Lifestyle特集

子供の手が離れたら、女友達と行きたい旅トルコ3

イスタンブール編 前編 後編 はこちら

20年ぶりの女子旅再開第一弾、更に詳細を決めるべくみんなで話し合った結果、初めて来たトルコを最大都市イスタンブールだけでなく、国内移動して更に楽しんじゃう編に決定。

若いころに制覇したとりあえず押さえておきたいメジャーな国は、いつも忙しかった記憶が…。パリならエッフェル塔にルーブル美術館、ニューヨークならとりあえず自由の女神に5番街ショッピング。ハワイだって子供にいろいろ体験させたくて、ついオプショナルツアーを入れたりして。

今回は世界遺産スルー、好奇心と楽しいが先行型の大人女子旅。

トルコに行先を決めたとき、エアをフラッグシップであるターキッシュ エアラインズ(*1)に決めた理由の一つが国内移動する旅行だから。イスタンブールのアタテゥルク空港からトルコ国内はおろかヨーロッパへの移動は本数が多く一番便利。最初はヨーロッパのいったことのない国をどこかもう1カ国いく?なんて案もあった私たちは、まずイスタンブールを窓口に旅行を組もうということに。

結果、素敵なホテルに雑貨ショッピング、フォトジェニックな場所や憧れのエーゲ海、美味しいごはんがすべて叶うイスタンブールから始まる国内移動旅に決定したのでした。  
朝一番でアタテゥルク空港国内線ターミナルへ。国内線のラウンジで軽食がいただけます。パンはトルコ版ベーグル、スィミットを。ドイツのプレッツェルを柔らかくしてゴマを振りかけた感じの香ばしいパンです。隣に自動トルコ式コーヒーメーカーを発見。チャイばかり飲んでいたので、コーヒーにもトライ。かなり細かくグラインドされた粉を煮だしたコーヒーは濃い!とにかく濃くて粉っぽい。これにしっかりお砂糖を入れて飲むらしい。ぼーっとしていた頭もしっかり目が覚めました。
国内線に搭乗後、配られた可愛いミールボックス。これ実はかなり特別なのです!私たちがトルコに行ったのはちょうどラマダン(断食)の時期。日没まで食事がとれないイスラム教徒のために、いつもならトレイでサービスされる軽食をお持ち帰りでき、日没以降にどうぞという航空会社の嬉しい心配り。

イスラム教のしきたりであるラマダンについて少し知識があったものの初めての体験。ちょっと怖くもあり好奇心もあったのですが、トルコの人々は思いのほか柔軟で、人によっては戒律を厳しく守る人、自分なりに解釈して断食を行う人がいました。中にはイスラム教だけどといいつつ、お酒も嗜む人も!国によってはかなり厳しいとのことですが、イスラム文化にあまり親しみのない初心者マークだけど少しその空気を味わいたい私たちにとって、政教分離のトルコは最適な国なのかも!

イズミール空港に到着後、約一時間で到着した海辺の街アラチャトゥ。
ここにはイスタンブールにない穏やかな空気とエーゲ海で取れた美味しい魚介、沿岸で採れる果物を加工したジャムや名産であるオリーブ関連の雑貨がたくさん。都会にはないリラックスムードでリゾート気分を味わえます。久しぶりの女子旅で最大都市イスタンブールを興奮気味に満喫後、徐々にクールダウン。まず日本ではなかなかお目にかかれない生から蒸したムール貝とトルコビール、エフェスで乾杯!ここから大人女子の癒し旅へ!
アラチャトゥにたくさんある可愛いお店にはいろいろな香りのオリーブオイルベースの石鹸や沿岸で採れた果物を加工したジャムが売られています。
エーゲ海や地中海に面するトルコはオリーブの木や実を加工したものが作られており、カッティングボードもたくさん。日本より物価が安いので、ぜひゲットしたいもののひとつ。


メインストリートにはアイスクリームやトルコのあまーいシロップ漬けドーナッツ、ヨーロッパ随一の生産量を誇るさくらんぼが量り売りされていて、食べ歩きが楽しい。
トルコではエーゲ海、地中海沿岸をはじめ各地で葡萄が栽培されています。
トルコでしか生産されていないブドウ品種も多く、それで作られたワインはほとんどがイギリスをはじめとするヨーロッパに輸出されていて、日本ではあまり手に入らないとか。お酒を嗜む大人女子としては、だったらぜひとも試飲させてもらいましょうということで、ウルラワイナリー(*2)を訪ねることに。

広大な敷地に近代的な建物には2rooms Hotelという名前のとおり、2部屋だけの宿泊施設も兼ね備えている素敵なワイナリーです。靴についた土などが醸造施設にはいらないよう、まずは靴カバーを着用。数えきれないくらいのたくさんの樽がお出迎え。徹底した温度管理をされている地下の施設は圧巻です。

施設見学のあとには楽しみにしていた試飲を。
こちらで生産されている赤、白、デザートワインなどをソムリエのおすすめ順に試飲させていただけます。少し口に含んで飲むごとにお水で口を注ぎ、次のワインへ。ワインに詳しくても詳しくなくても、仲良しの友達とこのワイン好み~とかこっちのほうが好きだなと言い合うこの時間がなんとも楽しい。ワイナリー訪問とテイスティングなんて若いときには旅行のプランに入りようがなかったなぁ、大人になるって素敵と思ったのでした。

歴史的建造物や美術館もいいけれど、その国の人たちが暮らす街にいき、街並みを眺めながら、その土地のものをいただくのは、とても楽しい。一気にその土地に近づいた感じがします。

そこで本日の最終目的地、セフェリヒサルの町へ。

ここはスローな生活と環境を尊重して、住みよい都市文化を提唱する街=チッタスローシティにトルコで初めて登録された街。スローシティって何度か耳にしたことはあったものの実際に行ったことはなく初訪問。スローフードスローライフを提唱しているこの街は時間がゆっくり過ぎるような何とも心地よい空気感、つい呼吸が浅くなってしまう都会にない、ゆっくり深く呼吸できるような穏やかさです。

お昼間なのに人通りが少なく、通り過ぎる人はみんなニコニコ優しそう。白い壁に色とりどりの窓枠やカラフルな花は、トルコというよりはヨーロッパ色が濃い気がします。ここはどこ?と思わせてくれるくらい非日常感漂う優しい街。

ドアや窓のディテールや床のタイルの模様も可愛すぎました。このタイル持って帰りたいと何度思ったことか。レストランではのんびり夜の仕込みをする可愛いおばさん。作っているのはごはんに葡萄の葉を酢漬けしたものを巻いたサルマという郷土料理です。スローシティのシンボルはカタツムリ。街のいたるところにカタツムリを使った看板やオブジェがありました。世界中のスローシティにいけばいろいろなカタツムリに出会えるはず。

イスタンブールから1時間ちょっと飛行機で移動するだけで、まるで別世界。日本だって東京と京都がまったく違う街並みであるように、首都だけいってしまいがちな海外旅行だけど、違う街に行くことによって同じ国を違う感じ方でいろいろな方向で楽しめるねと再確認。一人なら心細い国内移動も、移動でさえ楽しい女子旅のおかげで充実度が増します。

(*1)ターキッシュ エアラインズ
https://www.turkishairlines.com/ja-jp/

(*2)ウルラワイナリー住所 8028 Sok. No:12 Kuşçular Köyü – Urla – İzmir – TÜRKİYE
電話 + 90 232 759 01 11
http://www.urlasarapcilik.com.tr/en-US

近藤由佳子
FROM近藤由佳子 ロンドン・NYの海外生活から帰国後、STORY編集部でスタイリングもこなすインテリアライターとして社会復帰し4年目。目下の愉しみは観劇とインテリアショップ巡り。実は帰宅と同時に毎日ビールを開けてしまう“マイホーム酒豪”。家族構成は夫・高校生の娘・ブラウントイプードル。
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