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【女子アナ対談】50代を迎える馬場典子さんの境地とは? 大島由香里さんの40代からの課題とは?

本誌STORY2月号では、馬場典子さんと大島由香里さんという2人のアナウンサーの本音トークが炸裂!
(P.152~『40代シングルふたり、ホンネの話』)
仕事のことからお金や恋愛まで、仲良しな2人だからこその楽しいお話。
本誌に収まりきらなかった対談の番外編をこちらで特別にご紹介します!

先のことを考えすぎず今を大切にしたい… by 大島由香里さん

大島さん(以下、敬称略) 先日、占いの番組で「これから子どもを育てていくうえで、勉強やお金のことなど不安ばかり…」と相談しました。すると、星ひとみさんから「未来の不安ばかり考えていて、今をないがしろにしている」とご指摘を受けて、ハッとしました。本当にそのとおりだと…。

馬場さん(以下、敬称略) “案ずるより産むがやすし”と言うしね。相談した後は、お子さんへの接し方は変わったの?

大島 〈ちゃんと今を大事にしよう!〉って、変えようと思っているんですけれど、一朝一夕には上手くいかないこともあります。子どもの勉強を見ていて怒っちゃうこともあって、頭ではわかっているのに…心に余裕がないのかもしれない。

馬場 〈やってしまった…〉と思った時はどうするの?

大島 「ごめん!」と言って、めちゃめちゃスキンシップします。「ママ。チュッチュしないでー!」って言われちゃうんですけれどね。

馬場 可愛い!

大島 子どもは、いつかは離れてしまうのだから、自分にとっても今しかないと思っています。でも、子どもが自立した後のことを考えると、また暗黒に陥ってしまう…。

馬場 そこは〈自由になるぞー!〉ではないんだね。〈飲むぞー!〉でもないんだ。それこそ、やっぱり考えないほうがいいのかもしれないね。

大島 自分の将来といえば、私、世界中どこにいても稼げる人になりたいです。住所不定に憧れちゃう。

馬場 ‟女・寅さん”ね。どこでも生きていける人には憧れるよね。英語はそんなに得意ではないけれど、私も海外に行きたい! 海外だと不思議と人見知りしないの。

大島 私もです!

馬場 日本だと、つい人の目が気になっちゃう。みんなきっちりしているからか、人に迷惑をかけちゃいけないと思っちゃうんだよね。

大島 人にどう見られているか、考えちゃいますよね。

〈社会の役に立ちたい〉と思う気持ちが強くなってきた… by 馬場典子さん

馬場 海外を放浪するのも素敵だけれど、中尾ミエさんみたいにコミュニティを作るのも憧れるなあ。

大島 中尾さんが経営されているアパートの話、私も聞いたことがあります。ご自身の家の敷地に作られているんですよね。

馬場 そう。中尾さんが応援したいと思う若者が入居しているのだとか。アパートから引っ越していった人ともつながりは続いていて、一緒に集まってバーベキューをしたり…。まるで家族みたい。

大島 外国っぽいですね。

馬場 若者同士のコミュニティもできるし、いい経験になりそう。

昔の駄菓子屋みたいに、みんなが集まる場所を作るのもいいね! 若い頃は、仕事で役に立ちたいという気持ちが強かったけれど、そろそろ50歳になろうとしている今は、社会の役に立ちたいという思いのほうが強くなってきたかな。

大島 コミュニティで助け合うのは素敵ですよね。私は人に頼ったり寄りかかったりすることが苦手で…。

馬場 撮影中も絶対に私に寄りかからなかったしね。カメラマンから「馬場さんに寄りかかってみてください」と言われたのに…(笑)。

大島 20代から30代前半までは今以上に人見知りだったので、どう話していいかも分からなかった。40歳が近くなって、ようやく解放されてきたように思います。すごく勇気がいるのですが、テレビの共演者の方に「インスタ用に写真撮っていいですか?」と聞いたり。言わない後悔より少しでも次に繋げよう!って。

「大丈夫です」ばかり言っていないで人に頼ることも大事… by 馬場さん&大島さん

馬場 でも、私も人に頼るのは苦手。この前も、法螺貝の先生が「荷物、持とうか?」と言ってくれたのだけど、迷惑をかけちゃいけないと思って「大丈夫です!」と返しちゃった。でもその後、階段を登りながら〈もしここで私の体勢が崩れたら、下にいる先生に逆に迷惑をかけてしまうのかも?〉と思ってしまった。

大島 「持つよ」って言ってもらえたらいいんですかね?

馬場 難しいよね。でも私たちも誰かの役に立ちたいと思うし、「〇〇しましょうか?」と言うじゃない? それに対して「ありがとう!」って言ってもらえたら嬉しい。

大島 いざ自分となると、それが迷惑をかけているように思ってしまうんですよね。

馬場 【遠慮(迷惑かけたくない)】と【配慮(ありがたく思う)】は違うよね。どちらも相手を慮っていることは変わりないのだけれど。さっきの話だと「持とうか?」という相手の厚意を断っていることになるわけで。

大島 なるほど! 頼り、頼られることでお互いハッピーになれるんですね。

馬場 頼れば受け止めてくれるよ! 大島さんのYouTubeのフォロワーと一緒よ。

大島 〈頼らない!〉という気持ちが原動力になっていることも否めないのですが…。

でも40代からは“誰かの肩に寄りかかれる人になる!”が目標ですね。

 

*本誌STORY2月号『40代シングルふたり、ホンネの話』(P.152~)もぜひご覧ください。

 

馬場典子さん
1974年東京生まれ。日本テレビでは局を代表する数々の番組を担当し、‘14年よりフリーアナウンサーに。テレビ、ラジオ、インターネット番組、執筆、イベント司会、大学教授など幅広く活動中。

大島由香里さん
1984年神奈川生まれ。フジテレビ入社後、主に報道番組を担当し、‘17年フリーに転身。現在はテレビ、ラジオなど幅広く活躍中。写真集『モノローグ』は4度の重版を記録し、YouTubeチャンネル「大島由香里に乾杯!」も人気。

撮影/平井敬治 ヘア・メーク/森ユキオ(馬場さん)、陶山恵実(大島さん)[ともにROI] スタイリスト/乾 千絵(馬場さん)、山本有紀(大島さん) 取材/竹永久美子 撮影協力/EAT&PLAY WORKS

STORYライター・竹永久美子 中3女子と小5男子の母。スーツ一辺倒だった外資系医療営業から専業主婦時代を経てライターに。”いまを思いっきり楽しむ!”をモットーに、ファッション・美容・ヘルスケア、あらゆるジャンルの新しいものに挑戦する6年目ライター。JuniorSTORYでは、思春期の子を持つ親としてなにが正解か? 取り巻く社会が変わる中で親も変えるべきことを学び、発信している。
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