洗顔は汚れを落とすもの、と思っていませんか？代謝が滞りがちなSTORY世代にとって、洗顔は何より重要なステップ。落とすだけでなく、巡りを高めてトーンアップを叶え、潤いもしっかり残す〝与える〟洗顔に、今、注目が集まっています。

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早くも夏を感じさせる日が増えてきました。暑くなってくると、シュワッと爽やかな炭酸水がほしくなりますよね。炭酸好きな我が家では、数年前に「ソーダストリーム」を導入。美容＆健康効果については諸説ありますが、リフレッシュできてストレスを解消してくれる効果は抜群。何より喉ごしがよく水分補給がしっかりできるのが一番の美容効果でしょうか。年を重ねると水を飲む力が弱くなり、そのせいで水分不足になって肌の老け見えにつながると聞いたことがあり、確かに思い当たるふしが……とドキッとしてから、炭酸水をこまめに作って意識して飲むようにしています。

そしてベタつく梅雨時期は肌にも炭酸ケアが恋しくなる季節。90年代の終わり頃、登場したばかりの炭酸ジェルマスクのとりこになったアネフォー世代も多いのではないでしょうか。巡りを高めて肌の透明感を一気に上げてくれる炭酸コスメは、肌が疲れたときのスペシャルケアの定番。ところが年齢が上がるにつれ、巡りが滞った状態がデフォルトになってくると、炭酸ケアを特別な日だけでなく日常的に取り入れないと間に合わないと感じるように。

日常使いできる炭酸コスメといえば、土台美容液として名高いソフィーナｉＰのベースケア セラム。毛穴の約１／20の炭酸泡が肌の奥までじんわりなじんでキメを整える美容液ですが、その技術を応用したリニュー ムース ウォッシュの名品っぷりがこれまたすごいんです。

クリーミィな泡にはパチパチとはじける刺激はないけれど、もっちりと肌に密着し、洗い流した後くすみがパッと消える爽快感は１００％炭酸ガスならでは。洗い流した後はつるんとなめらかな肌触りで化粧ノリがぐっと良くなるので、使うファンデの量が減りました。洗顔の後は美容液とのＷ炭酸ケアで肌がやわらかくほぐれ、驚くほどトーンアップします。

これから迎える過酷な夏をマスクレスで乗り切るためにも、毎日のスキンケアに炭酸コスメを取り入れて、気分も肌も巡りを高め、夏バテを乗り切りましょう！

数多ある化粧品メーカーが多種多様な商品を販売する中で、どのメーカーがどの成分に強いのか、どんな研究に力を入れているのかを知る手がかりのひとつとして、「その成分の研究成果や知見紹介に特化したサイトがあるかどうか」が挙げられると思います。私がかつて在籍したメーカーでも、とある美容成分の研究は日本一と誇っていて、研究の歴史や成果、知見についてまとめたサイトを大切に運営していました。

花王の「炭酸美容Lab．」もそんなサイトのひとつ。日本を代表するメーカーである花王の炭酸研究、炭酸の美容への効果が紹介されているサイトになります。見れば、炭酸研究の歴史は1980年代に遡るとのこと。80年代といえば、ちょうどジャスフォー生誕の頃。「炭酸美容」という言葉が世に出るようになったのはこの20年弱という印象ですが、花王では40年も前から炭酸の効果に着目して研究を始めていたというから、その慧眼に驚きです。

さて、今回の「ソフィーナ iP リニュー ムース ウォッシュ」は高濃度炭酸100％の泡の洗顔料。炭酸系洗顔料は数多くあれど、花王の炭酸研究を知ってしまった以上、こちらをファーストチョイスにする以外ありませんね。毛穴よりも小さい高濃度炭酸泡で皮脂汚れをオフしながらやさしく洗い上げ、次のスキンケアのなじみをよくします。
ジャスフォー世代の初期エイジングで、くすみがちな方、毛穴が気になる方に特におすすめしたい。洗い立ては、マッサージ後や湯上がりのような明るく上気した肌に。そして毎日の洗顔を続けることで肌のノイズが気にならなくなっていくのを実感するはずです。泡立ては不要で、すすぎの泡切れも良いので、時短を求めている方も必ず気に入ってくださること請け合い。

日本随一とも言える花王の炭酸美容、血流研究の粋。この夏はぜひその肌で試して、違いを堪能してみてください！

撮影／渡辺修身　取材／稲益智恵子、田路暢子 ※情報は2023年7月号掲載時のものです。