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〈宿泊券プレゼント付き〉家事も育児も忘れて“ちょこっとエスケープ”――【界 アンジン】なら、おひとり様でも快適です!

ライターの本條千春です。
みなさん、日々の忙しさから解き放たれて“ひとりになりたい”と思うことはありませんか?
小学生2児の子育てをしながら原稿に追われる毎日を過ごす私も、ちょっとした焦りやストレスが少しずつ溜まっていって、自分に余裕がなくなると“自分を見つめ直す自分だけの時間”が必要に・・・。そんなわけで今回は“ちょこっとエスケープ”のためのひとり旅を計画しました。

母がフラッといなくなったと思われないように事前の準備もぬかりなく(笑)「ママ、ひとりで旅行に行こうと思うのだけど協力してもらえるかな?」と子どもに話すと、思いのほか、すんなり「いいよ~!」と言ってくれました。

そこで夫にも相談して、会社から早めに帰れる日やリモートワークができる日をキープしてもらいました(さらに実家の母親にも、万が一の時は駆けつけられるようにスケジュールを開けておいてもらいました)。

休日は家族でお出かけする時間にとっておきたかったし、人が少ない平日の方がひとり旅には快適です。
遠くへ行きたいけれども、2児の母なので何かあったらすぐに帰れることも大事です。

都心から2
時間以内で行ける場所。
おひとり様でも大歓迎してくれる宿。
のんびりと温泉に入れて海も見えるロケーション。

――そんな願望がすべて叶うところは静岡県の伊豆エリアにありました。伊東温泉の星野リゾートの温泉旅館【界 アンジン】なら、特急踊り子号に乗れば東京駅から一本で好アクセス。「サフィール踊り子」という全席グリーン車の豪華列車も近年登場していて、なんと1時間36分で着きます。
行きは子どもたちを学校へ見送ってから13時台の特急に乗り込み、帰りはチェックアウトしてからゆっくりと帰宅しても子どもの下校時間に間に合うことを確認。
無理のない、ちょうど良いスケジュールです。

ひとり旅は、旅の支度が違います。
いつもは子どもたちの着替えや持ち物を用意するため忘れ物がないか必死ですが、自分だけの荷づくりは驚くほどコンパクト。ひとり用のキャリーケースにサッと詰めて、颯爽と出かけられます。心なしか身も心も軽やかな気分になるから不思議です。
すべての準備が終わったら、いざ、自由気ままなひとり旅へ!

東京駅で駅弁を買い、車窓を眺めながら遅めのランチを取っていたら、あっという間に伊東駅に到着しました。【界 アンジン】までは伊東駅からタクシーで5分ほど。海岸沿いの見晴らしのよい道に面して建つ全45室がオーシャンビューのお宿です。

16世紀末に日本に漂着した英国人航海士・三浦按針(ウィリアム・アダムス)が日本初の造船ドックを開港した地域に建っているということで、この宿は「アンジン」と名付けられました。館内には船旅をモチーフにしたアートワークが満載。ロビーでは古船を解体して再利用した資材によるモダンな壁面アートが出迎えてくれます。また、トラベルライブラリーでは按針が旅した航海ルートに沿った茶葉やハーブを使ったフレーバーティーが好みに合わせてブレンドできます。
時間が経つと違う茶葉が現れるそうなので、通るたびにチェックしてみましょう。

チェックイン後すぐに向かったのは、最上階にある大浴場。青く広がる太平洋を一望できる絶景風呂です。御影石の内風呂と岩造りの露天風呂があり、どちらも見晴らしは最高! いつもなら子どもに急かされてゆっくりと浸かれませんが、ひとり旅なら思う存分のんびりとできます♪
まだ人が少ない時間帯に、湯に入ったり休憩したりを繰り返して、湯治を体験。こちらの泉質はアルカリ性単純温泉でpH8.5のため、体に刺激が少なく肌あたりのよい優しいお湯。ナトリウムを含む泉質だから、湯上がりはいつまでも温かさが持続するので、冷え性の私には嬉しい効能です。
タオルはもちろん、脱衣所にはウォーターサーバーやさまざまなアメニティがありますが、いちばんテンションが上がったのは、ダイソンのドライヤーが置いてあったこと。こういう気の利いたサービスは女性の心に刺さりますよね。床のお掃除も1時間に1回しているそうで、清潔感がありました。

温泉に入って疲れがとれたら、湯上がり処でひと休み。
ここには、伊東名産のぐり茶やリンゴ酢ジュース、アイスキャンディーなどが置いてあるので、その日の気分で自由にいただくことができます。この日は自家製シロップのかき氷を食べられる時間帯もありました。
なかでも宿泊客に人気なのが、《インディアペールエール》をセルフで好きなだけ注いで飲めるという太っ腹なサービス。長い航海でも飲むことができるよう、アルコールの度数を高めてホップを多く入れたことから生まれたというエールビールで、ホップの強い香りと苦味が特長です。
湯上がり処から外へ通じる「サンブエナデッキ」というテラスで飲むのが爽快! 按針が初めて造船した西洋式帆船「サン・ブエナ・ベントゥーラ号」の甲板をイメージしたスペースで、潮風を全身で感じながら寛げます。

ひとりだからこそ、自分だけの優雅な時間を満喫できます

スタンダードルームでも十分広いのですが、せっかくひとりで来たなら、大海原を見渡せる絶景のロケーションで思い切り贅沢してみたい! というわけで、私は「按針みなとの間 オーシャンビュースイート」を独り占めしてみました。(どの部屋タイプでもおひとり様プランがあるので、ひとりだからこの部屋しか選べない、といったことはありません)
意外なことに、この部屋にはAmadana Musicレコードプレーヤーがありました。ライブラリーで借りて久しぶりに聞いたレコードの音色は、どこかホッとする懐かしい音。

忙しい日常から離れてレコードをかけながら本を読んだり、ドリップコーヒーを淹れたり、、、ゆっくりと流れる時間を楽しむうちに、自分がマインドリセットのための静かな時間を求めていたということに改めて気づきます。

そして、ベッドのマットレスは「ふわくもスリープ」という「界」ブランドのためだけに開発したオリジナル。今年で創業97年の高級マットレスメーカー・日本ベッドとコラボレーションし、星野リゾートの代表が自ら寝心地を試したこだわりのマットレス。天井の低い日本家屋でも圧迫感のない厚みに仕上げつつ、それでいて布団のようなふんわり感を出すなど、とにかく日本らしさにこだわったといいます。中には赤坂京都両迎賓館にも納めている上質なスプリングが敷き詰められいて、ほど良く体に沿う弾力があり、初日の夜はあっという間に眠りにつけました。

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