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斎藤工さん(44歳)、同世代の皆さんへ―― 年齢を重ねても「変化」できる秘訣は、“腸を整えること”です

今回、Prime Videoにて世界独占配信される『犯罪者』に、トリプル主演の一人として出演した斎藤工さん。
「映像化が難しい」と言われてきた太田愛さん原作の映像化作品で、白昼の駅前広場で起きた通り魔事件を
物語の入口にさまざまな思惑が交錯していく社会派クライム・ミステリー。
斎藤さんは、この作品に参加する前後で「自分の表現の向き合い方が大いに変わる稀有な時間」だったそう。
年齢を重ねると、つい凝り固まって“変化”を避けがちですが、
斎藤さんは40代のど真ん中にして、頭も気持ちもどこか柔らか。
俳優以外にも、プロデューサーや監督のほか、映画業界を盛り上げるために
「移動映画館プロジェクト」や「クリエイター支援」など、様々な活動を続けています。
そんな斎藤さんに、“変化”を恐れない柔らかさを持ち続ける秘訣を聞いてみました!

★ 自分の心とカラダの軸は、「腸」にあった!
★ 人間のコックピット「お腹」が変化すると、人にも優しくなれる

自分の心とカラダの軸は、「腸」にあった!

今年、45歳を迎えますが、確かに年齢を重ねるごとに“変わる”って、難しいですよね。
でも、同世代の方たちに“変化”の秘訣について、一つお伝えできることがあります。
実は、コロナ禍以降、自分の心と体の軸がどこにあるのか――、それを探ろうと
腸活を実践していました。
そう、自分のカラダで人体実験をしていたんです。
それで、僕が実感できたのは、「お腹」。
そう思ってから、すごく楽になりました。
脳と腸が互いに影響を及ぼし合う「脳腸相関」という言葉もありますが、
情報の伝達量や影響力としては腸から脳へのアクセスのほうが圧倒的に優位だそうです。
脳から腸への指令よりも遥かに情報が多いことが科学的に明らかになっているんですね。
腸は無限の微生物が住む小宇宙みたいなもので、ここに全ての肝があるから、
“変化”に対しても、ここが肝なんです。
“体質改善”も、「腸から変わるんだな」というのを僕自身、実感しました。
そして、自分の内側を1番いいコンディションにするための指標が
“排泄”だということが、科学的にも、僕自身の実感としても、わかってきました。
そう、僕の場合、それが自分自身の通知表なんです。
毎日、ものすごくチェックしています。
だから、理想の排泄にするということを「最大のゴール」に設定して、
そこに向けて、食べるものにも気を配っています。
もう、それが如実に毎日の通知表に現れてくるんですよ(笑)。

それを実践するうちに、体臭も変わってきました。
様々な変化がありましたが、僕にとって一番大きかったのは花粉症が改善されたこと。
花粉症は、いわゆる「現代病」みたいなものですから、花粉症がなかった時代の食事に
徹すれば改善されるということを、身をもって発見しました。
例えば、玄米をよく噛むとか、自身で作ったお味噌やぬか漬けを食べたりするんですね。
自身の持つ常在菌が発酵することで、その人にとっての薬のような効果をもたらすらしいんです。
常在菌をバイ菌と言う人がいますが、そもそも良くない菌というのは、
極わずかで、それ以外は住まわせてもらう体をいかに良くしようかと、菌たちが
日々試行錯誤をしていることを知って、なんかそこに“キュン”としたり……(笑)。
さらに、腸内フローラを調べたら、僕の場合は玄米や牛蒡、乳製品を分解しやすく、
それを取り入れた食事がカラダに喜ばれるのだと明確にわかってきました。
そして、それを実践してみると、ちゃんと快便状態になるんです。
ここ5、6年は、365日そんな状態になるようにと試行錯誤しています。

人間のコックピット「お腹」が変化すると、人にも優しくなれる

そして、良い腸内環境によって変化し、鏡に映る自分を信じてそこを基準にしだしたら、
内面までもが変化する実感が得られたんです。
そう、腸はメンタルにも繋がっているんですね。
江戸時代、自ら命を絶つ場合になぜ刀を入れる場所が「腹」だったのか、
「腹が立つ」とか、「腑に落ちる」とか、あるいは丹田と呼ばれる箇所を軸に着物の
着付けはされるのか……、つまり僕が理解するに、お腹は人間のコックピットのような
役割があるのだと思うのです。
だから、昔の人が感覚的に実践してきたことに倣うことで、多分僕らが抱える現代の様々な問題は
改善されていくんじゃないかな、と思うんです。

そして、そうやってコックピット部分の「お腹」が改善されると、
どこか余裕ができて、人にも優しく出来るんですね。
コンディションがいいと一日が豊かになりますし、そういった自身の空気感は
周囲にも伝わるものです。
腸が腐敗して自分のコンディションがよくないと、周りも腐敗させてしまいますし、
逆にイイ状態で発酵していると、周りにも徳を与えることができる。
僕の状態が、周囲に鏡のように映し出されていくんです。
だから、僕は「発酵人間」になりたい。
周りにいる人たちの表情や状態も、すべていいものに出来たら嬉しい。
それが、ここ5、6年自らしている人体実験の一つの答えに近いと思っています。
これは、是非同世代の皆さんに伝えたいことですね。

TAKUMI SAITOH 1981年8月22日生まれ。東京都出身。俳優/フィルムメイカー。
主な出演作に映画『シン・ウルトラマン』、『新幹線大爆破』、『THIS IS I』、『マジカル・シークレット・ツアー』ドラマに「極悪女王」、「誘拐の日」など。公開待機作に、『キングダム 魂の決戦』(7月17日)初長編監督作『blank13』は国内外の映画祭で8冠を獲得。企画・プロデューサーを務めるドキュメンタリー映画『大きな家』は第34回、日本映画批評家大賞ドキュメンタリー賞を受賞。永尾柚乃初監督作品『LITA』でもプロデュースを務める。また、全国の被災地等での移動映画館「Cinéma Bird」主宰、「Mini Theater Park」、白黒写真家など、活動は多岐にわたる。

今回、斎藤さんが出演した作品は――

©️ PROTX

Prime Originalドラマシリーズ「犯罪者」
出演:高橋一生、斎藤工、水上恒司 ほか
監督:松永大司
警察、政治、巨大企業、そして過去が複雑に絡み合う群像劇と時 系列が交錯する重層的な構造、さらには圧倒的なスケールで描かれるスペクタクルな展開から“映像化困難”と言われ続 けてきたクライム・ミステリー。白昼の駅前広場で起きた通り魔事件を物語の入口に、被害者にして唯一の生存者である 青年と、事件を追うひとりの刑事とが出会ったことで、警察組織、政界、巨大企業、そしてマスコミが複雑に絡み合う群像 劇が駆動し始める。7月17日(金)よりPrime Videoにて世界独占配信

ジャケット ¥226,600、カットソー ¥49,500、パンツ ¥189,200以上全て/ヨウジヤマモト プールオム(ヨウジヤマモト プレスルーム☎︎03-5463-1500)、シューズ スタイリスト私物

撮影/鏑木 穣(SIGNO) スタイリスト/三田真一 ヘアメーク/くどうあき
取材・構成/河合由樹

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