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【息子2人が東大に進学】「ママ友」はどうやって作る!?

【お母さんが変われば子供が変わる⑪】

こんにちは。子育てスマイルナビゲーターのたかみほです。
前回の記事では、

▪レジリエンスとは?

▪「レジリエンス=立ち直る力」を身につける子育てが大切

▪レジリエンスを意識した子育てについて

▪気持ちを切り替えるスイッチ

について、お伝えさせていただきました。
今回は「 ”ママ友” はどうやって作るのか?」をテーマに、お話しさせていただきます。


●「ママ友」はどうやって作る!?

新学年になる時、新学期を迎える時など、学年の区切りの時は、親御さんもお子さんも気持ちがリフレッシュする時期だと思います。

5月になりましたが、4月に小学校や中学校に1年生として入学されたお子さんの学校生活は、慣れてきましたでしょうか?
1人目のお子さんを育てる親御さんにとって、お母さまも一年生のような気分になりますね。すべてが初めてで、不安に感じていることも色々あるのではないでしょうか。

私がよく聞かれる質問の中に、

ーー子どもも学校で新しく友だちを作ってきますが、ママはどうやってママ友を作りますか?

若い頃は、何事もなく当たり前のようにすぐに作ることができた友だちですが、ママ友は「きっかけ」がないと、容易に作ることができない場合もあります。

付き合い方としては、
「ママ友」とは、深入りせず、ある一定の距離を保つ
これがコツだと思います。

特に子どもが幼いうちは、「ママ友とはある一定の距離をおきながら付き合っていく」ことを、意識的に心の片隅においておく必要があると思います。

子どもを通して知り合いになった「ママ友」は、全くの他人ではありませんが、長年の時間を共有してきた「友だち」ほどではありません。

考え方など理解し合えない場合もあるので、程よい距離を保っていなければ、自分が疲れてしまうからです。

自分の経験からですが、

◆お子さんが幼稚園生や小学生の時期は、子どもを公園などで遊ばせながらお母さん同士はお話ししたり、互いの家同士を行き来しお茶をしたりなどを重ねていきながら、共に子どもの話題を通して、ママ友はたくさんできました。

◆一番ママ友を作りやすいのは、子どもが中学生・高校生の頃で、保護者会での顔合わせが良い機会でした。
親は子どもの座席(子どもたちが帰った後の座席)に座ることが多いので、近くの席のママとお話しをするきっかけになりました。

◆「うちの子、机の中が汚いわ〜」と机の中やロッカーの中を覗きながら、笑い話しにして、周りの親御さんと話す機会を作ったり、帰り道が同じ方向のお母さまを見つけ、話しかけて、一緒に帰ったりして仲良くなっていきました。

◆段々慣れてくると、ママ友同士のランチ会などを積極的な人が企画してくれたり、幹事を当番制にしたりしてランチ会を開催し、ママ友同士で話す機会が増えていきました。学期に1回のペースでランチ会が開かれていたので、それに参加し、段々お子さんとお母さまがセットで分かるようになっていきました。

◆意識や目標が同じママ友とは親しくなりやすかったです。

また、子どもの部活動が一緒のお母さまとは、共通の話題が多く話しやすく、特に、中学・高校の期間は、試合やランチ会でお会いしたりが多く、そのうち、夜のお食事会も企画されるようになり、かなり仲良くなりました。

息子の母親でありながら、私が知らないこともママ友から聞かされたり、自分の子どもが私に言わないことも、他のママが何故だか知っており、情報が筒抜け状態で可笑しかったです。

このように、短い期間のママ友とは、一定の距離をおきながらのお付き合いが多かったですが、子どもの成長を一緒に長く共有できたママ友とは、仲が深まり何でも話せるようになっていきました。

●長男の一人暮らしが始まりました

4月の終わりに大学院2年生になった長男は、研究室が本郷キャンパスから柏キャンパスに移るということで、柏キャンパスに自転車で通学できる場所に一人暮らしを始めました。
大学院2年生で23歳にしてようやくですが、親元を離れた生活が始まりました。

研究室の移転情報を1月初めに聞いていたので、その時点で、物件の下見に行っておいたのは良かったと思います。
すでに、昨年秋より推薦枠で入学が決まっている学生が、先に物件の契約をし、そこから春の入学時期が近づくにつれ、一人暮らし用の物件がどんどん無くなっていくことが予想されました。

我が家は、1月の第1週目に長男と柏の不動産を一緒に訪れ、一人暮らしの物件をいくつか内見し、その場で気に入った物件を決めました。
迷っているうちに、最初に良いと思った物件が無くなってしまうこともあるので、ある程度、即決力が必要になってくると思います。

幸い、良心的なオーナー様に巡り合い、家賃と管理費だけで、敷金・礼金も要らない物件を得ることができました。
しかも、1月に決めたのに、「家賃発生は4月からで良いです」と好意的にしてくださいました。

そして、4月の終わりに長男は、必要なものだけ持って、柏方面に引っ越していきました。長男の部屋にはまだ残された荷物が多いですが、これを機に片付けたり捨てたりして、私も使えるフリースペースを作ろうと思っています。

先日のGW初めの休日のことですが、突然長男から連絡が入り、駒場キャンパスのボクシング部にOBとして参加したいけれど、「実家にマウスピースとボクシングテープを忘れたから、池袋駅まで持ってきて」と頼まれました。私もちょうど外出するところで、友人との時間を変更し、池袋駅の山手線ホームで無事に長男に渡すことができました。

それはほんの一瞬のことでしたが、長男の元気そうな姿が見れて、ホッとした気分になりました。

●子どもの友だちについて

息子たちの交友関係は幅広く、今でもよく連絡を取って会うことも多く、それも幼稚園時代の友人とも今だに縁が繋がっていることに驚かされています。

幼稚園時代、小学校時代、中高時代、大学時代、大学院時代と、時の経過と共に当然友人は増えていっておりますが、さらに、中高時代は学校の友人とサッカー部の友人、大学時代も学校の友人と体育会の友人、バイト先の友人と、多くの出会いがあり、息子たちと友達でいてくれる仲間の存在にありがたさを感じています。

次男の友人の中に、中学時代、同じサッカー部でとても仲良くしていた友人がおりました。しかし、一緒の高校に進学できず、結果別の高校に行くことになりました。
中学の卒業式を終え、もうすぐ別の高校に入学するまでの春休み期間中は、サッカー部員やクラスメイトを交えて、毎日のようにその友人と会い、ゲームをしたり外で運動をしたり、家に行っては泊めていただいたりしていました。今までいつも一緒に過ごしてきた仲間が、高校生になったら違う環境で学校生活を送らなければならないという寂しさを、彼らは埋めるように、毎日一緒に遊び続けていた子供たちの気持ちを考えると、私も切ない気持ちでいっぱいでした。

でも、その友人とは、高校になっても変わらず交流が続き、機会があれば会って遊んだり、泊まりに行ったり…結局何も変わらず今でもずっと仲良くしています。

そんな友人ですが、大学進学については海外留学を考えて準備をしていましたが、コロナでその機会を失っており、しばらく身動き取れずにいましたが、昨日とうとうアメリカに飛び立っていきました。
もちろん、みんなで空港までお見送りもして、友人を送り出したということでした。

これからの彼の成長と飛躍を願い、次男とのご縁もずっと繋がっていくことを心から願っております。


次回の連載も「ママ友」について続きのお話しをしたいと思います。
楽しみにしていただけたら嬉しいです。

たかみほ(たかせみほ) 子育てスマイルナビゲーター 1968年生まれ。共立女子大学文芸学部卒業後、航空会社のグランドスタッフに。結婚後、長男が小4、次男が小2の時に夫と別居。2年間の調停の後に離婚成立。シングルマザーとして働きながら、子供たちを中高一貫校へ。その後、2人ともに東京大学理科一類へ現役合格を果たす。著書に『シングルマザーで息子2人を東大理Iに 頭がよくなる「ルーティン」子育て』(徳間書店) Noteブログ https://note.com/takasemiho

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