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チョコレートジャーナリストが選ぶ、今年のバレンタインのトレンドアイテムとは?

来たるバレンタインシーズンのトレンドを、メディア出演や監修など幅広く活躍しているチョコレートジャーナリスト市川歩美さんが指南! チョコレートのプロである市川さんのイチオシポイントととともに、渋谷スクランブルスクエアで今シーズン注目のチョコレートを紹介します。

【Check 1】 “日本らしさが光る”クラフトチョコレート

まず、市川さんがトレンドとして挙げたのは、国産素材を活かしたクラフトチョコレート。海外に行きづらくなってしまったことをきっかけに日本国内の食材が改めて注目されるようになり、生産者と直接やりとりをして素材を仕入れるチョコレート職人も目立ってきたそうです。また、「チョコレート作りだけではなく、クラフト感のあるパッケージ作りにもこだわりを感じます。味わいからビジュアルまで、クラフトチョコレートブランドはブランドの軸やストーリー性が一貫していて魅力的です」と語ります。

nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO(ネルクラフトチョコレートトーキョー)×Seiste(セイスト)
「タブレット富山ハッカ」 ¥1,620
*2月2日~14日期間限定

「チョコレート作りからパッケージの細部まで日本らしさや手仕事を感じられるチョコレートブランドです。チョコミント=ビターが多いですが、これはカカオが香る自家製ホワイトチョコと合わせているのが注目ポイント。優しいハッカの風味が口いっぱいに広がります。」

LʼAVANCE(ラヴァンス) 「SIRO/5」 5 個入 ¥1,755
*2月2日~14日期間限定

「注目している新ブランドのひとつです。国産金ごまの力強い香ばしさ、ラズベリーの酸味とのバランスなど、一粒ごとに計算し尽くされた味わいです。素材の良さによってチョコレートが活かされていると感じました。」

【Check 2】 地球や人にやさしい“アースフレンドリーなチョコレート”

次にピックアップしたのは、地球や環境、そして人にやさしい“アースフレンドリーなチョコレート”です。「サステナブルを意識しながらも味に妥協しないクオリティの高さが、近年作られるチョコレートのポイントです。フェアトレードに取り組んでいるブランドや、カカオ農家を支援しているブランドもあるので、食べることを通して、環境問題を意識する一歩になると嬉しいです」と市川さん。

JEAN-MICHEL MORTREAU(ジャン=ミッシェル・モルトロー)
「マリアージュ・デ・クル 9個入」 ¥2,970
*2月2日~14日期間限定

「オーガニック農家生まれで生産者への理解が深い、フランスのショコラティエがつくるチョコレート。世界でも希少なオーガニックカカオを、素材との相性によって原産地別に使い分けています。マンゴーなどのフルーツの甘みと、カカオの心地よい苦みが相性抜群。環境にやさしいパッケージにも注目です。」

FRUCTUS(フラクタス) 「TRINITAS -三位一体-」 ¥2,500

「カカオ農家を支援しながらチョコレート作りをしているDari.K のチョコレートを使った生チョコです。甘さ控えめなチョコレートに、レモンピールの果実みがしっかり感じられる、美味しくてユニークな3層の新感覚スイーツ。」

【Check 3】 “ご褒美チョコ”は海外ブランドに注目!

バレンタインシーズンの定番になっている自分へのご褒美チョコについて、今年の注目アイテムを教えてもらいました。「普段なら手が出しにくい高級なチョコレートや、バレンタイン限定品を自分に買うことで、おいしいチョコレートを食べて“よし、また頑張ろう!”と気分をアップさせられるご褒美チョコの力は大きいと思います」と笑顔で語る市川さん。「日本ではなかなか買うことができない海外のチョコレートブランドを、旅行を楽しむような感覚で選ぶのがおすすめです」と教えてくれました。

c7h8n4o2(チョコガカリ) 「トルタ1881」 ¥3,240

北イタリア、ピエモンテ州のバルベーロという老舗舗チョコレートショップの大きなクッキー。ザクザクとした食感、しっかりとしたチョコ感、ほんのりきいた塩味がクセになります。「チョコレートの甘みに塩が効いて、手が止まらない美味しさです。ランダムに割って、ガラス瓶に入れておくのもいいですね。ふんわりとピンクのリボンをかけた可愛らしくて華やかなパッケージはギフトにもおすすめです。」

フィリップ・コンティチーニ(PHILIPPE CONTICINI)
「ブラウニー マニフィック」 1個¥572

パリのお店でも大人気。まるでチョコレートそのものを食べているかのような、今までにない、濃厚で芳醇な極上ブラウニー。「老舗チョコレートブランドが作るブラウニーは、甘さ控えめでカカオの美味しさを存分に感じられる逸品。日本では買えるところがここだけなので、バレンタインシーズンにおすすめです。」

市川さんが手土産やギフトを買うときのポイントを聞くと、「特に重視しているのは相手を知ることです。例えば、どんな趣味を持っているのか、嫌いな食べ物がないかなどを知った上で、相手のセンスやイメージに合ったものを選んでいきます。最近はコロナ禍の影響もあって、健康志向が高まっているのでアレルギーの有無以外にも、ヴィーガン商品や甘さ控えめのスイーツなど選択肢も増えてきています。」

「次に、会話が盛り上がるものを選ぶことです。渡す時に「カカオの生産者さん達にやさしいチョコレートなんですよ」とか「前に好きって言ってた、あのフルーツを使っているんだよ」などストーリーを添えることで、会話が弾んだり、思いやりが伝わるでしょう。迷った時は、ショップのスタッフさんにおすすめポイントをヒアリングしながら探してみてくださいね。」とのこと。

相手のことを想ってアレコレ迷いながらチョコレートを見つけるのも、楽しい時間ですね。

Profile
市川 歩美(イチカワ アユミ) /チョコレートジャーナリスト

チョコレートに特化したジャーナリスト・コーディネーター。「チョコレートジャーナリスト」として、ラジオ、TV、経済媒体からラグジュアリー誌まで、あらゆるメディアで「チョコレートのいま」を伝えます。「ショコラコーディネーター」としてコンサルティング、商品プロデュースも行う。5歳の頃から筋金入りのチョコ愛好家。

Shop Data 渋谷スクランブルスクエア/SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE
https://www.shibuya-scramble-square.com
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取材/本條千春

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