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間宮祥太朗さん「自分の出演しているドラマを観て泣くことも」【インタビュー後編】

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間宮祥太朗さん「舞台が久々すぎて、若干怖さも……」

舞台『ツダマンの世界』に出演する間宮祥太朗さん(29歳)

――間宮さんご自身が、自分の中のナルシシズムを感じるのは、どんな時ですか?

うーん、どういう時ですかね……自分の出演しているドラマを観て泣くっていうのは、なかなかのナルシシズムじゃないかなと思います(笑)。『ナンバMG5』の後半、9話とか10話あたりは、観ていて結構ぐっときました(笑)。

――私もぐっときました! 今回の共演者の皆さんの印象はいかがですか? 阿部さんとも、ツダマンと結婚することになる戦争未亡人役の吉田羊さんとも、初共演だそうですが。

はい。阿部さんは、たぶんこういう方だろうなっていうイメージがないというのが、僕の印象です。なんかこう、謎の人というか、掴みどころがないというか。だから、どういう方なのか全然想像がつかないし、実際にお会いして話したとしても、掴めないんじゃないかと思っています。吉田羊さんも、前にちょっとご挨拶させていただいたことがあるだけで、今回まだお会いできていないんです。なので、すごくしっかりされていて、でも砕けた部分もある方なのかなというのが、自分の今の勝手なイメージです。

――今回の共演者で、ほかに特に気になる方がいたら教えてください。

(皆川)猿時さんですね。前にドラマで共演した時の猿時さんもすごかったんですけど、今回は舞台ですから。色々な人から「あの人はヤバい」とか「怪物だよ」と聞いていますし、松尾さんも「あいつ、稽古場で笑わせることしか考えてないから」とおっしゃっていたので、すごく楽しみにしているんです。大人計画の元研究生だった矢本(悠馬)からは、「猿時さんに限らず、大人計画の人たちはマジでカルチャーショックを受けるくらいヤバい。爪痕残さないと、俺は消えると思った」と聞いていて。俺は研究生じゃないから、心持ちはだいぶ違うと思うんですけど、呑まれないように頑張ります。葉蔵としては、どっちかというとツダマンを呑んでいかないといけないですからね。

――大人計画からは、ツダマン役の阿部さん、その友人の作家・大名狂児(だいなきょうじ)役の皆川さんのほかに、葉蔵の世話係の強張一三(つよばりいちぞう)役の村杉蝉之介さんも出演されますね。

そうなんです。考えたら俺、昔、グループ魂(95年に大人計画のメンバーが結成したコントロックバンド)が好きだったんですよ。「君にジュースを買ってあげる♡」が激流行りした頃に興味を持って、10代の頃にライブを何回か観に行ったんですけど、やっぱり衝撃を受けましたね。『少年メリケンサック』(宮藤官九郎氏の脚本・監督による2009年公開の映画)とかも、劇場に観に行ったりしていました。

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