株式会社ファンケル
― 肌も健康も「根本的な力の維持向上」に着目 美容成分の安全性も重視 ―
株式会社ファンケルは、一都三県在住の20代から50代の女性で、直近半年内に5千円以上の美容液を購入した618人を対象に、「直近2～3か月のご自身の肌や、スキンケア化粧品に求めること」に関する意識や実態を調査しました。
本調査の結果、コロナ禍におけるマスク使用などで約8割の女性が肌荒れを経験し、肌のケアについては、約7割が「肌の根本的な力となる、土台を整えたい」という意識が高いことが分かりました。同時に「自分に必要な美容成分」も重視されていました。さらに、美容成分について「安全性」と「肌への効果」の両方を求めるという結果が得られました。健康については、「免疫力を高めたい」という身体自体の力に着目した意識の高さが見受けられました。肌も、身体の健康と同様に、「土台を整える」という根本的な力を維持向上することに着目されていると考えられます。
■約8割が直近2～3か月に肌荒れを経験！ スキンケアはより丁寧に
直近2～3か月以内に、約8割が「肌荒れを経験した」と回答しました（グラフ1）。肌荒れの具体的な症状は、毛穴詰まり・毛穴の開き（61％）、ニキビ・吹き出物（43％）、カサつき・うるおいのなさ（41％）などがあがりました（グラフ2）。
肌荒れの対策として、約5割が「今までと同じスキンケア製品で、丁寧にケアするようにした」と回答しました（グラフ3）。丁寧にスキンケアを行うことへの、意識が高まっていることが分かりました。
■肌のケアでは、「肌の土台を整えたい」「必要な美容成分入り」の両方を重視
肌のケアで重視していることや今後取り入れたいことについては、約7割が「肌の根本的な力となる、土台を整えたい」と回答しました（グラフ4）。次いで、「自分に必要な美容成分が入ったスキンケアを使いたい」という回答が約6割ありました。これらにより「肌の土台を整えること」「必要な美容成分が入っていること」の両方が重視されていることが分かりました。
また、健康について重視していることや今後取り入れたいことでは、「適切な睡眠時間を取りたい」「免疫力を高めたい」という回答が約7割あり、身体本来の力を高めたいという健康意識が強い傾向が見られました(グラフ5)。
■美容成分には、「安全性」と「新しく発見された肌への効果」の両方が必要
化粧品で重視される「美容成分」について、どのような成分が入った美容液の使用希望があるか聞いたところ、第1位が「安全性が証明された成分(63％)」、第2位が「新しく肌への効果が発見された成分（47％）」という結果になりました（グラフ6）。美容液に配合されている美容成分には、一般的に高い美容効果が期待されることが多いですが、安全性も重視されていることが分かりました。
■約9割の女性が、肌に「安心安全」なスキンケア化粧品を選びたいと回答
スキンケア化粧品を選ぶ時の気持ちとして、約9割が「肌に安心安全な製品を使いたい」と回答しました（グラフ7）。また、そのうち4割が、最近のコロナ禍などの環境変化で、その気持ちが上がったと回答しました（グラフ8）。
これらの結果から、多くの女性は、直近2～3か月に肌荒れを感じていることを背景に、スキンケア化粧品については「安心安全なものを使いたい」という意識が高まり、美容成分にも効果と合わせて、「安全性」が求められていることが分かりました。
【調査概要】
調 査 名： 「直近2～3か月のご自身の肌」に関する意識と実態調査
調査期間： 2020年7月31日（金）～8月2日（日）
調査対象： 20～50代女性 618人 ※25-34歳/35-44歳/45-59歳 別均等割付
直近半年以内に、5千円以上美容液購入者
調査対象地域： 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
調査方法： インターネット調査
■肌の土台となる力に着目した抗酸化成分「チオレドキシン」に関する当社の発見について
当社は40年にわたる無添加・アンチストレス研究において、加齢や活性酸素などのストレスで低下する「肌の土台となる力」に着目。その成果として、「チオレドキシン」の新たな機能の発見にたどり着きました。
【チオレドキシンとは】
植物や動物の生体内に幅広く存在。抗酸化の役割を持ち、生体の防御機能に関わる重要なタンパク質。
【チオレドキシンの当社が発見した新たな肌への働きについて】
コラーゲン線維や弾性線維(エラスチン線維)の構造を改善
コラーゲン線維を増やし、線維構造の改善を行う。肌の弾性に関わるコラーゲン線維の増加や、線維構造の改善は、肌のシワやたるみの予防やアンチエイジングに大きくつながる。
※＜6月24日リリース配信＞ 「チオレドキシン」が皮膚内部の線維構造を改善することを発見
https://www.fancl.jp/news/pdf/20200624_chioredokishin.pdf
