ゆるっと続けているグルテンフリー。
かなりの敏感肌で体調が悪いとすぐに肌に吹き出物が出てしまう私。モデルさんのアドバイスで小麦を抜く食事法=グルテンフリーを始めてから、そろそろ4年になるのかな・・・おかげで肌荒れすることが少なくなり、体重の増減もあまりなくなったような気がしています。
パン、スイーツ、揚げ物など小麦を使った料理って結構多いので、グルテンフリーを続けようと思うとハードルが高いとか、メニューが限られてしまう、と思われがちなのですが、コツを掴めばわりと何でも食べられちゃいます。
ただ、麺類だけは難しく、とくに夏場の素麺や冷やしうどんは原材料がほぼ100%小麦のものばかり。口当たりが良くておいしいのはわかっていても避けるしかなく、最後に食べたのいつだっけ?と思うくらい口にしていなかったのです。
そんな私を見兼ねた小6の娘がネット検索をして「米粉を使ったグルテンフリーうどん」を作ってくれました。
というのも、夏休みにはうちの子が毎年挑戦している食育コンテスト(気になる方は「ハットリ・キッズ・食育クッキングコンテスト」で検索してください)があり、そのメニュー提案として地元の郷土料理「小平糧うどん」を米粉で作れないものか・・・と思いついたよう。
※小平糧うどんとは、東京西東京地区の名物。「田無」という地名があるように、昔から水が乏しい地区だったため田んぼがほとんどなく、年末年始や祝いごとのある時には、地元で収穫された地粉で手打ちうどんを打つ風習がありました。
あれやこれやとネットで調べていた時にたまたま見つけたらしいのですが、これが意外とおいしくてびっくり。
ただ、米粉で作るのでコシがあまりなく、すぐボツボツと切れてしまうのが難点。
コンテストのメニューということもあり、夏休みで時間の余裕があったということもあり、これを自由研究にしてしまおう!と、切れない米粉うどんを目指して試行錯誤の日々が続きました。
でも、手打ちうどんって難しい。
しかも、それを米粉で作ろうとしたので更に難度が高く、米粉と水分の配分や寝かし時間の調整を試す日々が続きました。おかげでこの夏はうどんをたっぷりと食べられたのですが(苦笑)
なかなか納得のいく出来栄えにならず「もうダメだ、あきらめよう!」と娘を説得したのですが、頑として首を縦に振ってくれません。
頑固ものは親譲り?と親の方が匙を投げかけたとき、ようやくコシのあるつるりとした米粉うどんレシピが完成。やればできるものですね。本人も納得のレシピが完成し、郷土料理と地元の歴史にも触れることができて、いい自由研究となりました。
夏休みの自由研究というと、化学実験とか植物や昆虫の観察とか理系の研究が多いと思いますが、子どもが興味を持てることであれば、歴史でも、美術でも、食育でもなんでもいいと思います。
親がサポートできる、一緒に学べる経験は小学生の間だけかもしれないですしね。
わが家にとっては、小学校最後の夏休み。楽しい思い出の一頁となりました。