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Lifestyle特集

吉田沙保里さん、”最強女子”に聞く「ポジティブな強メンタル」の作り方

多忙な40代の春は、概してメンタルも落ち込みがち。そこで、記録と共にメンタルも最強の40代女子BIG2、吉田沙保里さん、澤穂希さんに「つよメンタル」の作り方を聞いてみました。お2人の知られざる〝今〟の姿も必見です! 今回は吉田沙保里さん編です。

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目次 ★ 吉田さんの「つよメンタル」History
★ 失敗も負けも、次への糧。底抜けの〝ポジティブ〟が私の力です
★ 吉田さんにとっての 「強さ」「弱さ」 って?
★ 悩める読者から吉田さんへのQUESTION

元女子レスリング日本代表 吉田沙保里さん 40歳

ブルゾン¥42,900カットソー¥19,800(ともにヒューエルミュージアム/ヒューエルミュージアム ギンザシックス)スカート¥53,400(スタンブリー/ヒューエルミュージアム)靴¥49,500(ブレンタ/ハウス オブ ロータス)ピアス¥35,200(ブランイリス/ブランイリス トーキョー)

Profile 道場を開く父の指導で3歳からレスリングを始める。オリンピックで3連覇、個人では世界大会16連覇、個人戦206連勝を記録し“霊長類最強女子〟の異名を持つ日本が世界に誇る元レスリング選手。現在はメディアなど多方面で活躍中。

吉田さんの「つよメンタル」History

2004年 
アテネオリンピック金メダル獲得

2007年 
世界選手権優勝。女子で史上初の5連覇達成

2008年 
女子ワールドカップ団体戦に敗れ連勝記録が119でストップ。北京オリンピック金メダル獲得

2012年
ロンドンオリンピックの旗手を務め金メダル獲得。13大会連続世界1位でギネス世界記録に認定。国民栄誉賞を受賞

2016年
リオデジャネイロオリンピック銀メダル。個人戦連勝記録が206でストップ

2019年 
現役引退を自身のSNSで発表

失敗も負けも、次への糧。底抜けの〝ポジティブ〟が私の力です

◇ 心を強くできるのは、〝負け〟も含めた経験のみです

「心技体」という言葉がありますが、この3つの中で一番鍛えにくいのが心。技や体は、毎日鍛えることで目に見えてその手応えがありますが、心はそうはいかない。心=メンタルを強くするのは、負けも含めた経験のみだと思います。

勝つことしか知らなかった私が、2008年のワールドカップで初めて外国人選手に負け、初めて敗者の気持ちを経験しました。「吉田負けた!」と新聞の一面に大々的に報道され、「こんな気持ちを二度と経験したくない……」と、その新聞と銅メダルを寝室に掲げ、朝起きた瞬間に目に入るようにしていました。

また、「勝ったときだけ取材を受けて負けたときは受けないのか」と批判も浴びました。負けたときも、自分の試合をしっかりと振り返り話さなければならないと学びましたね。日本選手団の主将として臨んだリオのオリンピックでは、決勝で敗れカメラの前で大泣きしました。「わぁ、やってしまった。皆の期待に応えられず、取り返しのつかないことをしてしまった……」と思いが溢れて、もう素の状態で。でも、あんなに大泣きする人もいないですよね(笑)。

それでも、負けを経験したことで、負けた人の気持ちを知り、もっと努力しなければ、と思うようになりました。勝つこと以上に、負けの経験こそが私を強くしたに違いありません。

◇ 現在40歳。「まだ若い。まだやれる!」という気持ちです

30歳を超えた頃、体力的にも厳しいなと感じ、2~3年悩みましたが、「やりきった……」そう思い、36歳の時に引退を決めました。3歳からレスリングを始めて、指導者だった父に導かれ、レスリングに没頭した33年間でした。

そんなふうにレスリングの世界しか知らなかった私にとって、今が社会人デビューです。仕事は全て自分で決断し、未知の分野で自分の可能性に挑戦している感じ。「人生一度きり。楽しんだもの勝ち!」が私のモットーで、人にどう思われようが、自分がいいと思ったらそれでよし! って、思ってます。

現役時代は朝から晩までジャージで私服なんていらない生活。化粧水すらはたかなかった。その反動で、今はオシャレにも興味津々。オシャレ初心者にも簡単なワンピースにハマって、未知だった〝可愛い〟や〝フェミニン〟を楽しんでいます。

昨年10月に40歳を迎えましたが、精神年齢はというと15歳のまま(笑)。でも、年齢なんて関係ない、数字にとらわれすぎないほうがいいと思うんです。いつでも、「ここからがスタート!」という強い気持ちでいることが大切なのだと思います。

そう、どんなに練習を積み重ねても、最後に気持ちが折れたり、不安になったら本来の力は出せません。最後は、気持ちが強い方が、勝つんです。私が強くいられるのは、底抜けにポジティブであるから。失敗も負けも、くよくよと悩んでもしょうがない。時間は前にしか進まないのだから、気持ちも前に進めるしかない。雨の日に憂鬱になるか、雨を楽しむかで一日が違います。楽しいことばかりではないけど、今日という日は二度とない。「ポジティブ力」こそが、心を晴れさせるのだと思います。

さあ、マットを降りた次の夢は――。素敵なパートナーと可愛い子ども、その隣にいることかな。持ち前のポジティブ力で、恋愛や結婚、母という新しい世界を見ることができたら、と思います。

吉田さんにとっての 「強さ」「弱さ」 って?

  • 「強さ」▶️ ポジティブ
  • 「弱さ」▶️ ネガティブ

悩める読者から吉田さんへのQUESTION

Q.周りのキラキラした ママ友を見ると、「自分は何もない」 と落ち込みます。自己肯定感の 上げ方を教えてください。 (福永裕美さん 48歳 コンサル会社勤務) A. 人と比べなくていい! それで自分を否定したりしないで。私ならキラキラした人に「どうすればそうなれる?」って直に聞いて近づけるように頑張る。素敵な人って見えない努力をしているはずだから。
Q.中学2の息子は、 「ママに言われたから勉強してやってる」 といった態度。 どうしたら自分ごとにできますか? (内田暁子さん 48歳 主婦) A. ハッキリとした目標ができたときに初めて自分の意思で動くようになると思います。私もそうでしたが、「こうなりたい!」という人や目標を見つけ、そこから逆算すると、何をすればいいか見えてきますよ。
Q.42歳未婚で婚活中です。 めげそうになる毎日ですが、 40代の恋愛について どう思われますか。 (髙橋由希子さん 44歳 会社員) A. 私が教えてほしい! 「彼氏ができる方法」を検索したこともあります(笑)。待っているだけではなく行動あるのみですよね。何歳でも恋愛はできるし、子どもも欲しいから、私はまだまだ諦めません!

撮影/西崎博哉(MOUSTACHE) ヘア・メーク/森ユキオ、陶山恵実(ともにROI)スタイリスト/石毛のりえ、竹村はま子 取材/小仲志帆、片山あゆみ ※情報は2023年5月号掲載時のものです。

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