デリケートだからこそ誰にも話せず、ひとりで抱え込みがちな<尿トラブル>。でも実は、正しく向き合ってケアすれば改善できるんです。まずは尿トラブルの【セルフチェックリスト】で自分のタイプをチェックして、正しく理解することから始めてみませんか?
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尿トラブルセルフチェックリスト
腹圧性尿失禁
・出産による骨盤底筋のゆるみや、尿道を支える靭帯の弱化が主な原因。
・「トランポリンや縄跳びで漏れる」というケースは典型的。
過活動膀胱
・必ずしも尿モレを伴うわけではなく、「急に行きたくなる」こと自体が特徴。
・外出前、電車・バスなどの閉鎖空間、緊張やストレス時に起こりやすい。
切迫性尿失禁
・過活動膀胱と症状が重なる部分が多い。※腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁が同時に起こる「混合性尿失禁」もあります。
心因性
・映画や読書など何かに集中しているときは、長時間トイレを我慢できることが多い。
加齢や出産のせい、と半ば諦めていませんか?
教えてくれたのは、清澄女性泌尿器科 クリニック院長 平本有希子先生

◇ 尿トラブルのメカニズムを知り、正しいケアで快適に
おしっこの悩みは主観的な評価になりがちです。まず排尿日誌をつけて、1日の排尿回数や1回量、水分摂取量を客観的に記録してみてください。正常な排尿は1日7回以下が目安。膀胱に150㎖ほど溜まると初めて尿意を感じ始め、200〜300㎖でトイレへ行くサイン。数値で自分の現状を把握することが、改善への近道です。骨盤底筋トレーニングやセルフケアで改善が期待できますが、生活に支障を感じた時点で、迷わず受診がおすすめです。
「私だけかも」と長年悩んでいる方は非常に多いですが、女性は誰しも尿トラブルと無縁ではありません。生活に支障を感じたり、急に症状が悪化した際はぜひ受診を。骨盤底筋の指導や最新ケアで、改善の道は開けます。
撮影/沼尾翔平 デザイン/秋穂佳野 取材/羽生田由香、山脇知佳 ※情報は2026年5月号掲載時のものです。













