2020年コロナ禍が始まったばかりの頃に、Netflixで配信開始された『愛の不時着』。このドラマの大ヒットにより日本での第四次韓流ブームを牽引した中心人物と言えるのが主役を演じたヒョンビン(40)。『愛の不時着』で、誠実で不器用な北朝鮮の軍人を演じたヒョンビンの凛々しさに一目ぼれしたことをきっかけに韓流ドラマ沼にハマった人は多いはず。女性達のハートをキャッチしてきたヒョンビンの今までをプレイバックします!
ヒョンビン
「肩ギャング(オッケカンペ)」(韓国では広い肩幅をもつ男性に使われる)という異名をもつほどの、水泳で鍛え上げられた太平洋のように広い肩と背中。身長186cmの鍛え上げられた体躯。バリバリの体育会系かと思いきや特技はピアノで出身校は名門中央大学校演劇映画学部演劇科のインテリな面も。つるつるのお肌に端正なヴィジュアル。そしてヴェールに包まれた私生活。
ヒョンビンのブームは第一次、第二次、第三次があるのはファンの間では有名な話。ヒットに恵まれるとなぜか「それ??」という全く違うテイストの作品に挑戦しファンを驚かせてきた(笑)ツンデレのヒョンビン。
まず第一次ブーム
まず第一次ブームは『私の名前はキム・サムスン』。2003年にデビューしたヒョンビンですが2005年に放送された同作で、心に深い傷を持つ御曹司を好演し最高視聴率50,5%を記録! 早くも大ブレーク。その後、等身大の若者役やナイフのような目をしたチンピラ役などに挑戦するもヒットに恵まれず・・・
『私の名前はキム・サムスン』
第二次ブーム
そして来たる第二次ブームは最高視聴率37.9%を記録した『シークレット・ガーデン』のヒット。女性に入れ替わってしまう財閥御曹司のデパート社長役という難役を熱演し、財閥御曹司役と言えばヒョンビンの名を欲しいままにするも撮影期間中から1番過酷と言われる海兵隊の入隊面接を受験。2011年入隊してしまう。
『シークレット・ガーデン』
第三次ブーム
第三次ブームは、2020年(韓国では2019年)『愛の不時着』。2012年12月除隊後ドラマ復帰となった『ジキルとハイド』がまさかの裏で内容が似ているドラマと放送がかぶり視聴率が振るわなかったヒョンビン待望の大ヒット。なんと当時大統領だった文在寅元大統領も視聴し(奥様はヒョンビンの大ファン)、日本の政治家、芸能人の間でも話題に。コロナ禍でのステイホームの需要と重なりヒョンビンが入口で韓ドラ沼にハマる人が続出。第4次韓流ブーム旋風が! 私生活では『ザ・ネゴシエーション』での初共演後、アメリカでデート現場を撮られ『愛の不時着』の撮影現場やプロモーションでもその仲のよさに付き合っていると噂になっていた女優のソン・イェジンと結婚。現在は一児のパパに。
『愛の不時着』
編集部おすすめ
また、ドラマよりも映画に出演する方が、格が高いとされている韓国。近年はその体躯、運動神経を生かしてアクションものに重きを置いて出演していますが、フランス映画のようなアートな作品に出演したことも。アンニュイでおしゃれな、いつものヒョンビンとはまた違った表情が楽しめます。
編集部おすすめは『レイトオータム』。アクションものなら、2022年に結婚したソン・イェジンとの初共演作『ネゴシエーションエーション』。2作目の公開が待たれる『共助』。『愛の不時着』で第三次ブームともなるも、コロナ禍もあり約5年ぶりの来日となった今回。世界展開の広告アンバサーもつとめ、ますます活躍の場を広げるヒョンビンの、これからの展開が楽しみです!