことがあり、鑑定時にはお守りが欠かせないといいます。そのため、東北の大震災をきっかけに人の助けになることに限り鑑定を引き受けることすると決心してからもなお、「ご縁のある方だけ」鑑定をされてきました。
「陰陽」を基に時間と方角を見る
奇門遁甲を理解することを半ば諦めていると、鈴木先生はホワイトボードにペンで大きな円を描き、その入り口として「陰陽」の話をしてくれました。
奇門遁甲は、風水などと易学から派生した術。「陰」と「陽」の2つの対立と統合を森羅万象の変化の法則を説明できるといいます。その上で、どんな問題もものごとの一側面にすぎず、別の見方をすることでそこに横たわる問題の本質を知ることができると鈴木先生。
「奇門遁甲は、良いところを活かし、悪いところを退けるという易の本来の目的のために、方角と時間を重要視していろんな方向性から分析すること、と理解すると分かりやすいかもしれませんね」と教えてくれました。
奇門遁甲は「人生の作戦会議」
鈴木先生は奇門遁甲で読むことを「人生の作戦会議」、さらに「人生の健康診断」でもあると言います。起こることをさまざまな局面から知ることができると、よりよい道を“自ら選んでいける”ようになる。つまり、魔法のように「開運」するのではなく、調べて分析することで自主性を持って行動する「指針」になるのです。
鑑定時には、シートに記入された生年月日や鑑定日時などの情報からその場で計算式を出すそうですが、「これだけ科学が発達してきたら、いつか奇門遁甲をコンピューター解析できる日が来るかもしれないと、本気で思っているんですよ!」と冗談まじりに笑います。
今すぐ解決をしたいことへの糸口を見つけることも難しくないといい、相談に来た人からその翌日に“解決した”と報告を受けることも良くあるそう。
「でも」と先生は言葉を続けます。チャーミングなその笑顔が、スッと変わった瞬間でした。
「陰陽のように、なにごともバランスが大切だと思っています。自分だけがよければいいと思うよりも、人のためになるかを考えていくことで世界が変わります。自分が考えている以外にどんなことがあるのが、それを知るきっかけにしていただきたいのです」
みなさまのためにいかに学問を生かし、趋吉避凶より幸福になるように尽くすことは私の使命だと話す鈴木先生。確かな分析はもちろん、その誠実な人柄があってこそ、真の問題解決へ導くことができるのだと確信しました。
2022年は新時代への「準備」をスタートに
今回、昨年の春以来STORYexperienceに鈴木先生にご登場いただけることになりました。それには、2月5日という日付に理由があったと先生は言います。
鈴木えみ先生は「2022開運STORY占いセッション会 in Winter」にも参加します
「奇門遁甲に加え、風水の視点からも総合的に判断する「奇門風水」でさまざまな角度から分析を行っていますが、風水では2月4日は新しい年の始まり。1年の始まりでその年を知るのはとてもいいことと思いました。
風水では180年で1ターン、20年に9回「気」が入れ替わる時期があります。昨年は西洋占星術の「風の時代」が話題になりましたが、風水では9回のうち8回目が2023年で終わり、2024年から本格的に世が変わるとされています。今年はその準備期として重要な年なんですよ」
ホワイトボードに最後に書いてくれたのが、2022年を表す「水火既済」という文字。易学でいうと、ものごとが完成に近づいて次のステップに進むべきという意味があるのだとか。2022年という年もみて、今回のSTORY experienceイベントへの参加を決めてくださったそう。
そして、重要なメッセージを伝えてくれました。
「2022年はパワーがある年でもあり、パワーを取り入れるべき年でもあります。この言葉の意味からも、水と火、対立するものをどう生かすか。やはりバランスが重要な1年です。
特にこの1月、2月、いろいろと大変な経験をする方は多いと思います。一部の方々はたくさんの現実を受け入れなければならない。ここで、受け入れることは放下であり、執着しないことであり、放棄ではありません。2022年は希望を持って、現実を受け入れてできることをコツコツ頑張って行くことと思います」
2022年をどう切り抜けるか、そしてそのパワーをどう生かすか。来たる2024年へ向けてどう動くか。鈴木先生のアドバイスは、きっとあなたの背中を押してくれます。
未来は自分で動かす。風水における年初め、「人生の作戦会議」を始めてみては。
2月5日に開催する「2022開運STORY占いセッション会 in Winter」では、鈴木えみ先生の個人セッションが受けられます。参加申し込みは先着順で受付中。締め切り間近ですのでお早めに!
取材・撮影/角田ひかる
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