グローバル化やデジタル化……。社会の急激な変化に適応する子どもを育てるために選ぶべき学校は? この春、京都に開校したインターナショナルスクールの様子や、AIC国際学院ボードチェアマン兼AICJ鷗州学園理事長の鈴木大地さんを取材してきました。
広島校に続き
AIC国際学院京都 初等部が
開校しました!
AIC国際学院は、グローバルリーダーを育成するという理念のもと設立されたインターナショナルスクール。広島校に続き2校目になる京都校では、国際バカロレアの初等教育プログラムを導入予定。入学式では、鈴木大地氏が「失敗を恐れず、どんなことにもチャレンジして、自分を成長させてください」と祝辞をプレゼントしました。
20分間、朝学習に集中して取り組みます。
今日のクラスの情報をみんなで共有します。
算数のカリキュラムはシンガポール算数(Singapore Math)に基づいています。
その他、日本語の歌や音楽鑑賞、創作ダンスなど多彩なプログラムも。
どちらにするかは選択可能。
5・6時限目では探究を深めるために極力2時限通しの時間割編成となっています。
触れ合いながら、最長18時まで過ごせます。
「英語で学ぶ」中高一貫校として2006年に開校、2009年に一条校として西日本で初の国際バカロレア認定取得。週34時限中14時限が英語で行う授業で、数学や理科の一部も英語で学ぶ。IBディプロマコースでは、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を取得することができます。
ニュージーランドのカレッジの実績
全生徒が国際バカロレア認定のプログラムを学ぶニュージーランドで唯一の高校。世界各国から選抜された約200人の生徒たちが恵まれた環境の中で受講。卒業生の多くが、オックスフォード大学等、世界ランキング50位以内の大学に進学。
英語は世界の共通言語です
それを身につけてこそ
グローバルに通用する
主体性や探究心を
養うことができます
水泳は、小学校2年生の頃、母親が隣町のスイミングスクールに入会させたのがきっかけ。それまで全く泳げなかったのですが、半年くらいで代表選手に選ばれ、海外遠征に……。そこで友達を作るために積極的に英語を学ぶようになりました。しゃべれない恥ずかしさよりも、友達が増える喜びのほうが上回っていたからです。自分の考えを人に伝えることは国際的スタンダード。言葉の壁を小さな時期に越えさせてあげることが子どもの今後の可能性を広げてくれます。
スポーツと勉強は、とても似ています。タイムが上がらなかった時には、その理由を考え、改善し、練習し、次の試合に向かう。これを繰り返します。勉強も同じ。テストの点数が悪かったことに落ち込むだけでなく、その理由を考える。学習方法を試行錯誤して次のテストに臨む。そこにファシリテーターの役目をする先生がいると百人力です。誰だって、いい結果が出ると楽しくなりますよね。
学校は周りと比べて「できる・できない」を評価する場所ではなく、それまでの自分からどれくらい成長したかを評価する場所であるべきです。国際社会で活躍するための礎となる「英語」を子どもの頃に身につける環境を整える――それが私たちにできること。さあ、一緒に取り組んでいきましょう。
Lifestyle特集 「今」を焦らず、先を見据えた学校選びが大切です 子どもが自ら羽ばたく〝世界基準の子育て〟 2022.06.01