アイデアを練る時は自然光が必要だというえぐちさん。

「ダイニングテーブルで外のほうを向いて座るか、ベランダで仕事を。家族時間と仕事時間をしっかり切り替えたいので大きく収納を作り、ダイニングテーブル上を整然と保ちます。家のレイアウトは、私の頭の中のゾーン分けをそのまま実現している感じ。整理し、効果的な場所に物を置き心地よさを重視します」

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  もともと家で仕事することが多かったえぐちさんは、家を建てる際にたくさんの資料と画材を収納できるスペースを大きく作ると決めていたそう。ここが時間切り替えの重要な存在に。

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  仕事をする時は、好きなお茶、チョコレートなどのつまめるスイーツを手元に置いています。PCまわりもきちんと整えるということが重要です。

その日の気分で香りを選び、音楽をかけ掃除や整頓に没頭することがストレス解消に。

「忙しい日々が続くとキッチンを筆頭に家の中が乱れてきます。そうするとストレスが溜まるので、疲れている時こそ家を整える時間を捻出。ゆっくり休むより、
綺麗にすることが最もストレス解消になるんです。掃除や整頓は、浄化やデトックスのような存在なのかもしれません」

掃除時間に欠かせないのが、音楽と香り。朝起きて、その日の気分に合わせた香りを調合し、音楽をかける。

「最近はバッハのアルバムがメイン。それが掃除の時間の気持ちを更にぐっと高めてくれます。キッチンを中心に家中が清められることが、私にとってのデトックスにも繋がります」

陽が落ちてきた時間に仕事を終わらせ、自分で好きなカクテルを作って１杯。

「仕事から家族時間に切り替える時、私が大好きなものだけが並ぶ棚の前でカクテルを作って飲むのが大切な時間。何を作ろうか考え、実際に味見しながら作り、それを本などを読んだり外を眺めたりしながら、ゆっくり味わうことで、自然とスイッチが切り替わっていきます」

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  「カクテルを作るセットがシルバーのトレーにまとめてあるので、トレーごと移動を。その日の気分で好きな場所、好きな味で作っています」

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  「季節のフルーツを、どうやってカクテルに使おうか考えるのもまた楽しい。自粛期間にカクテル作りを始め、すっかりハマってしまいました」