株式会社ニトリホールディングス
ニトリグループの企画・商品開発・取り組みが評価され、2013年より14年連続でグッドデザイン賞を受賞しました。
株式会社ニトリ(本社:札幌市北区、代表取締役会長兼社長:似鳥昭雄)は、以下の7項目でグッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしましたのでご報告いたします。
【関連リンク】https://www.nitori-net.jp/ec/feature/good-design-award/
■受賞概要
1.履き心地のよい穴開きサンダル
■価格:799円(税込)
■発売:2026年11月(発売予定)
■商品概要
履き心地のよい穴あきサンダル。フットベッド全体を傾斜で構成し、自然に水が流れることで、そのまま置いた状態で自然乾燥できる。足の形状に合わせたカーブの傾斜と柔らかなEVA素材で、快適な履き心地を実現した。裏面は深い凹凸で滑りにくい。ベランダや庭、海外のバスルームで使いやすい、日常生活の小さなストレスを解消するサンダル。

■審査委員の評価
ベランダ等、屋外での日常使いを想定したEVAサンダル。生活の中にある小さなストレスに真摯に向き合い、丁寧にディテールを積み上げることで、普段使いの道具として過度な主張のないスタンダードな製品に仕上がっている。日用品だけに安価で手に入るのも重要なポイント。
2.ちょうど良い温×湿W調整掛ふとん
■価格:14,990~29,990円(税込)
■発売:2026年8月
■商品概要
温度調整掛ふとんと湿度調整掛ふとんで培ったニトリ独自の技術を融合し、温度調整わた、融点制御したPCMシート、吸放湿わた、吸湿発熱わたを最適配置。寝床内の温度と湿度を同時に制御することで、暖かさとムレにくさを両立し、より低い室温環境まで快適域を拡張した掛ふとん。

■審査委員の評価
布団という暮らしに密着した商品に、デザイン性や時代性をどのように加えていくかは、開発者にとって難しいテーマだと思う。使い心地や快適性が何より優先されるカテゴリーだけに、見た目に関しては後回しになりがちである。この商品は、メーカーとして積み重ねてきた素材研究をベースに、温度と湿度を調整する機能を追求しながら、細やかな縫製仕様や形状、機能から自然に導き出された装飾性に至るまで丁寧に設計されている。一見するとベーシックでありながら、細部を見るほどにプロダクトとしての完成度と今の時代に即した新しさが感じられる。機能を突き詰めることが、そのままデザインの質につながった好例である。
3.アクティブサーモダウン
■価格:19,990~49,990円(税込)
■発売:2026年8月
■商品概要
住環境の高気密化や温暖化により「暑すぎる羽毛ふとん」が課題となる中、温度調整素材のPCMシートを二層式羽毛ふとんの中層に内蔵することで、寝床内温度を体温付近で自律調整し、羽毛充填量を抑えながらも軽さと快適な保温性を両立した、次世代の羽毛掛ふとんである。

■審査委員の評価
機能はどこまでデザインに寄与するものなのだろうか。形状のフォーマットにそれほど差異のない布団というカテゴリーでは、他の生活用品以上に機能そのものがデザインを左右する要素になる。この掛ふとんは、年々変化する住環境の気密性や室温を検証し、PCMシートによる温度調整機能を取り入れることで、羽毛の使用量を抑えながら軽さと快適性を両立している。環境への配慮やコストまで見据えた開発も含め、非常に現代的なアプローチである。見た目はいたってシンプルだが、機能を突き詰めた結果として、今の住空間に自然と馴染む軽やかな佇まいを獲得しているところが興味深い。
4.タンクはこべるハイブリッド加湿器
■価格:9,990円(税込)
■発売:2026年9月
■商品概要
給水の手間という加湿器の根本的な不満を構造から解決したハイブリッド加湿器。タンクを取り外して運べる給水と、ふたを開けずに注げる上給水の2通りに対応。大容量ながら薄型でリビングにもなじみ、湿度設定モードと自動お掃除機能により快適性と衛生性を両立した。

■審査委員の評価
外周をぐるりと回る面の繋ぎ、優しく包み込むような底面、水足しを簡易化させた上面のスクープなど、どの部分をとっても面の繋ぎが美しく、空間調和を大切にしながら造形へのこだわりが貫かれている点が高く評価された。加えて、2種類の給水方式や持ち運びやすさへの工夫といった、日々の生活動作に対する細やかな気配りも感じられ、造形の美しさと使いやすさが両立された製品となっている。
5.圧縮ベッドフレーム
■価格:24,990円(税込)
■発売:2026年3月
■商品概要
圧縮ロール技術をベッドフレームに応用し、開梱してカバーを掛けるだけで即使用可能とした新構造のベッドフレーム。大型家具に伴う搬入・組立の手間を解消し、「当日持ち帰ってその日から使える」購入体験を実現。時間価値を重視する現代の生活者に向け、暮らしの選択肢を拡張する商品である。

■審査委員の評価
洋式のマットレスを直接床に敷く際には、床面からの冷えなど、快適性の面で課題が生じることがある。この圧縮ベッドフレームは、組み立て不要で、手頃な価格かつ簡便な方法により、マットレスを床から浮かせることを可能にしている。
6.コード&ポールレスブラインド
■価格:2,990~7,990円(税込)
■発売:2027年1月(発売予定)
■商品概要
昇降用コードと羽根回転用ポールをなくした、操作と安全性を刷新した横型ブラインド。ボトムレールを手で操作するだけで昇降と回転を直感的に行える。余計な部材を排したミニマルな外観は空間になじみ、掃除のしやすさと、子どもやペットの事故防止にも配慮した。

■審査委員の評価
一見普通のブラインドに見えるが、操作用のコードとポールをなくしボトムレールの操作だけで昇降と回転を行える新しい操作体験を提供した製品として高く評価した。 空間の中に付属品のノイズを無くし、また、コードによる子供やペットの事故防止の観点からも優れた製品である。ブラインドのハネの回転も直感的に行える機構となっており、今後の製品の展開も楽しみにしたい。操作性、安全性、価格面でも非常に優れた製品である。
7.公益財団法人 似鳥国際奨学財団
代表理事:似鳥 昭雄(当社代表取締役会長兼社長)
■概要
本取り組みは、返済不要の給付型奨学金を通じて、学びへの意欲を出発点に、人の成長と社会との関わりを支える仕組みを実装するデザインである。2005年の設立以来、国内・海外現地の大学生および国内の中学生・高校生を対象とし、一時的な経済的支援にとどまらず、学びの過程に伴走しながら交流や対話の機会を定期的に設けることで、それぞれの学びが次の行動や社会との関わりへとつながっていくよう形づくっている。

■審査委員の評価
学びをハブとして、国内外の学生に様々なサポートを行うユニークな視点を評価した。2005年から本年にいたるまで20年以上にも渡って、一貫した姿勢で多くの学生をサポートしているのは、企業理念のブレがない証である。また、学生寮運営による住居支援、被災者等支援事業としてウクライナ避難民への生活費支援にも取り組み、クオリティを落とさず磨き上げ続けている点も素晴らしい。
■グッドデザイン賞とは

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。
受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。































